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中国駐在員報告

2004年5月 経済
駐在員 : 小杉 長生


中国の平均年収

    中国人と同じ感性で生活できれば、非常に楽な(生活費が安い)生活出来るが、しかし、残念ながら日本人の感性を持つ私には難しいことがすぐわかった。
    味覚でも衣服でも考えは日本人とは大きく違う。(料理は油を使う料理が多く、衣服は縫製が曲がっているなど)
    では、中国人はどのくらいの収入で生活が出来るかといえば、
    2003年の被雇用者の全国平均年収は14,040元(1元約14円として 196,560円)で、02年の12,422元と比べ、13%増加している。
    地域別に見ると北京の平均は25,312元であり、業種間の賃金格差は広がる傾向にある。最も高い業種は金融業の61,713元(863,982円)、逆に最も低い業種は農林水産業の14,980元(209,720円)となっている。上位3業種は金融業以外に、IT・ソフト関連が53,010元、電力・ガス・水道の37,112元である。一方下位3業種は農林水産業のほかに、旅館・飲食業の16,530元、建築業の16,730元となっている。
    また、日系企業が数多く進出している広東省深センでは、労働者の平均年収は30,611元であり、月平均で2,551元で、過去と比較すると、25年前の1979年は月64元、95年には1,000元、01年には2,000元を超えるようになった。
    上海の状況は、人口の6.25%の100万人以上が年収10万元(140万円)を超えている。上海市労働・社会保障局から発表された企業の給与昇給ガイドラインでは、平均昇給率が9から10%、下限は3%に設定されている。上海の昇給状況は日本のバブル時代の給与状況に近い状況になっており、今の日本の状況とは大きな差がある。


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