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委員会会議録

質問文書

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令和5年11月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉本 好重 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:自民改革会議


○杉本委員
 御説明ありがとうございました。上士幌町、北海道のどの辺なのか今私、頭にないんですが、大変うまくいっている実例を御紹介いただきました。その成功した一番のポイントと言いますか、スマートMaaSまで出来上がっていて、交通機関のみならず、町全体の人たちの生活を守っているという印象がありますけれども、そのポイント、何が大事なのか、大事でうまくいったのかっていうことを簡潔に教えていただけたらなと思います。

○川手参考人
 上士幌町については、成功要因は、リーダーシップのある方がお二人いらっしゃったというところが一番大きいです。
 お一人目は、現町長です。現町長が交流人口、定住人口を増やす、それからデジタル化を推進するということで、かなりリーダーシップを取られています。
 お二人目は、上士幌町のデジタル推進課長の方がいらっしゃるんですけれども、その方が上士幌町に新卒で役場へ入られてずっとされているんですが、かなり先進的なお考えをお持ちで、あの規模の町としては珍しく、毎年海外視察などをされていたりですとか、今、東京にも上士幌町の出張所というか、移住促進のために窓口みたいなものを設けていたんですけれども、東京にも頻繁にいらっしゃって、国やほかの自治体の方ともまたネットワークをつくられている。
結果として、その先進的な取組を後押しするという国の事業にも採択をされましたし、町の中でも、毎年何か新しいものが入っていくので、かなり高齢者の方からも受け入れやすいような部分もあります。
 先ほどのタブレット端末も、80代の方が本当にタブレットを使えるのかというのは、非常に疑問を持たれていたところがあるんですけれども、もう町長以下のリーダーシップの下で、もうとにかく配るんだと。かつ町役場の職員の方が、高齢者の御自宅を1軒1軒訪問して、使い方を全部教えるということをされた結果、80代の方でも「自宅に帰る」というボタンを押して、デマンドバスを使えるように至ったというのが正直な経緯です。

○倉林参考人
 加えて1点だけ申し上げると、当然、町の中の人材のリーダーシップが高いというのはあるんですけども、平たく言うと、人の使い方が上手というのが一つあるかと思っています。先ほどのタブレットの話ですけれども、北海道の大学生であったり、あるいは地域おこし協力隊の皆様をたくさん雇って、そこの人材を活用して、高齢者からしても若い人としゃべるようで楽しいわみたいな感想を使いながら、しっかりタブレットを浸透させていくであったりとか、あるいはもろもろの国の事業であったり、民間のコンサルであったり、多種多様に活用しながら、自分たちのマンパワーで足りないところをしっかり外注しながらやっていくというようなところも、非常にその中の人がすごくリーダーシップがあるというだけではなくて、そのリーダーシップをてこに、ほかのマンパワーもしっかり使っていくというところが非常に、ある意味、上手な取組の一つなのかなとは認識をしております。補足まででした。

○杉本委員
 ありがとうございます。資料の中に、本当に分かりやすいタブレットですよね。あれだったら高齢者の方でも使えるなというふうに認識したので、やはりお話を聞いていると、リーダーシップとやる気、あとは調整力というのがあるのかなと感じました。
 どの事業にも、それは関わることかなと思って、大変町長さんに興味を持ったので、調べてみたいと思います。ありがとうございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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