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中国駐在員報告
2014年2月 社会・時事
駐在員 ： 野村 芳一
１月９日の夜から湖北省武漢テレビ局の旅行番組「悠游天下」による静岡の観光ＰＲが始まった。この旅行番組は、静岡便を利用し、伊豆半島を中心とする行程を含む旅行商品を紹介するものである。15分間の番組を週1回４回に亘って放送する予定である。
観光振興課と当事務所は、昨年12月23日から30日に武漢から来静した「悠游天下」取材陣とその旅行商品を販売する武漢の旅行社の本県での取材に対して、支援を行った。
実は、この番組で静岡の観光ＰＲを行いたいという企画事体は、７月頃、一度武漢の旅行社を通じてＴＶ局を訪問した際に聞いていたのだが、予算の確保や実施した場合の効果について確信が得られなかったため、実現しなかったという事情がある。
今回、この番組の支援が実現したのは、ある上海の旅行社の静岡空港イン静岡空港アウトの定番旅行商品の行程そのものをＰＲするという内容となったからである。これまで、静岡空港の利用促進のために、旅行社に対して様々な働きかけをおこなってきた。中には団体の送客をしてくれた旅行社もあるが、いずれも単発であった。ところが、ついに静岡インアウトの旅行商品を定番化しようという旅行社が現れた。背景には中国の旅行事情を中心とした複雑な事情があると思うが、この商品が売れることが即静岡空港の利用促進につながることは、間違いない。当面、この商品が効果的に売れる方策を中心に活動したいと思う。
（www.soku.com で「悠游天下20140109」を検索し、視聴可能）
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