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委員会会議録

質問文書

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令和4年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:12/14/2022
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 それでは、一問一答方式でお願いします。
 児童相談所関係であります。
 この春から警察官が下田署、沼津署、富士署、藤枝署、磐田署それぞれを拠点としながら各地の児童相談所に配置されたとのことですが、まずその効果がどのような状況か教えてください。

○松本人身安全対策課長
 配置された併任警察官の効果についてお答えいたします。
 併任警察官が配置されたことで警察署と児童相談所との連絡が円滑となって情報共有や相互理解が進んでおります。特に配置された4月から10月末までの間、子供の生命に危険を及ぼすおそれがあるとして行われた児童相談所からの緊急連絡12件に併任警察官が積極的に関与し、うち9件では警察が事件化して検挙するなど併任警察官による迅速的確な初動対応が児童の早期安全確保及び被疑者の早期検挙に結びつくなどの効果があったと考えております。

○中沢(公)委員
 報道とかを見ると、児童相談所関係では警察との連携が足りてなかったのではないか、警察に相談があったもののしかるべき対策が打てなかったんじゃないかとの批判を受けたりします。
 ぜひ、その一定の効果を一方では抑止力につなげる、もう一方では重大事案になる前に対策ができることを大いに期待したいと思います。

 私は政令市浜松市の出身でございまして、政令市ではどうなっているかお尋ねしたいと思います。

○松本人身安全対策課長
 政令市への警察官配置の調整状況についてお答えいたします。
 両政令市の児童相談所についても来年春から現職警察官を配置できるよう鋭意調整中であります。

○中沢(公)委員
 それはぜひお願いしたいことでありまして、実際浜松市、静岡市は県の中では人口の多い市となります。
 公安委員会・所管事項等説明資料3を見ると、児童虐待関係の被害児童としての通告も多いですね。そうした場合、両政令市への警察官配置状況をどう考えていますか。

○松本人身安全対策課長
 配置状況につきまして、両政令市に対して一定の階級にあるものを派遣することで調整を図っているところです。

○中沢(公)委員
 いずれにしても、政令市には学校、児童も多いですからしかるべき対応をお願いしたいと思います。
 意見、要望とさせていただきますけれども、虐待、育児放棄等々いろいろ相談を受けるときにつながっていく可能性が割とあると思っているのが障害児の問題です。
 例えば、育児放棄や虐待の問題も子供さんに何らかの障害があって親との関係がうまくいかない、もしくはうまくコミュニケーションが取れていない。何か理由があって虐待等につながっていくこともあるので、障害児、もっと言えば障害者もぜひ視野に入れていただきたいと思います。
 具体的に言うならば、県でいえば県立特別支援学校、各市町でいえば特別支援学級に在籍する児童生徒、乳幼児と同様にうまく自分の意思が伝えられない。場合によっては話すこともできない。そういう方々が多いわけであります。そうした場合、乳幼児と同様にいろんなことをされてもうまく伝えられない、もしくは自分の中でどうすることもできない。それがまた輪をかけて虐待につながっていくこともある。ぜひ児童相談所の中で特別支援教育、特別支援学校等に重点を置くことも視野に入れていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp