本会議会議録


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令和7年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 澄美 議員
質疑・質問日:02/18/2025
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員
 一括質問方式でお願いします。
 歳入状況を見まして、今回財源を確保するのに国庫支出金が373億円、それから県債が158億円とのことですが、知事の議案説明でも財政をこれからどうするかという動きが既に始まっているとのことです。また今回の2月補正予算は、急に組まなきゃいけない特別な事情や要望を県民から聞いてお願いしてきた立場でもあるので、それが速やかに実現できることをありがたいと思っています。
 一方で、先ほど申し上げた財政の中期的な見通しも含めた動きが始まっており、今回158億円の県債を発行するということですが、今回の補正予算による県財政への影響についてお聞きします。

○鈴木財政課長
 今回の補正予算の編成に当たりましては、可能な限り県財政への影響を少なくするように努めたところでございます。
 具体的には3点ございまして、1点目はまず国庫補助金を最大限活用することとし、総額566億円のうち約3分の2に当たる373億円の国庫補助金を確保して財源としました。特に物価高騰対策につきましては、先ほど申し上げたとおり国から交付された重点交付金を全額84億円充当したところです。
 2点目ですが、防災・減災、国土強靱化対策などに係る事業につきましては、5番委員御指摘のとおり、財源として県債が一定程度必要になります。補正予算の場合には通常よりも交付税措置の高い有利な県債が活用できますので、こうしたものを活用し県負担の抑制を図ってきたところです。
 3点目は、今回一般財源を24億円財源として充てておりますけれども、昨年12月に国におきまして地方の経済対策に係る経費の財源とするために地方交付税が追加交付されております。その財源を今回の補正予算の財源として活用しました。
 そういった財源の工夫もしながら今回の補正予算編成をしておりますが、引き続き財政の健全化という視点は極めて重要ですので、持続可能で健全な財政基盤の構築に取り組んでまいります。

○鈴木(澄)委員
 いろいろ御配慮されてることはよく分かりました。今後さらに令和7年度当初予算についてこのあたりのバランス感覚などを見極めた議論になっていくと思います。

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