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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年6月自然災害対策特別委員会
協議の開始、調査の方向性の協議、開催日程及び調査内容の協議、協議の終了 【 協議 】 発言日: 06/13/2022 会派名:


○落合委員長
 これより協議に入ります。
 本日は、前回の委員会でお伝えしたとおり、当特別委員会の調査の方向性、ポイントなどについて委員の皆様の御意見をいただき集約していただきたいと考えています。
 お手元に資料1、自然災害対策特別委員会の運営についてを配付してありますので御覧ください。
 当委員会に付託された調査事項は、頻発・激甚化する自然災害に備え安心して暮らせる社会の実現に関する事項であります。
具体的には、3の(2)の調査の観点にありますように、自然災害に強い地域づくり、地域防災力を向上させる施策、防災・減災に関わる人材の育成、ICTや新技術等を活用した防災対策について、調査・検討したいと考えております。
 最終的には、委員会としての提言を盛り込んだ報告書を作成しますので、本日は皆様の御意見を伺いながら、先ほど申し上げた調査の観点を基に、具体的な調査の進め方を決めたいと思います。
 また、調査方法ですが、資料1の裏面4の調査スケジュール案にありますとおり、第3回では執行部からの説明を求めます。その後、コロナの状況によりますが県外視察を行い、第4回及び第5回では有識者などの意見を伺いたいと考えています。
 それでは、具体的な調査の進め方につきまして、委員の皆様から御意見を伺いたいと思います。お願いいたします。

○林委員
 日程的には、これはこれで結構なんですけれども、自然災害というのは非常に幅が広い。たくさんあるということがありまして、特に災害となると建設関係が一番多いわけなんです。事務局にお願いしたいんですけども、過去に静岡県で特徴のある自然災害が出たところがあったかどうか。記録してあるかどうか。もしできれば文書を調べていただきたい。過去に非常に大変な自然災害があったということで、いくつか頭の中に僕もあるんだけども、それを拾い出していただければ大変ありがたいと思います。

○落合委員長
 9番委員の今の意見に補足させていただきます。というのは巴川だとか、今まで七夕豪雨とか、いろいろありました。そういう中で、津波については今回はあまり重きを置かないということになっているもんですから、河川の関係、山崩れの関係とか、富士山の噴火も拾う形でお願いしたいと思います。
 ほかにありますか。

○江間委員
 2点伺いたいんですが、これは原子力の災害に関わる避難といったものは今回のテーマには入らないということでよろしいでしょうか。

○落合委員長
 自然災害だもんですから、原子力はちょっと外れると思うんですが、どうでしょうか。

○江間委員
 自然災害が原因で浜岡の原発がということになりますので、そこが今回のテーマになるかどうか確認したいのと、それと全部にかかってくるかもしれませんが、地域防災力とか人材の育成の中で、やはり学校教育に関わる防災教育とか、あるいは一般の市民の皆さんの自助努力といった議論もどこかに入れるのかどうか。あるいは、入れるとしたら別項目にするのかどうか。特に、これは非常に大事なところじゃないかなと思いますので、確認したいと思います。

○落合委員長
 非常に幅広い中で今後参考人をお呼びして調査するに当たって、対策は当然入ってくると思いますので、今言われた地域防災力や人材育成という関係はここに入ってくると思うんですが、自然災害によって起きる原子力災害となると、範囲が広過ぎてしまうもんですから、そこについては、皆さんの御意見を伺わないといけないかと思うんですが、どうでしょうか。

○勝俣副委員長
 原子力施設については、避難計画の想定がされていると思うんですね。その中には自然災害も含めて整合がとれている、もう既に避難計画の中で想定されていると思うんですけれども、いかがでしょうか。新たな議論となると、これまた広くなり過ぎるのかなと思います。

○江間委員
 避難計画は、当然今市町と合わせて作っていると思いますので、それに沿った形で全然いいと思いますけれども、今回はあえて原子力の議論は外すことで理解してよろしいですか。

○落合委員長
そのようにしたいと思いますが、いかがですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、原子力については外させていただきます。

