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委員会会議録
質問文書
令和４年11月移住・定住等促進特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 中澤 通訓 議員 |
| 質疑・質問日： | 11/16/2022 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○中澤（通）委員
ありがとうございました。重ねての質問になりますけれども、結局県でどうしようというと、最終的にはそれぞれの行政体、県内には三十五の自治体があります。その全部をピックアップするのはなかなか難しい部分がありますけれども、ただ地域によってかなり違うのです。例えば手当そのものにしても、移住すると家族単位で幾らの支度金は出ますよとか、住居についてはどういう形であっせんができますと。金額的に例えば初年度は幾らだけれども、後はこういう補助が出ますと。ですから、要は使い勝手がいいようにするには、比較対象の自治体でもそうしたいわけです。ですから難しいかもしれないけれども、静岡県を選択してもらえば後は県内の自治体にそれぞれ飛んでいくことさえできれば、そんなに難しい仕組みではないのではないかと思いますが、それは可能ですか。
○青野参考人
仕組み自体についてはそんなに難しくはないと思います。一番大きいところで静岡県というポータルがあって、そこからボタンを押して何々市に飛ぶのは簡単です。でもやっぱりその中身、ＦＡＱをつくらないといけない。今おっしゃっていただいたとおり、支援金については、この市は幾らでこの市は幾らとか、その市ごとにやはりそれはつくらないといけないので、そのつくる作業が大変で、仕組みについては県を構造体として派生させていくところはもちろん全然できると思っています。
○中澤（通）委員
まちによって売るものが違うことがあると思うのです。支援金で売るか景色で売るか、生活のしやすいところで売るか、それぞれ違うわけです。ですから統一しなくてもとにかくそれぞれのまちに行けば、後はそのまちの特性でいろいろなものを打ち出している。それで使う人たちがどこを基準にするかで、これよりこっちかなとか、まだもう１つあるかなと選択できますので、ある程度パターンさえ決めてもらえば、後はそのまちでつくっていけばできないことはないなと思ってはいるんです。
○青野参考人
できないこともないです。静岡県に住みたいなとイメージしている人が、その中でもやっぱり価値観が違いますので、例えば伊豆市に行ったらこういう特典があって、静岡市にはこういう特典があるとか、それらを選択しながらできるからいいんじゃないのというところです。静岡県に住みたいという人には非常にそれはすばらしいなと思っていまして、そこに入り込んだときについては今本当におっしゃったとおりですけど、それぞれの市とコンテンツやＦＡＱをつくっていかないといけないと思っていますので、作業としては市ごとになるのかなと思います。
○中澤（通）委員
１つ問題なのは、例えば静岡県が沖電気と契約したとして、まちによってはＮＥＣとやっているところがあるし、また違うところとやっているところもある。そういうものはある程度は親元のところへジョイントできるんですか。
○青野参考人
そのつくりは、例えばホームページみたいにＵＲＬで飛ばして、向こうからのシステムでつくるのであれば全然つくれるんですけれども、逆に言うとそこの市の、この市は例えばＮＥＣさんで、この市は富士通さんでというのがあって、この情報を全部連携して統合しろと言われたら、それは多分なかなか難しいと思います。独立したもので、呼び出すだけでいいのであれば多分できると思います。
○中澤（通）委員
可能ですよね、それは、やり方によっては。
○青野参考人
はい、やり方によると思います。
○中澤（通）委員
静岡県内を見てもそれぞれのまちの差があって、極端に言うと新幹線の止まる場所は比較的高いんです、結果として。交通アクセスが悪いところはどうしても後れてしまうマイナスのハンディキャップがあるんですけれども、そのハンディキャップだけで落ちこぼれるとかわいそうだなという感じもしないでもないです。もう一つ同じようなレベルで何かできないかなと思っています。ありがとうございます。
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