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韓国駐在員報告
2012年5月 その他 駐在員 : 澤井 亨
韓国の農林水産食品部は、ソウル大学経営研究所等と連携して行った調査の結果、世界の料理のなかでイタリア料理と日本料理が最上級(Aランク)の評価点を挙げたことを発表した。
この調査は、韓国料理を平成29年までに世界5大料理にするということを目的にした国家推進計画(平成21年策定)に基づいて実施された。
Bランクは、スペイン料理、フランス料理、中華料理、タイ料理で、韓国料理はCランク(第7位、73.2点)であった。
この結果を踏まえ、韓国料理世界化推進団は、「イタリア料理や日本料理を超えることを目標にせず、タイ料理や中華料理を上回ることを具体的な目標として世界化戦略を推進すれば、長期的には世界5大料理となることは十分可能」とコメントした。
〈韓国農林水産食品部による世界の料理ランキング〉 (100点満点)
| イタリア | 日本 | スペイン | フランス | 中国 | タイ | 韓国 |
評価点 | 80.1 | 78.3 | 76.7 | 76.3 | 75.8 | 75.0 | 73.2 |
ランク | A | A | B | B | B | B | C |
*料理、イメージ、価格、人的サービス、レストランの5分野39項目で評価。
A及びB、Cランクの基準は公表されておらず詳細は不明。
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