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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2008年9月 政治
駐在員 : 獅倉 浩


フィリピン・・・ディオスダド・マカパガル国際空港
(通称クラーク国際空港)第2ターミナル

    フィリピンの首都マニラの空の玄関口として機能しているのがニノイ・アキノ国際空港(通称マニラ国際空港)だ。同国から海外へ出稼ぎに出る人々が多いことも手伝い、出入国審査カウンターや搭乗発券カウンターにはいつも長蛇の列ができており、1時間以上並ぶことも珍しくない。
    実はこの慢性的な混雑の解消策として2002年の開業予定で第3ターミナルが建設され既に完成していたものの、出資金をめぐる法的紛争や、その後使用していなかったために天井が崩落するなどのトラブルが重なり、長らく開港されずに放置されていた。多くの航空会社からの苦情に2008年7月にようやく同ターミナルを開業し、年間処理能力2,450万人となったものの、いまだにコンピューターシステム等が整っていないことから本格的な稼動には至っておらず、主に国内線が利用しており、いつになったら本格稼動できるのか誰も分からない有様だ。
    そこで期待されているのが、ディオスダド・マカパガル国際空港(通称クラーク国際空港)に2010年12月末の完成が予定されている第2空港ターミナルである。現在稼動している第1ターミナルとあわせ約1000万人の年間処理能力。第1ターミナルを国内線専用、第2ターミナルを国際線専用とし、第2ターミナルの年間利用者数が500万人に達した時点で、第3ターミナルの建設に着手する予定である。
    マニラからは少し遠くなってしまうが、クラークとマニラを結ぶ中部ルソン高速道路が全面開通したことから、利便性も良くなっており、又マニラ一極集中の経済発展から同高速道路沿線地域の経済発展効果も期待できる。
    アロヨ大統領はディオスダド・マカパガル国際空港をニノイ・アキノ国際空港に代わるフィリピンの主要空港に発展させる計画を既に発表している。


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