中国駐在員報告
2019年7月 社会・時事 駐在員 : 土屋 岳久
4月28日から北京市延慶区にて開催されている「北京国際園芸博覧会」(北京花博)の日本展示館に於いて6月8日から21日までの14日間、静岡県の特別展示を実施した。
メイン展示は石原和幸氏デザインのガーベラによる富士山を中心に伊豆半島や駿河湾、浜名湖等を配置して静岡県全体を表現し、その隣に茶室を設けることで、花の都及び茶の都である静岡県をインパクトある形で表現した。
また期間最初の7日間はヤマハのミニグランドピアノ「ディスクラヴィア」を使って静岡県展示の為にオリジナル編曲された『さくらさくら』の自動演奏と音楽に合わせたプロジェクションマッピングの放映を行った。加えて、茶香炉を使って緑茶の香りを漂わせることで、視覚、聴覚、嗅覚で静岡県を感じられる仕掛けを作った。
併せて静岡県と浙江省との友好関係を来場者にPRする為、同じく北京花博に出展している浙江省館にも協力を仰ぎ、静岡県のPRパンフレットを配布するとともに、SNSでの両県省写真投稿イベントを実施した。
静岡展示期間中の日本館への入館者数は90,784名であり、多くの方に静岡県の魅力を知り体験してもらうことができたことをありがたく思う。
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