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中国駐在員報告
2002年8月 行政
駐在員 ： 外山 敬三
５年間有効の訪問・就労ビザ発給、外資の投資を促進
中国政府は、外国の投資や優秀な人材を呼び込むため、投資額300万ドル以上の企業で働く外国人幹部などに対し、有効期間が最長５年間の訪問･就労ビザを発給することを決め発表した。これにより、現在Ｆビザでの連続滞在が半年しか認められていないのが１年間まで可能となり、有効期間も２〜５年と従来の一律３年から変更された。下記条件の一つに合致した外国籍者に入国と居留上の優遇措置が付与される。
１ 中国の省（部）級国家機関が招聘した高級顧問、並びに中央もしくは地方政府が外国と調印･契約した国家級・省（部）級科学技術協力プロジェクト、重点プロジェクト、人材交流プログラムに関わるハイテク、高級管理職
２ 中国国家と社会等に重大または突出した貢献をした人員及び政府間無償援助協議に関わる人員
３ 中国国家・省（部）級科学研究機構、重点高等院校（大学などの学術機関）が招聘した学術、科学研究チームのリーダー格の人員、及び関連機関が招聘した副教授、副研究員以上の職位もしくは同等の待遇を有する学術研究中核人員
４ 企業・事業単位の中で副総経理以上の職務もしくは同等待遇を有する高級管理職と重要専門技術人員
５ 中国の西部・中部地域の国家貧困扶助開発業務重点県に100万米ドル以上の投資、他の地区で300万ドル以上の投資をした投資家、もしくは上記条件を満たした外国企業・その他経済組織の派遣駐在管理職と専門技術人員
６ 国際重要科学奨を獲得した外国籍中国人とその他重要外国籍中国人
７ 上記人員の配偶者と18歳未満の子女。
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