○蓮池委員
 今の3番委員の話の中で、ここにある防災・減災に関わる人材育成という項目があるんだけれども、教育委員会が説明者の中に入ってないんだけど、そこは入れなくてもいいんですか。要するに、長期的に考えれば、当然そこは視野に入ってくると思うけれども、そこはどうですか。

○落合委員長
 第3回委員会に説明員が入ります。そのときの各部局からの説明に、人材育成の部分がある程度入ってくると思うんですけれども、危機管理部からどの部局までやっていくのか、奥行が深い。

○蓮池委員
 でも、人材育成っていうと、要するに危機管理のところでやっている人材育成に限られてしまう。それでいいかどうかっていうふうな。

○勝俣副委員長
 防災リーダー、ジュニア防災ってジュニアの中に入ってきますよね。だから、防災リーダーの中では入ってくると思いますけど、必然的に。

○落合委員長
 そういう中で、説明員からの説明を含めた中で、どう対応していくか。今の時点では、トータル的にはできないもんですから、そういうことで進める中において考えてみたいと思いますけど、いいですか。

○蓮池委員
 はい。

○落合委員長
 ほかにありますか。

○大石(哲)委員
 過去に、これまで経験したことのないような気候の変化というか、最近は大粒のひょうにより、車がすごい大きな被害を受けたっていう話もありますし、報道等によると、この観点とずれちゃうかもしれませんが、線状降水帯が大きな被害をこれまでも起こしてきたんですね。雨が続くと、豪雨が続くっていうことで、これを少し予測できるような動きだっていうので、この災害を防ぐというか、未然にというか、避難とか、そういう意味でこの線状降水帯の予測の現状、これからの見込みというので、この当局の中で該当する部局があるかどうか分からないですが、そんな話が聞けたらなと思うんですが、どうでしょう。

○落合委員長
 線状降水帯については、半日前から予測で、4分の1の確率らしいんですけれども、始まりました。やはり、当然危惧している部分でございますので、当然それは取り入れていきたいと思っています。実際、今回後ほど視察の協議がありますが、2年前の7月3日から7月28日まで、九州から東北まで線状降水帯がずっとつながっていって、それで、大きな被害がありました。そういうことからして、取り入れていかなければいけないと思っております。

○宮沢委員
 やっぱり異常気象で、自然災害が激甚化したりということになってきているんだと思うんで、そういう意味では、参考人として専門家の意見を聞く中に、異常気象について知見のある方をお呼びして意見を聞くことも考えられるんじゃないかと思いますので、その辺も含めて検討していただければと思います。

○落合委員長
 参考にさせていただきます。ほかにはいいですか。

○相坂副委員長
 切り口は、この4つの観点でよく分かったんですが、災害は先ほど皆さんもおっしゃったとおり、静岡県には非常に幅広くいろんな災害が起きてしまいますので、過去にも特別委員会が設けられたり、あるいは県がある程度の計画を作ったりしてきました。その中で一つは地震の問題、揺れに対しての問題。それから、津波についても、この10年間かなり避難対策をやってきたり、防潮堤整備をやってきたりして、これも計画があります。原子力についても、先ほど勝俣副委員長からもありましたが避難計画もできてるというようなこともあります。災害の種類についても、山の問題と川の問題と噴火、異常気象、さらには、ひょうだとか霜だとか、これまで県が計画化してこなかったいくつかの災害についても、この用意された観点に沿って調査を進めることで整理してよろしいでしょうか。

○勝俣副委員長
 それでいいと思うんだよね。

○相坂副委員長
 ということですよね。分かりました。

○落合委員長
 先ほどの4項目についてを主体に進めていくという中で、非常に幅広いんですけれども、これから当局からの説明を聞くにしても、参考人からの話の中で考え直さないといけないことも当然出てくると思います。やはり自然災害って本当にいろいろありますから、検討しながら進めていきたいと思います。

