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委員会会議録

質問文書

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令和5年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:田内 浩之 議員
質疑・質問日:03/01/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○田内委員
 分割質問方式で大きく3点質問させていただきます。
 まず1点目です。
 不登校児童に対する支援についてです。
 不登校対策推進事業費が計上されていますので、その中身について御答弁をお願いします。
 そして、不登校対策推進事業費の中にデジタル技術を使ったオンラインでの不登校児童に対する支援も入っているのかもお聞きします。

○江本義務教育課指導監
 各小中学校における不登校を未然防止するための対策として、学校が子供たちにとって居心地のいいものになるように授業や学校生活が魅力的になるような働きかけ、それから誰一人取り残さないという視点からの子供たちが不登校に陥らないための対策、生徒指導面からアプローチしていく取組をメインに県単独で進めてまいりたいと思っております。

○田内委員
 そうしますと、不登校児童に対する支援でいわゆるオンラインで支援する取組は今のところないとの認識でよろしいでしょうか。

○江本義務教育課指導監
 各学校においては、不登校の子供たちへの対応としてICTを上手に活用してつながりを持つという取組は進んでおるんですけれどもまだ十分でないところもあるかもしれませんので、県教育委員会としてはしっかり行われるように今後働きかけていきたいと思っております。

○田内委員
 それでは、要望をさせていただきますけども、例えば宇都宮市や熊本市でデジタル教室がどんどん開設されているそうです。宇都宮市にいる私の友人が新聞を送ってきてくれたんですけれども、要は不登校児童に対して人工知能を使った学習ドリルや既存の学習用の動画を活用したり、メタバースでアバターを使ってホームルームを行い、オンライン上でコミュニケーションを取る取組をされているとのことです。
 可能性として県下全域でこういったこともできるのかなと思っております。ぜひ来年度御検討頂ければと思います。私も春になったら宇都宮に見に行きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次の質問に移ります。
 浜名特別支援学校の高等部の分校に関して、今お答えできる範囲で結構ですので進捗状況、検討状況を教えてください。

○高橋特別支援教育課長
 浜名特別支援学校の分校設置についてお答えいたします。
 令和4年3月に特別支援学校の整備基本計画後期を作成し、浜松地区に分校3校を整備することを決定しました。
 今、湖西市から浜松市内の分校に通っている生徒さんがいますので、まずはその分校の学級増をし、続いて湖西市内の高校等も含めて今後高校教育課と検討した上、設置場所や時期について決めていければと思っております。

○田内委員
 御答弁ありがとうございました。
 こちらも要望とさせていただきますけれども、これから分校を設置する高校についての議論は進んでいくと思います。
 例えば、私の地元には湖西高校と新居高校の2つの県立高校がありますが、障害を持っているお子さんたちと一緒に学ぶことは普通科のお子さんたちにとっても、また障害を持っているお子さんたちにとってもとてもいいことと思っております。前向きに御検討頂けるとありがたく思います。よろしくお願いいたします。

 最後の3つ目の質問です。
 文教警察委員会説明資料30ページの4に学校部活動の地域連携並びに地域クラブ活動への移行の課題とありますけれども、この中に子供たちの健康を守るという文言がなかったので御質問させていただきたいです。
 課題認識としては、以前の委員会でも申し上げましたが私も子供たちに空手を教えているんですけれども、学校の部活であれば先生が学校という場において子供たちの安全、健康について相当気を遣うと思うんですね。特に成長期の勝利至上主義による過重な練習は子供たちの体を痛めつけます。私も大学2年のときに練習やトレーニングのし過ぎで選手生命を断たれているので、子供たちにはそういう思いはしてほしくないなというのもあります。
 部活動の地域移行をしていく上で、子供たちの体をどうやって守っていくかという課題認識は絶対あったほうがいいと思いますけれども、そこら辺について何か御検討されているようなことはあるのか御質問させていただきます。

○竹村健康体育課参事
 健康管理の視点についてお答えさせていただきます。
 全ての生徒が安全に活動していただくことは、8番委員御指摘のとおり本当に何より大切なことであります。部活動の在り方に関する方針は市町が学校部活動の地域連携や地域クラブ活動の在り方等に関することを検討する上で羅針盤になるよう示しており、また令和2年に策定した部活動ガイドラインにおいて適切な部活動の実施の中で活動時間等については示しております。この部活動ガイドラインは学校の部活動の在り方として今後も継続して行っていただくものであり、新たなクラブ活動においても当然協議していただくことになると考えております。
 今後、様々な課題も明らかになってくると思います。丁寧に協議していただくよう市町とは協議してまいりたいと思っております。

○田内委員
 要望とさせていただきます。繰り返しになりますが子供たちの体を守るという観点は、ぜひ各市町でも協議していただくようお願いします。
 競技にもよりけりだと思うんですけれども、特に空手の場合だと結構膝にきて、1か月くらいたつと子供たちの目線が変わって成長期に結構な練習をすると膝が痛くなってしまいます。私たちの時代はスポーツ何でもそうだと思うんですけど、体の痛みがあってもそこを我慢してどれだけ練習するかが勝ちに近づくみたいな時代だったんですけれども、子供たちの将来を考えると勝ちにこだわらなくて健康を守るという視点は今はとても大事なのかなと思っています。
 全国大会を小学校6年生で優勝するのか、それとも長い目で見て長く競技を続けて大人になったら活躍できることにするのか、別に勝ちだけが全てじゃないと思いますので楽しく競技に携わることに重きを置くのか、といったことで大分見方も変わってくるんです。子供たちにとっての体はとても大事かなと思いますのでその観点は忘れないでいていただければと思います。ぜひそのような課題認識をお願いできればと思います。

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