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ヨーロッパ駐在員報告

2002年10月 社会・時事
駐在員 : 山口 幸博


ドイツ、ビール消費量の減少傾向止まらず

    ドイツの週刊誌「シュピーゲル」9月16日号によると、ここ数年のドイツ人のビール消費量の減少が一層顕著になってきたとのことである。
    1999年の消費量は約104億7,700万リットルに対して、2000年は約103億600万リットル、2001年には約100億8,500万リットルに減少している。これを1人当たりの消費量で見ると、ここ10年間で142リットルから123リットルに減少したことになる。関係者の意見では、近い将来に100リットルに減少するだろうとのことである。
    この減少の大きな理由は、若い人がビールの代わりにワインを好むようになったことにある。さらには、バカーディー・リゴやスミルノフ・アイスなどといったカクテルに似たアルコール入りの飲み物が、バーやディスコなどで人気を得てきたことも見逃せない。
    このため各ビールメーカーでは、ビールとコーラ又はレモネードを混ぜた新しい飲料水の開発に着手し始めた。この試みは、6年前にカールスベーグ・ブルベリー社で最初に行われたが、この時はビールの成分を定めた規制に抵触するということで、この会社は大きな批判を受けた。その後、規制も変わり、バーなどでも、ビール混合のアルコール飲料が多く出されるようになった。
    ちなみに、2001年と10年前の国別のビール生産量(発泡酒を含む)の比較資料を見ると、中国、タイ、ポーランドでは2倍以上伸びているのに対して、ドイツ、フランス、チェコ、オーストリアなどでは1割程度の減少をしているのがわかる。


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