○勝俣副委員長
 相坂副委員長のお話の中で、特に私たちの富士山のところってスコリア層が多くて、火山灰による土石流が多い。何が言いたいかというと、地質的な部分で、そういう専門的な部分もお話を聞ければ、どこの部分が災害に強い、弱いっていうことがどの程度把握されているのか。そういう知見も必要なのかなと思います。
 これは先々になるんでしょうけれども、じゃあ、治山を進めようといった提言に結び付くと思うので、ピンポイントでどういう土壌が危ないのか、そういうところもお話が聞ければと思います。よろしくお願いします。

○落合委員長
 そうですね。その辺りを勉強をすることはいいと思います。

○相坂副委員長
 今、勝俣副委員長からもお話があったんですが、山の地すべり、急傾斜崩落の問題っていうのは、地域から、静岡市だけでも毎年何十本も要望書が上がって、土木事務所でさばけるのはせいぜい2枚ぐらいで予算が足りない。多分どこの土木事務所も同じだと思うんです。毎年出てきてるところの優先順位の付け方とか、せっかくの委員会なので、もしそれも説明を聞けるとありがたいなという気がしますので、余裕があったら入れ込んでいただけたらありがたいなと思います。

○落合委員長
 そこが今回の大きな問題だと思います。
 私としては、この第3回委員会の当局からの説明を伺う中で、ある程度強弱を付けていったほうがいいかなって思っています。実際、まだ知らないこともたくさんあるでしょうから、もう一度検討を皆さんとしていきたいと思いますが、どうでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ほかに御意見はございませんか。
 今回地震については、どれくらいまで検討したらいいのかな。川の関係が今主だったんだけれども。津波はもう排除するっていうことなんだけれども、地震についての検討に関して今あんまり御意見がなかったんですが、地震についてもここで取り上げていきたいということでありますので、それも第3回委員会の危機管理部や交通基盤部からの話を聞いた中で考えますか。いいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 分かりました。

○蓮池委員
 事務局にお願いなんだけど、これまでも特別委員会で防災対策の提言が出ていると思うんですけれども、できればそれを委員の皆さんにいただいてもいいですかね。これまでの特別委員会の提言をね。一応そこを共通認識にした上で。

○落合委員長
 それはお願いしますね。いいですか。
 それでは、意見も出尽くしたようでございますので、この今の言った第3回委員会の結果を踏まえた中で進めていくっていうことにさせていただきたいと思います。それまでに資料とかあったら、できるだけ事務局のほうから事前にいただきたいと思います。
 では、次に移ります。
 次に、委員会の開催日と内容についてであります。
 次回の第3回委員会につきましては、7月27日水曜日の午前10時30分に開会し、調査事項に関する関係部局からの説明と質疑を行うことを前回決定しておりましたが、当日、執行部の行事があることから、日程を8月3日水曜日の午前10時30分からと変更したいと思いますがよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 当日の関係部局の説明者については、お手元に配付しております資料2、説明者案としたいと思いますが、よろしいでしょうか。

○江間委員
 この説明の部局の関係ですが、さっき6番委員からもありましたように、教育委員会はどうかと思ったんですが、これについてはいかがですかね。皆さんの御意見も踏まえてお聞きします。

○落合委員長
 今、説明者の中に教育委員会は入ってございません。そういう中で、やはり子どもたちの防災意識を高めるという中で入れていきたいと思いますが、皆さんいかがでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。

○相坂副委員長
 今日、今の2番委員がおっしゃったことに限らず、もし仮に、今日いただいた御意見の中でここに網羅されていないものがあったとしたら、随時委員長のほうで盛り込んでいただくということで御一任いただいてもよろしいですか。

○落合委員長
 いいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。

○沢田委員
 教育委員会に求める説明の内容ってなると、学校教育で進めている防災・減災への教育の取組の説明みたいな、そんな感じになるんでしょうか。

○落合委員長
 基本的にはそういう形になりますけれども、地域との連携も含めてということでしょうか。

○沢田委員
 そうですね。防災・減災に対する教育って、様々なところで地域によっても違うと思うんですけれども、小学1年生から中学校の3年生までを見据えて、9年間で子どもたちが地震が起きたときにどういう対応をすればいいか、その学年で身に付けたい力というのでまとめてやっている学校もあるんですよ、中学校区の中で。あとは、登下校のときの防災・減災については、警察官とか、地域の方たちとか、見守り隊の方たちとの意見交換の中でやっていこうとかっていうことです。ちょっと幅広いなと思いますが、幅広く1回説明をしてもらえば、そこから切り口は出てくるかなと思っています。

