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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2004年5月 経済
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール 経済成長率急回復 中国、インドに次ぐ高成長も視野に!

    米大手投資銀行のJPモルガン・チェースは先月12日、シンガポールの2004年の国内総生産(GDP)成長率予測を5.6%から7.1%に上方修正した。同日、シンガポール通産省は、第1四半期のGDPが前年同期比7.3%と大幅に伸びたと発表している。年率換算(季節調整済み)の前期比では11.0%となり、2000年第4四半期以来の高い伸び率を記録した。輸出主導による製造業の力強い伸びが寄与したと分析しており、併せて、今年通年のGDPを当初予想の3.5〜5.5%を上回るとした。
    JPモルガンは「当社が予想する通りとなれば、中国とインドの次に、アジアで一番成長率が高いことになる。」としている。
    シンガポールは昨年新型肺炎SARSで打撃を受け、通年の成長率が1.1%と、アジア主要国・地域の10か国・地域(*1)の中で最も低かった。今年は急回復すると見られている。
なお、世界銀行及びアジア開発銀行が発表したシンガポールなどの2004年の経済成長見通しは次の通りである。
シンガポール
タ イ
マレーシア
中 国
地域全体
世界銀行
(4/21発表)
5.6%
7.2%
5.5%
7.7%
6.3%
(東アジア)
アジア開発銀行(4/28発表)
5.6%
7.2%
5.8%
8.3%
6.8%
(10ヵ国)
2003年実績
1.1%
6.7%
5.2%
 9.1%
 5.7%
(東アジア)

* アジア主要国・地域の10ヶ国・地域…中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、インド


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