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委員会会議録

質問文書

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令和6年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:牧野 正史 議員
質疑・質問日:03/08/2024
会派名:公明党静岡県議団


○牧野委員
 よろしくお願いいたします。
 一括質問方式で4問です。
 総務委員会説明資料の7ページ、基金残高見込額について基金残高のうち活用可能額が令和4年度末が891億円、令和5年度末が731億円、令和6年度末の見込みが176億5900万円と非常に厳しい推移ですけれども、この状況をどう受け止めてどう改善していくのかを伺います。

 次に、説明資料20ページに関連して、今回役職定年で一度役職を離れる方が全庁的にいらっしゃると思いますが、その方たちの今後の人事の配置の考え方についてお伺いさせていただきます。

 また、説明資料にはありませんが新年度の人事で女性の幹部への登用について、例えば課長級は何名、部長級は何名といった目標があるかお伺いします。

 それと最後に、議案第49号に関して教育長人事の考え方について先ほど松行政経営局長からすばらしい答弁がありました。私も別に今の池上教育長に反対しているわけではありませんが、木苗前教育長そして池上教育長と、もともと学校の教員を経験してない、例えば大学の教授といった方が続いていて、それが悪いとは言わないのですが、一方で今の教育現場って非常に先生方も大変で、そういった現場を実際に分かっている教員経験者、教頭先生、校長先生といった人の登用を考えなかったのか、以上4点伺います。

○山田財政課長
 まず基金残高に対する受け止めですが、当初予算後の基金残高は176億円で前年度に比べ13億円減少いたしました。決して十分と言える水準とは思ってはおりませんが、過去20年間ぐらい遡ってみますと当初予算編成後の基金残高について最大は令和元年度の374億円、最小はリーマンショック時の平成22年の47億円という水準がありました。それと比べますと一定の水準は確保していると考えています。財政運営の観点からは、決して最悪の水準ではなく今後の努力次第だとは思いますが、まだコントロール可能な水準と認識しています。
 具体的な改善策としましては、近道も特効薬もありませんので、1つ1つの効率的な予算執行やあるいは歳出のスリム化と歳入確保に徹底的に取り組んでいくことに尽きると考えております。

○遠藤人事課長
 初めに役職定年者の今後の配置について、実際に役職定年になる職員や周囲の状況等を踏まえながら個別に配置を検討していくことになると考えております。
 前提としましては、その方がもともと管理職であったことを踏まえ、管理職として持っていらっしゃったマネジメント能力や調整能力が発揮できるポストに配置したいと考えております。

 続きまして、管理職における女性登用ですが、管理職の女性比率は総合計画で令和8年4月1日で16%を目標としております。ちなみに令和5年4月1日は14.2%ですので、今回の人事異動の令和6年4月1日時点では15%まで上げていきたいと考えております。人数で言いますと今年度の14.2%は管理職793人中113人が女性となっています。これを118人から120人まで5人ぐらい増やせば、15%を超えると考えています。

○松行政経営局長
 教育長の人選についてお答えいたします。
 本県におきましても、平成26年度以前は教育出身者が教育長に選任されている事例もございましたので、選択肢として考えられます。
 一方、現状で教育現場と地域社会が一体となった地域ぐるみ、社会総がかりの教育により有徳の人の育成を進めることとしており、教育分野に加え地域づくり、あるいは国際交流など多方面で活躍された実績のある池上教育長がふさわしいと考え本議案をお諮りしているところであります。

○牧野委員
 ありがとうございます。
 まず基金について教えてほしいのですが、リーマンショックのとき47億円まで落ち込んだとのことですが、私はまだここにいなかったので、特にその年度は不具合がなかったのかを伺います。

 また役職定年に関してはこれから配置を考えるとのことですが、今いる部署に残る可能性もあるのか伺います。

 女性の幹部登用については、今日たまたま新聞でイギリスのエコノミスト誌の中で女性管理職の割合が日本は14.6%と最下位だったと見つけました。エコノミスト誌が日本の状況を非常に嘆かわしいと指摘されていることもありますので、ぜひ静岡県が口火を切って女性幹部のパーセンテージを上げていただきたいと思います。

 また教育長に関して、これも意見ですが、松行政経営局長の午前中の説明を聞いて私も納得はしています。本当に不登校支援などに力を入れていただいている教育長ですのですごく信頼している一方で、不祥事の対応なども厳しくやっていただける教育長であっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○山田財政課長
 基金残高の関係について御答弁します。
 平成22年度につきましては、当初予算編成後は先ほど申し上げたとおり47億円でしたが最終的には年度末に597億円まで基金が回復しております。これは22年度に税収が一旦落ち込んだものが少し回復して伸びてきたことにより基金残高が回復したので、23年度当初予算編成時には特段の問題はなかったと考えております。

○遠藤人事課長
 役職定年になった方の配置についてでございますが、10番委員がおっしゃるとおり今の所属に入っていくと恐らく職員も本人もやりづらいと考えますので、再任用の職員の配置についてはそのまま現所属に配置しないようにしているのが現状でございます。そういったことも踏まえつつ周りの方がやりづらくならない、かつその方の専門性が生きるような配置を考えていきたいと思っております。
 
また、御意見頂きました管理職への女性の登用ですが、10年ぐらい前の平成25年ですと7%ぐらいでした。これが今回14%まで上がっていますので、このまま管理職比率の向上に努めてまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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電話番号:054-221-3482

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