東南アジア駐在員報告
2015年7月 社会・時事 駐在員 : 芦澤裕之
6月22日から24日にかけて、タイの旅行会社11社へのセールス訪問を行った。また、6月25日には、タイFIT(個人旅行)フェアの併催セミナー・商談会に参加し、静岡観光のプレゼンテーションと、旅行会社、メディア14社との商談を行った。
今回の商談には、遠州鉄道にも御参加いただき、西部地域の観光地、ホテル、交通の紹介や、モデルコースの提案などを行っていただいた。
昨年度(26年度)、旅行会社向けには、タイにおける知名度不足を勘案して、ゴールデンルート沿線、特に東京からの日帰り圏内を中心としたモデルコースの提案を行った結果、雪遊び、修善寺、河津桜などをテーマとした、東部・伊豆地域の旅行商品の造成に漕ぎ着けることができた。
旅行会社は、消費者の注目を集めるため、常に新しい情報を求めている。今回、遠州地域のPRを行うことにより、新しい静岡の観光地の提案をすることができたことは、非常に意味がある。
西部地域の素材で、旅行会社から強い反応が返ってくるのは、浜松フラワーパークの桜とチューリップの写真、イチゴ狩り、天竜浜名湖鉄道であった。特に桜とチューリップを一緒に、ソンクラン(4月のタイの大型連休)の時期に見られることが、大きなセールスポイントになることは間違いない。
私からは、本県でできるアクティビティとして、富士山周辺での熱気球体験や洞窟体験、遠州地域でのファームステイを紹介したところ、各社で強い興味を示された。また、訪日教育旅行に対するニーズも膨らみ始めていることが分かった。
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