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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:勝俣 昇 議員
質疑・質問日:12/15/2021
会派名:自民改革会議


○勝俣委員
 それでは一問一答方式で、伺うのは1問だけです。
 健康福祉部の情報発信の正当性という観点から伺ってまいります。
 9月25日の静岡新聞に9月23日の県内の市町別のコロナワクチン接種の状況について報道がされました。私たち議会にも説明がなく、いきなり出たわけです。特に御殿場市は地元でありますので数字を見て私も、びっくりしたわけですけれども、これについて今まで様々な議論がされており、まず県として公表に当たってこの実際の数値はどういう認識であったのか、改めて伺いたいと思います。

○青山感染症対策局長
 9月24日に市町別のコロナワクチン接種率を公表しました。
 これまでにも、委員会において接種率については何度かの御議論をさせていただいたところです。最初は公表してきませんでしたけれども、途中40%以上、70%以上という区分けをして公表した上で、最終的に9月24日に市町別の内訳を、全年代、64歳以下、高齢者に区分けして公表するに至ったわけです。
 この公表に当たった経緯を少し御説明させていただます。
 接種率公表前の9月24日の定例記者会見におきまして、接種が大分広範になってまいりましたので、接種の勧奨を川勝知事にお願いしました。その場において川勝知事から市町の接種率について公表したらどうかという話がありましたけれども、そのときには今はもう接種率の幅で公表しておりますと説明して、川勝知事からも御了解を得て市町別の公表はしませんでした。
 ただ、会見の議事録を確認しますと、記者からの質問に応じる形で接種率が低い自治体として、静岡市、焼津市、御殿場市を挙げて記者会見の場で述べられたのが事実です。
 それから9月24日に、川勝知事から64歳以下の接種率について市町別の一覧で公表するよう指示がありました。どういう形で公表するか、この指示の後に川勝知事と協議に入ったわけです。その際、従前私自身が市長会、町長会等に出席してワクチンの関係について説明をする中で、市町別の接種率の公表については無用な競争を生むという御意見を頂いており、この意見を川勝知事に進言させていただいたところです。
 ただ、川勝知事からは市町の接種率をしっかり出して接種を促進したいという強い思いで、これは最終的には私の責任で公表するとの固い意志を示されたものですから、当時国において全年代の接種率を一応公表している状況でしたので64歳以下だけの接種率を県が公表すると国との整合が取れないことも申し上げた上で、全年代の接種率、64歳以下の接種率、高齢者の接種率という3種類を出し、国との整合を図りつつ市町別の接種率を公表するに至ったところです。
 ちょうどこの24日には、毎週の危機管理部と健康福祉部で定例会見を行っているものですから、この場におきまして資料を配付させていただいたというのがここまでの経緯です。

○勝俣委員
 12月6日の代表質問で木内満議員から接種について質問がありまして、その中で石田健康福祉部長が答えられた。これが今青山感染症対策局長がおっしゃられた部分の競争をあおるという部分以外にタイムラグがあるのでその数値は100%ではないと答弁をされたわけです。この点についてはどういう認識なのかお伺いします。

○石田健康福祉部長
 本会議におきまして、私が御答弁をさせていただきました。まず私の答弁についてですが、答弁の中でVRSに係る部分、VRSが唯一の公式の記録であること、または職域接種とのデータの入力にタイムラグの可能性があること、それから競争を招くのは本意でないということを申し上げたのですが、それについては私としてはVRSの性質、特性について御説明を申し上げたつもりでおりました。その後で知事に申し上げた後、接種率の向上は必要な一方で、必要以上の競争を招くところを知事に申し上げた内容であろうと理解をして申し上げたところです。
 なお、本会議の答弁の中で木内議員から知事以外の参加者の答弁ということで求められたわけなんですけれども、私自身、実は出席が判然としない中で御答弁を差し上げました。所管部長でもあり、記憶に基づいて御発言したところですけれども、散会後私の出席について確認をしました。青山感染症対策局長から説明がありました9月24日の会議に私は出席しておりませんでした。その点については記憶違いとはいえ誠に申し訳ございませんでした。また先ほどのVRSに係る部分の誤解を招く発言になってしまいまして誠に申し訳ありませんでした。

○勝俣委員
 石田健康福祉部長におっしゃっていただいたVRSの特徴はまさにそこなんですね。タイムラグが絶対出るんです。私も御殿場市の状況を確認しましたけど、この時点で自衛隊の集団接種が始まっていますし、毎日毎日入力しているところは的確な情報ですけれども、自衛隊は忙しい業務の中でまとめてやっているらしいんですね。御殿場市では市議会の中でも質問が出まして、その中で言われているのが1万人がこの時点で抜けており、全体としては11%ぐらい上がってくるため県平均を確実に上回ると。なので先ほどそのVRSの特性は川勝知事に言ったということで、それをどう捉えたか分からないですけれども新聞の記事のどこにもそういうタイムラグがあると記載がないわけです。医師会の人とか地元の人たちも一生懸命頑張って接種をやっているわけで、私から言わせればこの数字が出たことは競争をあおるんじゃなくて不信感をあおったと。競争じゃないです。だから正確なものを出してほしい。昨日も5番委員からもあったんですけれども、3回目の接種でややもすればみんなが大分興味を持つでしょうから、自治体によって入力が違いますので、万が一これから情報を出す場合にはそういうところをしっかりと調整した上で正確な情報、正確なコメントで出していただきたいとお願いしたいと思います。
 それと、今回の問題は地元に戻ると相変わらず市民の皆さんが、御殿場市は本当に体制が悪いねと言うことなんですね。行政、市の職員も一生懸命やったんだけれども大変報われない状況が続いています。この辺について皆さんにはそういう思いをさせていることを改めて認識いただきたいと思います。以上で終わります。

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