本会議会議録
質問文書
令和5年10月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 杉本 好重 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/10/2023 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○杉本委員
御説明ありがとうございました。
拝聴しておりまして、電脳交通さんは、要請があってその地域に赴いて、地域の課題とか様々な意見とか要望を受けて、システムを構築されるというふうに思いますが、それでいろいろな御苦労もあると思います。その際に、行政とかの関わりとか、また、地元のタクシー会社、そのような関わりがおありになると思うのですが、その辺をもう少し深掘りしてお話ししていただけたらと思います。
○堀口参考人
そうですね、いろいろなパターンがあります。まずは、我々としても大事にしていることは、タクシー事業者と行政の間でどういった関係値があるかといったところを、まず一番最初に確認させていただくようにしています。
例えば、日頃からコミュニケーションが取れている場合であれば、じゃあ1回お話ししてみますかっていうような、割と軽い感じから入れるけれども、デマンド交通を仮にやろうとしたとしても、例えば、過去、別の事業で、何かうまくすり合わなかったところがあったですとか、事業者さん同士で、少し行政の事業に対してうまくはまらなかったといったことがあった場合に、そのデマンドとは関係ないんですけれども、過去のその事業の遺恨が残っている可能性もあって、そういった場合は、行政の皆さんにもお声がけと言いますか、きちっとお話をした上で、まず事業者さんと1回話をして、過去何があったのかということを確認させていただくようなところから入って、話合いをするために課題になるポイントと言いますか、その前の障壁を取り除くところから始める場合もあります。
障壁がない場合はもちろんいいですけれども、本当にささいな、例えば、過去のスクールバスとか、スクールタクシーの入札を巡って、例えばタクシー協会とタクシー会社B社がうまくいかなかったとか、本当にいろいろな場合がありますけれども、まずやはり、事業者がちょっと「ううん」っていうような反応を示したときは、なぜ引っかかってるのか、どこに抵抗感があるのかというのを一番大事にするようにはしています。それが取り除いていければ、タクシー事業者も基本的にはやっぱり地域に何らかの貢献をしたいと思っていらっしゃる方がほとんどですので、過去はもちろんいろいろあったかもしれないですが、それはそれとして、これからの話をせっかくなのでしませんかという話に進んでいける場合が多いのかなと思っています。それに半年ぐらいかかる場合もあります。
○杉本委員
それこそ本当に、地域の課題に行政と事業者との間に入っていろいろなところを調整されるということで、御苦労があると思いますが、今代表的な事例を伺いましたけど、もうこれも全国展開をされているという解釈でよろしいですか。
○堀口参考人
はい。
○杉本委員
大体今どれぐらいの立上げをされたんでしょうか。
○堀口参考人
実証も含めると、15から20以上ぐらいの数をやらせていただいています。デマンド交通もあれば、例えば観光客向けに、複数のタクシー会社ををまたいで、1つの電話番号に電話すれば、加盟する会社のタクシーがまとめて呼べますよみたいなサービスもあったりしますので、全てがデマンド交通というわけではないですけれども、大体私が手がけさせていただいたのは20件ぐらいです。
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