台湾駐在員報告
2019年1月 社会・時事 駐在員 : 内藤 晴仁
台湾グーグルは「2018年の流行語(Year In Search 2018)」を発表した。
これによると、2018年に台湾で最も検索されたキーワードは「世界杯(ワールドカップサッカー(以下「W杯」という。))」であった。4年に一度開催される世界の祭典に、多くの人がテレビに釘付けとなり、外ではサッカーくじの結果に一喜一憂する姿が報道されていた。サッカーへの関心はあまり高くない台湾であるが、こうした光景を見ると台湾のW杯出場を期待、応援したくなる。
4年に一度と言えば、台湾の統一地方選挙(4年に一度実施)関係がトップ10のうち4つ選ばれた。直接選挙でリーダーや政策を決める今回の選挙は今年の一大事であり、投票のためにわざわざ戸籍地へ戻る台湾人もいるほどである。
キーワードとしては、「中選会(中央選挙委員会 5位)」「公投(住民投票 7位)」「開票(10位)」等のほか、別に取り上げた「韓国瑜(8位)」もしっかりとトップ10に入っている。
改めて見ると、HPや新聞のトップ記事を飾った話題や行事ばかりである。2019年は、より明るい話題が上位を占めることを願っている。
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