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中国駐在員報告
1999年10月 行政
駐在員 ： 今村理一郎
中国の公休日、3日増える
中国政府は18日、「全国公休日法」の改正を発表した。それによると、公休日が年間3日間増えることになる。
5月1日のメーデー休暇を3日まで2日間延ばすほか、国慶節休暇を1日増やして10月1日から3日までとする。元旦と春節（旧正月）3日間の休日はこれまでと同じ。これら公休日が土曜と日曜に当たった場合は、翌週の月曜日と火曜日を振替え休日とすることとなった。
しかし、この通知に触れるまで中国にこのような法律のあることは全く知らなかった。今回の国慶節については、2か月位前から今年は50周年だからいつもより休みが多くなるという噂を聞いて、その真偽を確認していたが、9月20日を過ぎてもまだいろいろな説が飛交っていた。物流関係の企業は、業務の関係から9月17日時点で既に休みを関係者に連絡したとのことであった。そして、9月22日、新聞に今年の国慶節の休みはこうなりますと報道された。改革解放前の時代であれば、対象は国内企業、機関だけだからこれでもいいのだろうが、世界の国々の企業が進出している現在は、これでいいのだろうかといささか戸惑いというよりもあきれたというのが実感である。
因みに日本大使館は、10月1日から4日、当事務所は9月30日から10月4日、ある県内企業は、10月1日から7日（但し9日、10日の土曜、日曜操業）と休日はバラバラであった。
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