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中国駐在員報告

2017年9月 経済
駐在員 : 土屋岳久


 中国からの訪日観光客の形態は大きく分けて「団体旅行」「個人旅行(FIT:Foreign Independent Travel)」「クルーズ旅行」の3つがあり、このうち団体旅行と個人旅行には、訪日観光ビザの取得が必要となる。
 在上海日本国総領事館(管轄地域:上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省)によると、この3年間で個人の訪日旅行客が著しく増え、2014年には団体ビザと個人ビザの発給件数比率が7:3だったのが、2017年上半期には3:7に逆転したとのことである。
 一方で、中国大手旅行社である凱撒(カイサー)旅行社の担当者によると、クルーズ旅行は実質的にビザが不要であり、また航空機と比較して安価で、荷物量制限もない事から、煩雑な訪日観光ビザの取得を敬遠して、初めての訪日をクルーズ旅行にする人がここ数年で顕著に増えているという事である。
 実際に、上海のクルーズ船発着港である呉淞口国際クルーズ船埠頭では、2017年に予定されている年間の寄港船数が2012年の約7.5倍になり、そのほとんどが日本へ行く船であるとのことである。
 中国では、十年一昔ならぬ、一年一昔ともいえる速さで経済や文化が変化し、旅行の嗜好も多様化しているため、現地の情報をこまめに入手して、中国人旅行者のニーズをつかむ活動をしていく。


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