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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2002年10月 政治
駐在員 : 岩城 徹雄


シンガポール、新たにテロ容疑者を逮捕

    アメリカで起きた同時多発テロから1年が経過したが、シンガポールでは犠牲者の追悼の会が開かれたり、インドネシアでは在ジャカルタ・アメリカ大使館が9月11日に閉鎖されたりするなど、東南アジア各国でも緊張が続く状態にある。
    シンガポールでは昨年末にテロ容疑者が逮捕されたが(02年1月のトピックス参照)、シンガポール内務省の発表では本年8月16日にもテロ活動の容疑でイスラム過激派グループ「ジェマー・イスラミア」の元・現メンバー19人、フィリピンの過激派組織「モロ・イスラム解放戦線」関係者2人、計21人が逮捕された。捜査当局は、昨年末に逮捕したジェマー・イスラミアのメンバーらから情報を得て今回の逮捕につなげたとのこと。
    9月に公表された内務省の資料では、今回逮捕された容疑者の中にはアフガニスタンにあるアルカイダの基地での訓練の経験を持つ者もいる。逮捕時に押収されたフィルムには、シンガポールとマレーシア国境に設置された送水パイプのほか、貯水池、水処理工場、化学工業団地などが映されている。これらの施設にテロを仕掛けることで、両国の間でもめる水の供給問題をつき両国の関係悪化を狙ったり、シンガポール国内の中国系住民とマレー系住民の対立をあおったりする目的があったのではないかと見られている。
    内務省では、今回の逮捕で国内のジュマ・イスラミアの組織は壊滅に近づいたとしているが、マレーシア、インドネシア、タイにも関係者が広がっていると、周辺国にも警戒と連携を呼びかけている。


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