中国駐在員報告
2000年12月 社会・時事 駐在員 : 今村理一郎
小学校一年生で I am a boy
上海市では、来年秋から小学一年生で英語クラスが開設され、全小学校の8割で英語が授業として取り入れられることになった。(三年生から英語授業は既に行われている。)一年生では、英語学習に興味を持たせることが目的なので、宿題は無く、評点もつけないという。しかし、教育熱が高い上海では、テープなどの教材購入、補習費など親の負担が増すほか子供にもかなりの負担増となる。また、上海のように標準語(北京語)を日常使っていないため、一年生から標準語の発音も勉強するので、あたかも2か国語を勉強するのと同じで、かなりの圧力である。また、他人事ながら英語の先生が充分に確保されるのか心配である。
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|