本会議会議録
質問文書
令和5年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 田口 章 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 06/23/2023 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○田口委員
一問一答方式でお願いします。
7番委員からの質問にもありましたけれども、今回補正額が2500万円となっているんですけれども、今52世帯ぐらいが対象と伺いました。
そうすると、大体1世帯当たりの利子補給額、相当額が出てきますが、これで十分かどうかをお伺いしたいと思います。要は2500万円の算出の根拠ですね。よろしくお願いします。
○稲垣住まいづくり課長
2500万円の算出につきましては、熱海市が12月に行った意向調査において警戒区域内に戻ると回答のあった52世帯のうち、令和5年度中に警戒区域に建設または補修をしたいと意向を示した方が20世帯ありましたので、そちらの方々を対象としております。20世帯のうち1世帯が新築、19世帯が補修を希望していました。
補正額につきましては、住宅金融支援機構が定める災害復興住宅融資の所定金利が3月時点で1.32%でありましたので、それを採用して1000万円を35年間借りた利子を算定いたしますと約250万円となります。県と熱海市が協調して補助する形になりますので、県が半分の125万円とし今年度の希望者の20世帯で2500万円を算出しております。
○田口委員
あくまでも先ほどの調査による20世帯のことですが、未定の方がありましたので確定するわけじゃないと思うんですよね。
今回、補正予算額としては2500万円を計上してますけれども、想定以上に戻りたいという世帯があった場合、どう対応されるんでしょうか。
○稲垣住まいづくり課長
今回未定と回答していた方が今年度中に戻りたいとの意向を示されて、今回積算している20件を超えたとしましても、一般的に外壁、屋根改修、内部を改修した場合でも金額的には300万円から400万円ぐらいだろうと想定しております。これはいろんなデータからそのぐらいだと出しております。今回予算が不足することがないように補修分も最大の借入金額である1000万円で積算しておりますので、20件が倍になったとしても十分対応が可能であると考えております。
○田口委員
要望だけにしておきますけれども、先ほど来対応をきちんとやってほしいと話がありますが、戻りたいという意向が想定以上にあったときにもぜひしっかり対応していただきたいとお願いしておきます。
いずれにしても、被災した皆様が早く元の生活に戻れるようにしっかり支援してもらいたいと思いますし、今回は住宅支援ですけれども県として、全県庁横断的に被災者に寄り添った支援体制を取っていただきたいと会派の2月の代表質問でも申し上げましたので、引き続きお願いしたいと思います。
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