東南アジア駐在員報告
2015年3月 社会・時事 駐在員 : 芦澤裕之
2月10日、11日の2日間、遠州観光ネットワークのシンガポールセールス活動に同行した。
訪問団は、JNTOでシンガポール市場のブリーフィングを受けた後、2日間かけてシンガポールの旅行会社3社にセールスコールを行った。セールスコールでは、事前に用意された英語のPR素材を使い、都会にはない遠州らしさをアピールした。
旅行会社の反応は様々であったが、遠州地域の観光素材(農業(米、野菜、フルーツ)、歴史、花、サイクリング)について、シンガポール市場でも受け入れられる、との手応えを感じることができたようだ。特に農業体験は反応がよかった。今後、ターゲットとなりそうなのは、教育旅行や、学校休暇(5月下旬〜6月中旬、11月中旬〜12月末)の家族連れになりそうだ。
ある旅行会社では、セールスコール中、12月の具体的なツアーに関する見積を依頼されるなど、訪問団はシンガポール流商売の早さに驚いていた。
また、訪問先では駅やホテルから観光地への交通手段について問われることが多く、訪問団はこうした情報の整理や、ホテルを起点とした体験プログラム作成の必要性を感じたようだ。
遠州観光ネットワークでは、帰国後、さっそく今回のセールス活動を振り返り、今後の活動計画を立て始めたと伺っている。当事務所としても、こうした地域ネットワークの活動を、引き続き、積極的に支援してまいりたい。
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