○落合委員長
 そうですね。分かりました。教育委員会と事前に調整をしてみたいと思います。それから、正副委員長である程度絞っていきたいと思います。いいですか。

○沢田委員
 はい。

○勝俣副委員長
 7番委員の意見で、やっぱり災害時に小学校などの施設で逃げ遅れたとか、そういう悲惨なニュースを見ますと、子どもたちに向けてもそういう教育は必要だなと思うし、併せて健康福祉部関係で今見てると、医療提供体制、感染対策も高齢者施設での対策として考えられます。波及効果が出てくると、波及する施設は多いと思うんですけれども、その辺も正副委員長のほうで、また検討いただいきたいと思います。

○落合委員長
 範囲が広くなってしまいますが、正副委員長でその辺はまとめさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。切りがないくらいありますが、成果としては、ちゃんといいもの出していきたいから、やっぱり知識は勉強していきたいと思っています。

○相坂副委員長
 範囲が広がったねって言った話に追加して申し訳ないと思っているんですけれども、実は今度僕一般質問でも取り上げるんですけれども、熱海の盛り土の問題で、移譲した権限を市町がきちんとそれを使いこなせているかどうかのチェック機能が、全く働いていなかったことが、専門家からの報告書の中でも指摘されています。これは盛り土に限らず、河川についても道路についても、様々な危険認知に対しての権限移譲はかなりしてるんですが、それの追っかけ調査って、実は全然できていないことが出てきていて、もしそういうことにも調査が及ぶものであれば、どっかで入れてもらえたらうれしいなと思います。

○落合委員長
 分かりました。難しい部分がありますけれども、それはまた正副委員長で検討します。

○相坂副委員長
 余裕があればで結構です。

○落合委員長
 はい。検討しましょう。それでは、いいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、正副委員長に一任いただくということで、よろしくお願いいたしたいと思います。
 次に、県外視察についてであります。
 いま少しコロナの状況を見てから、実施するか否かについて最終決定したいと思いますが、日程につきましては、9月6日火曜日から8日木曜日ということで、前回決定しております。
 皆様、県外視察は御参加でよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 全員の参加でお願いいたしたいと思います。
 当委員会の調査事項を踏まえ、資料3のとおり視察先案を作成しました。視察先案について御意見がございましたら、御発言願います。今日初めて見せますので、見ていただきたいと思います。
 先ほどお話しましたけど、九州の熊本、球磨川で大分被害がありました。7,700件の家屋が被災したりとか、あそこに通ってる線路が駄目で廃線になってしまったとか、いろいろ大分被害がありました。福岡県でもありましたので、それ踏まえた中で視察をしていきたいということで、この案を出させていただきました。
 それで、私からのお願いで、富士山静岡空港を九州に行くなら使いたいと思います。ただ、空港の出発時間が非常に早く、そういう点で遠い方に大変御迷惑をおかけする形になるもんですから、了承していただけるかどうかを含めて、御意見をいただきたいと思います。

○相坂副委員長
 一番遠いのはどなたですか。

○勝俣副委員長
 早くに出ていきます。

○相坂副委員長
 勝俣副委員長が良ければ、誰も文句は言えない。

○落合委員長
 沼津だって大変ですが、いいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そのように決定させていただきたいと思います。
 次に、第4回以降の具体的な調査内容等でございますが、第4回は10月17日月曜日、第5回は11月16日水曜日の午前10時半から開会し、午前1人、午後1人といった形で有識者等の参考人からの意見聴取及び委員間討議を行いたいと考えております。
 参考人案など具体的な調査内容等につきましては、次回の委員会でお諮りすることとさせていただきますが、それでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そのようにさせていただきます。
 私からは以上です。皆さんから何かございますか。

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