• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 委員会補足文書

ここから本文です。

委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年決算特別委員会
小長井厚生分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/07/2022 会派名:


○中沢委員長
 次は、厚生分科会委員長 小長井由雄君。

○小長井厚生分科会委員長
 厚生分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和3年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち健康福祉部関係及び「令和3年度静岡県母子父子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件並びに「令和3年度静岡県立静岡がんセンター事業決算」であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、社会健康医学研究推進事業費に関し、研究が遅れた要因及び静岡社会健康医学大学院大学における研究の成果についてただしたところ、当局から新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う計画の中止等が主な要因であるが、昨年度見送った計画を今年度も引き続き実施することで遅れを取り戻す予定である、研究の成果としては賀茂地域1市5町で開始した静岡多目的コホート研究事業において健診データの分析結果から転倒骨折につながる高齢者のバランス機能の低下に注目したかもけん!体操を考案し、その解説動画を収録したDVDを地域住民の皆様へ配布するなど研究成果の還元を行っているとの答弁がありました。
 これに対し委員から、社会健康医学の研究は静岡多目的コホート研究事業等の中長期的な事業もあるため、定期的な県民へのフィードバックに努められたいとの意見がありました。
 次に、ふじのくに女性医師支援センター事業に関し、相談実績に対する県の評価についてただしたところ、同センターは浜松医科大学に依頼し、日頃から学生や実際に働いている方、また一旦出産や子育てで職場を離れた方から多くの相談を受けていただいた、令和3年度は相談を受けた中から12名が復職につながったほか県外の女性医師が県内に勤務する際の相談にも対応しており、令和3年度は10名が県内で就業している、いずれも順調に実績が上がっており、引き続きこの事業により医師確保の取組を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。
 これに対し、一旦医療の現場を離れると復職には本人の相当な努力が必要でありハードルも高いため、潜在的な医師の存在を発掘することが医師不足の解消につながると思うので相談窓口などによる支援も含め今後も実績を上げられるようにさらに推進していただきたいとの意見がありました。
 このほか、児童措置費納付金の収入未済に関し、督促以外の納付に向けた県の取組、新型コロナウイルスワクチン大規模接種会場の設置効果、要配慮者利用施設が行った浸水対策の効果の把握状況などについても質疑がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症が病院経営に与えた影響及び病院事業の黒字化に向けた取組についてただしたところ、緊急事態宣言下での受診控えの増加のほか、予防効果の高いマスクや簡易検査キットの購入による費用の増加があった、経営改善策としては効率的運用による病床利用率向上や卸売業者との価格交渉による医薬品の値引率の向上等に努めたとの答弁がありました。
 これに対し、物価高騰により病院経営はさらに厳しくなることが予想されるが、県民に最善のがん治療の提供を継続するためにもさらなる経営改善に努められたいとの意見がありました。
 このほか、新公立病院改革プランの達成状況と新たなプランの策定方針などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和3年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分外4件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp