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ホーム > 組織別情報 > 知事戦略局 > 広聴広報課 > 県政さわやかタウンミーティング > 県政さわやかタウンミーティング2019 カテゴリ一覧 > 開催状況(くらし)

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県政さわやかタウンミーティング

令和2年2月27日
県民生活局長

主催者

部局

くらし・環境部

所属

県民生活局多文化共生課

開催日時

令和1年06月21日 (金) 15時〜16時30分

会場

静岡県庁別館9階第1会議室 (静岡市)

名称

県政タウンミーティング

テーマ

多文化共生〜外国人も暮らしやすい静岡県を目指して〜

開催目的

県内に生活する外国人留学生と情報交換や意見交換を行って今後の多文化共生施策の参考とする

参加者

参加団体名 学生

大学生

17人 男 7人 女 10人
合計 17人 男 7人 女 10人

対応者

県民生活局長 多文化共生課長

開催結果概要

開催方法
(方法・次第等概要)


1 開会の挨拶(局長)
2 静岡県の取組説明「静岡県における多文化共生の取組」(多文化共生課)
3 意見交換

意見件数

28件(担当事業 4件、担当事業外 24件)


発言者数

17人

意見概要

○静岡を留学先に選んだ理由
・2年間、岐阜の日本語学校で2年間勉強したが、スリランカ人が多くて日本語力が伸びず、大学進学できなかった。そこで、スリランカ人が少ない国際ことば学園にくるため静岡に来た。
・留学で日本を選んだ理由の一つは、おしん。おしんはこどものころから一人で何でもできる。スリランカ人より日本の女性のほうが強く素晴らしいと思った。二つ目の理由は、英語の先生を8年間やっていたが、今後、新しい言語(日本語)を勉強して、もっと多くの人とコミュニケーションを取りたいと思ったから。日本の中で静岡を選んだのは、漢字を勉強していたとき、「静か」という勉強をしていたとき、「静岡」は静かというイメージを持ち、東京ではなく、静かに勉強したいと思ったから
 ・富士宮の語学学校には、ムスリムが多くいて、住みやすいかなと思って静岡県を選んだ。ム  スリムが日本に長く住むときに困るのはハラルフードだが、ハラルフードも見つけやすい。
・留学先を探すとき、富士山がある県ということで静岡を選び、2016年、静岡の日本語学校に来た。実際に住んでみたら静岡が好きになり、大学も静岡を選んだ。就職も、その先もずっと静岡に住みたい。
・静岡に来たのは日本大学に入るため。日本大学は日本で一番大きい総合大学で、日本で一番経営者を輩出している大学。
・静岡県を留学先として選んだ理由は、生活しやすい。東京は外国人が増えて競争が厳しくてストレスが多い。のんびり生活して勉強したいと思い、静岡に来た。
・親戚が静岡に住んでいたので静岡を選んだ。中学校を卒業して1か月、静岡で生活したことがある。
・静岡県を留学先として選んだ理由は、県立大学のHPを見て、自分が勉強をしたい学部があったから。
・中学2の時の担任の影響で、中学の頃に日本の小説を読むようになった。日本の小説に出てくる日本の生活などに関心を持ち、日本に行きたくなり、高校で日本語の勉強をし、更に東京の日本語学校で留学して勉強した。静岡県を選んだのは、「伊豆の踊子」を読んだことがきっかけ。
・静岡に来たのは静岡大学で勉強したかったから。静岡は東京と名古屋に近いから、就職活動するときにお金を節約できると考えた。
・静岡は暖かく、富士山があるから選んだ。富士山はとてもきれいだと思う。
・大学では教育学を勉強している。今後、ますます多文化共生が進み、外国人の子供が増えていくが、外国人の子どものことが分かる外国人の教師が少ない。外国人子供に対する教育が大切だが、外国人で教育を目指す人は少ない。全国で教育学部を持っているところは少なく、留学生が教員になれるのは静大だけ。だから自分は静大を選んだ。しかし、県教委に聞いたら、日本人と同じ正規の職員にはなれなず、非常勤にしかなれないということが分かり残念。
○県民との交流
・親善大使として、静岡の人に母国のことを伝えたい。
・2019年4月に新しい在留資格が創設され、静岡にも外国人が増えるかもしれない。現在、日本人の人口は減少していて、公務員の人数も減っているなかで、多くの外国人の各種手続きに対応するのは難しい。今後ますます外国人通訳者が必要となることから、留学生として、医療通訳、役所での翻訳・通訳業務に貢献したい。
○ 静岡県への要望
・留学するとき、静岡についてインターネットで調べようとしたがほとんど情報を得られなかった。もっとインターネットで、どのような街なのか、どのような日本語学校、大学があるのか、日本語・英語のどちらで勉強できるのかなど情報発信したほうがいい。そうすればもっと学生が来る。
・病院の予約が難しい。すぐ体調を崩してしまうのだが、熱が出て病院に行きたくても、混んでいると明日の予約になってしまう。何とかして欲しい
・静岡県への要望として、外国人に日本語で情報を届けられても、理解できないので、外国人に
情報発信する時には分かりやすくしてほしい。やさしい日本語など。
・夜は警察が多く、連続3日間、夜、警察に呼び止められて、どこに住んでいる、在留カードを見せろなど、時間がかかった。自転車に防犯登録をしているので、自転車から情報が得られるようにしてほしい。
・日本の留学生制度は良いと思うけど、来日後のアパートと銀行審査に問題ある。留学生というとアパートを断られる。外国人留学生に対する(悪い)先入観がすごい。先入観をなくすよう指導して欲しい。
○ 県以外への要望
・静岡は、地下鉄がないところが不満。公共の交通機関が少なく不便。それにタクシーは10分以上早く予約することができない。中国だったら、いつでもタクシーの予約できる。タクシー会社はもっとフレキシブルに対応して欲しい。
・生活で困るのは、ごみ箱がないことが困る。中国では50mでも一つ。日本は綺麗な国なのに、ごみ箱がない。ごみ箱が多く設置して欲しい。
・自分の国にはUberがあり、移動に便利。東京では導入されていると聞いたが、静岡にもそういうサービスがあったらよい。
○ 将来の夢、抱負
・将来は、日本の伝統文化等をスリランカで体験させてあげられる先生になりたい。
・将来は静岡でビジネスをしたいと思っている。インドネシアでも小さいビジネスをやっている。
・将来の夢は2つ。一つは日本で受けた教育の知識を生かして、日本語学校の外国人向けの日本語教育に携わること。もう一つは、母国で、中国とモンゴルの教育について勉強したが、その知識と日本での留学経験を活かし、中国と日本、特に中国の内モンゴルと日本の関係をつなぐ会社で仕事をしたい。
・将来は日本で就職したい。
○ 意見
・東京より静岡の人が優しい(病院、お店など)。
・日本人と外国人がお互いの文化を知らないと、喧嘩になるので、相互理解を深めるための活動が必要。例えば、日本人は時間を守る。約束の時間の10分前に来る。外国人はぴったりか遅れてくるのが普通。それを知らなければ、一方が嫌な想いをする。

施策への反映の方向性

外国人県民の地域社会への参画や日本人県民と外国人県民との相互理解を図り、安心して快適に暮らせる多文化共生の地域づくりを進めるにあたって、今回の意見を参考にする。

お問い合わせ

くらし・環境部県民生活局多文化共生課

電話番号: