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中国駐在員報告

2006年10月 経済
駐在員 : 小杉 長生


     中国は国土が広いうえに、陸上交通が便利とは言えないため、空の交通が発達してきている。旅客を扱う航空会社は国内全土で18社あり、そのうち国際便を扱う会社は、中国国際航空(国航)、中国東方航空(東航)、中国南方航空(南航)、上海航空(上航)、海南航空(海航)、山東航空(山航)、深圳航空(深航)、厦門航空(厦航)の8社である。
    これらの会社は、経営主体から区分すると3つに分けられる。1つ目は、中央政府が支援している会社として、国航、東航、南航及び山航がある。2つ目は、地方政府が支援している会社として、上航、厦航がある。3つ目は、深航などの民営の会社である。
    なお、中国における4大航空会社とは、国際便では国航、東航、南航、上航であり、国内便では国航・東航・南航・海航である。
    また、中国国内には168ヶ所の空港がある。

    以下、最近、報道された航空会社及び空港関係のトピックスをいくつか紹介する。

    @ 低価格路線で成長している民営の春秋航空は、2004年に設立され、今年上半期で初めて黒字計上をした。春秋航空のエアチケットは他社より36%安いため、他の国内航空会社の平均搭乗率が60〜75%であるのに対して春秋航空は95%を保ち、今年1〜8月の純利益が1,000万元に達し、保有機を新たに3機増やし、6機にする。(東方早報、広州日報、毎日経済新聞)

    A 中国国際航空はオーストラリアのカンタス航空とコードシェアを結び、シドニー・北京便で週3便を飛ばす。カンタス航空によると、中国とオーストラリアとの間の旅行者は過去3年の間に40%増え、将来は年間20%の増加が見込まれる。2008年にオリンピックが開催され、ビジネスや観光旅行の需要が増えため、今後は毎日運行を考えている。(新華社、北京商報、京華時報、中国民航新聞信息網)

       注 コードシェアとは、2社以上の航空会社が業務提携し、一つの便を運行すること。

    B 上海吉祥航空が上海から温州、青島、成都などの国内の各都市を結ぶ10路線を開設する。吉祥航空としてはビジネス客を対象と考えているため、ビジネス客の多い温州と上海を最初に運行する。(東方早報、中国消息網、毎日経済新聞)

    C 北京・瀋陽便を上海航空系の中国聯合航空が新たに開設した。今までは中国国際航空と中国南方航空がこの路線を独占していたが、中国聯合航空はそれらより1割以上大きい値引きを行い、市場の注目を集めている。(瀋陽晩報、中国航空網)

    D 山東航空が山東省青島とソウル、山東省煙台とソウルを結ぶ便を開設し、山東省と韓国間の利便性を高め、ビジネス客を取り込むことを考えている。(半島都市報)


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