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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:牧野 正史 議員
質疑・質問日:02/20/2020
会派名:公明党静岡県議団


○牧野委員
 一括質問方式で1問だけ行います。
 産業委員会説明資料2ページの国補正に伴う事業一覧の中で、緊急治山事業費の事業概要として災害による林地崩壊に対して緊急の復旧整備の実施のために5億6900万円が計上されていますが、まずこの災害とはどういった災害なのか。台風19号もありますがそれ以外にも該当するのか。また主にどのエリアの治山を行うのか。あと復旧の方法についてはもとどおりにするのか、もしくは改良復旧を行うのか答弁を求めます。

○宮崎森林保全課長
 1番委員の質問にお答えいたします。
 まず災害の定義ですが、緊急治山事業では豪雨や台風などで林地が崩壊し、放っておくと次の雨で土砂が流出して公共施設や人家等に被害を及ぼすことに対して緊急対応により森林整備する事業です。今回予算計上したものは台風15号及び台風19号災害にかかわるものです。この事業では台風被害等により保全すべき公共施設があり、一定の災害に匹敵する基準の雨量等がある場合に該当する事業です。
 次の質問の主にどこで被害が発生したかですが、台風15号災害では伊東市池地区山腹が崩壊したことにより約20ヘクタールの水田が水没しました。また台風19号災害について主なものとして小山町の特別養護老人ホームで山腹崩壊により土砂が流入して被害が生じたことについて適用しています。

 最後の御質問です。通常の復旧なのか改良かですが、基本的に緊急治山事業は災害で受けた崩壊地の森林への復旧を行います。治山事業のそもそもの目的は森林の造成もしくは維持を通じて国土保全を図ることで、具体的な取り組みとしては崩壊地ののり面を整形して土どめといった擁壁を建てたり、緑化により山を安定させて速やかに森林に復旧させる工事を計画しています。

○牧野委員
 ありがとうございます。
 5億6900万円をかけて復旧するわけですけれども、ことしも台風15号や19号ぐらいの規模の台風が来ると予想されますけれども、それに対して今回の復旧で耐えられるのかどうか質問します。

○相坂委員長
 それは復旧した場所が台風災害に耐えられるということか。

○牧野委員
 はい、復旧した場所についてです。

○宮崎森林保全課長
 復旧については、年度内に発注し早期の完成を目指しています。当然工事途中であれば雨が降ったときに尾根が崩壊するので、できるだけ早く土砂をとめて災害が起きないよう速やかに工事を進めるよう対応する予定です。

○牧野委員
 これだけお金を使って完全に復旧させたとして、また同じような台風が来て崩れてしまった場合県民はどう思うのかと思います。山地をもとどおりにするとか、森林に戻すことにお金をかけることは承知しているんですけれども、できればもう二度と同じ規模の災害が発生したときに崩れないようなお金の使い方をしていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp