• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年8月自然災害対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:08/03/2022
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 一括質問方式で伺います。
 まず、3次元点群データですが、県内全域で実現をしたということで、いろいろアプリに使われているとのことですが、甚大化する災害にどう生かすかという観点からいくと、例えば河川の中の護岸の弱まりとか損壊状況がどうかや、あるいは山肌のゆがみ状況、防風林の密集度合、枯れ枝対策がどうなっているかなど、そうしたことにまで活用できるような状況として、全域で網羅できて、災害につながるようなものは、あらかた全部の情報はデータとしてもう解析も終わっているという状況になっているのか、教えてください。
 それから、伊豆半島かと思いますけれども、防潮堤整備等をやらなかったんですよね。地域の協議会でですね。これが23か所分ありましたということだったんですが、これ未整備だった後の代替措置など、対策がどうなったのかが2つ目です。
 それから、交通基盤部はじめ、今日、所管の方々で、資料でも構いませんけれども、防災協定が、県内、県がいろいろな団体と防災協定を結んでいるものが、あまり見直し作業がなされないままになっている防災協定が、かなりたくさんあったはずなんです。それがどうなっているか。これ一覧にしてまた改めて、出していただけたらと思います。ここで聞くと、もう大変なことになってしまいますので、また教えてください。
 もう1つ資料は、立地適正化計画で、既に住民の密集地になっているが、災害の危険エリアになっているところは除外するということであるが、その除外作業に取り組んでいる市町の一覧を出してください。
 県警に質問です。
 以前私、大阪大震災が起こったとき、現地にたまたまいたんですよ。車で大阪港を下りたところで地震に遭って、大阪港から私どものようにその通過交通のような感じで、もうすぐに大阪から逃げたい方と、大阪の中で避難をしようとしている住民の方々と、混在して、全く車が動かなくて、地震直後、5〜6時間、私、大阪から出られなかった経験をしたことがあるんです。大規模地震が起こると、みんなその緊急避難路に東名や新東名が指定されているというものの、実はこれ、止まるじゃないですか。すぐには使えないんですね。それが復旧して使えるようになるまで、総点検が終わって、亀裂がなくて安全だというまで使えないんですよ。そうすると、通過交通や観光客たちは、逃げることもできず、そこに居続けることになって、過剰な渋滞を引き起こすことになるんですね。この地震発災直後の車両の仕分けを、交通誘導上でどの道路をどう使うか、検討しているのかどうかを教えてください。

○増田建設政策課未来まちづくり室長
 今、1番委員から御質問のありました、災害発生に関して、3次元点群データを使う話ですけれども、今、静岡県全域、ほぼ全域なんですけれども、3次元点群データを取得し終わったところです。その状況の中で、3次元点群データの特性として、例えば災害が発生する前と後で差分抽出をして変位を求めて、災害が、例えば土であったら土量がどれだけ変わったかを算出する特性があります。そんな中で、変状が見られる、例えば、あそこの山が少し膨らんでいるとか、そういう変状が見られた場合は、そこの部分だけもう1回、ドローンやレーザースキャナーを使って撮って、今回我々が撮ったVIRTUAL SHIZUOKAのデータと比較して、やっぱり膨らんでいるから対策しようねという使い方はできます。また現在の状況、今撮った段階の状況でも、もう既におかしいなというところの発生が分かることもあります。ですので、そういうのは、そのデータを使って抽出して、急傾斜であったり、土石流災害であったりなど、そういうものの防止のためのデータとして集めていきたいと考えております。

○山田河川企画課長
 アクションプログラムにおけるレベル1施設整備のうち、伊豆半島の中で、23か所で新たな整備をしないと決定したところの今後の対応についてですけれども、この場所につきましては、各地区協議会という協議会を開いて、これにつきましては、住民の方々に参加していただいて、その地区ごとの津波対策をどう考えるのか議論をしてまいりました。この23か所につきましては、伊豆半島といいますと、観光だったりとか、防潮堤ができることによって、景観だとか、観光資源に対する影響があるということで、そうしたものを極力少なくしたい、防潮堤の整備をやらないということで、皆さんの合意を得て方針が決まった形になります。今後ですけれども、ハード対策をしない形になりますと、津波が来た際には、それが内陸部のほうまで入ってきてしまいますので、そこにつきましては、ソフト対策をしっかり充実させて、例えば避難タワーだったり、いわゆる逃げる施設ですね。既存の避難ビルだったり、いろんな逃げる場所があると思いますけれども、そういったものを活用して、犠牲者を出さないという対策をもって、こういった地区については対応していく方針で取り組んでいく予定でおります。

○眞野災害対策課長
 御質問でございますけれども、少し論点がずれるかもしれません。基本的には、地震が発災した際は、車をその場に置いて、ドアは鍵もかけずに乗り捨ててくれというのが大原則でございます。特に東京都内あたりは、23区内は基本的に車を動かすなという話になっているとも聞いております。
 どこの道路を使わせる、使わせないという話になりますと、非常にこの席で言いにくいんですけれども、県とか国の道路管理者の方々とのお話になってこようかと思いますので、その辺もちょっと御勘弁いただきたいが、我々としますと、危険な場所については、基本的に車を入れさせないと、人も入れさせないのが大原則で、やっていく対応となろうかと思います。御指摘のとおり、非常に重要な問題かと思いますので、また検討していきたいところでございます。

○落合委員長
 先ほどの市や町の防災協定との関係は資料としてお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp