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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 節子 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:日本共産党静岡県議会議員団


○藤曲委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開いたします。
 質疑等を継続いたします。
 では、発言願います。

○鈴木(節)委員
 一問一答方式です。
 項目的には大きく分けて2つのテーマでお聞きします。主要事業概要4ページのしずおかジョブステーション運営事業費についてお伺いします。
 国では、全国的に製造業、飲食サービス業など多業種の雇用環境が悪化している下で、本県も国と歩調を合わせた上でしずおかジョブステーションの相談支援体制を強化している内容だと思います。事業の中身にあらゆる世代への就職支援と書いてあって学生、非正規、就職氷河期、心理的ケアが月4日から月22日に拡充されています。臨床心理士の配置が大分増えたんですけれども、やはりこういったことをする必要性があるからやっているんだと思います。しずおかジョブステーションのこうした拡充をする背景、必要性をお伺いします。外国人就労支援も含めて、この事業でそれぞれ拡充する背景をまずお伺いいたします。

○宮崎労働雇用政策課長
 しずおかジョブステーションの機能拡充の背景についてお答えします。
 現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により休業中の方がかなり増えております。この方々は失業の予備軍という形で国でも取り沙汰されているところです。今後新型コロナウイルス感染症の影響が長期化した場合には、さらなる失業者の発生が懸念されておるところです。
 このため、今回本議会においてお諮りいただきますしずおかジョブステーションの機能拡充につきましては、リーマンショックと同等レベルの体制整備を行いまして、今後発生し得る失業者への再就職支援にしっかりと取り組むために今回この内容で支援内容を拡充させていただいております。

○鈴木(節)委員
 ありがとうございます。
臨床心理士の配置日数が月4日から月22日と拡充されていますが、かなり手厚く配置していただいているものですから、そこまでしなければならない要因があるのか。もちろん就職できるかといった不安を抱えている方々にとっては大変心強い手だてだと思います。臨床心理士は仕事にも限度があるので、精神的な不安を解消して次のステップに行っていただくための措置だとは思いますけれども、一辺倒のケアではできないのでこの方たちはかなり一人一人の様子も把握しないと的確なケアができないと思うんです。その辺のことも含めて、これは全部委託になるんでしょうか、どのようにして臨床心理士を配置するのでしょうか。

○宮崎労働雇用政策課長
 臨床心理士の配置につきましては、臨床心理士会の御協力を得まして今、月4日、週に1日臨床心理士をジョブステーションに配置して相談に乗っております。これを月22日に拡大しまして、開設している間は常に臨床心理士が配置されて相談できる体制を整えるものです。
 今回のコロナウイルス感染症拡大におきまして、相談窓口において特に自分が感染症にかかるリスクに対してこの働き場所でいいのかといった働く場所への不安、または今休業状態にあるが、今後この状況が長引いた場合にはそもそも職自体がなくなってしまうのではないかという不安に駆られている相談者の方がかなり増えてきております。通常の就職支援だけではなく今後の就職活動に望む部分について精神的な面を支えつつ、こちらの就職サポーターと一緒になって伴走型の支援をしっかりやっていく必要性があるので今臨床心理士の必要性がかなり大きく、ジョブステーションの窓口で聞かれている状況も踏まえまして今回臨床心理士の配置を拡充したところです。

○鈴木(節)委員
 ありがとうございました。
そうした相談に学生さんからいろんな方たちが見えると思いますので、しっかりと対応いただけるものと思っています。

 次のテーマで伺いますけれども、同じく6ページです。
 ふじのくに(静岡・山梨)県産品販売促進連携事業費についてかなり期待も持てますし、バイ・シズオカというネーミングも、買うことと寄り添うという意味がありまして大変分かりやすいと思っています。
 県産品の魅力のPRという意味では大変分かりやすいし、生産者への応援にもなると思うので、この販売促進連携事業に取り組むこととなった背景、経緯をまずお伺いいたします。

○土泉マーケティング課長
 御質問のありましたふじのくに(静岡・山梨)県産品販売促進連携事業に取り組むに至った経緯について御説明を申し上げます。
 まず、新型コロナウイルス感染症防止対策と社会経済活動の両立を図るためには、GDPの5割以上を占める個人消費の動向が大変重要な鍵になってくるところです。
 そうしたことから、県民の皆様に県産品の購入や県内施設の御利用をいただくことによりまして、生産者や事業者の方々に寄り添う形で経済を活性化させていくバイ・シズオカの取組を県民運動として今展開しているところです。
 この取組につきまして、本県の川勝知事から山梨県の長崎知事へ御説明申し上げたところ、相互に県産品の購入や施設の利用をし合うバイ・ふじのくにといった形で発展、展開することに御賛同いただき、既に両県知事が相互に訪問するなどしてこの実践を始めたり、今後の内容等について意見交換を始めさせていただいているところです。

○鈴木(節)委員
 ありがとうございます。
今後の展開の方針なんですけれども、先日も葵区の百貨店で物産展をやったところ、かなり評判がよかったとお話も伺いました。今後の内容を聞きますとスーパーマーケットなどでの即売や本県と山梨県の産品の詰め合わせセットの販売と聞いておりまして、ほかにもバイ・シズオカではウェブで、静岡県産品のかなり大がかりなPRや販売意欲を本当に高めるような取組もありますけれども、これからの取組の方針などについて具体的にどう展開していくのか、構想などもお伺いいたします。

○土泉マーケティング課長
 ただいま7番委員からも御紹介がありましたとおり、この両県知事の訪問等の行事が大々的にマスコミに取り上げられたこともありまして、例えば静岡市の伊勢丹において南アルプス市のサクランボの販売をしたところ大変好評をいただいたことや山梨県と静岡県内に展開しておりますスーパーからぜひ両県の特産品の販売フェアのようなコーナーを設けていきたいと民間に広がりを見せてきています。
 こうしたことから、今回の6月補正予算におきまして、まずは両県のよいもの、強みのある特産品をそれぞれ広くよく知っていただく、理解していただくために詰め合わせセットと通販販売をまず念頭に置いておりますけれども、こういった取組をしてまずは両県でお買い求めいただく。そして今申し上げましたとおり、両県にまたがるスーパーマーケットで実際に特産品を販売するコーナーを設けることによりましてお買い求めいただくと同時に、広くPRをさせていただきまして理解を深めていただく。これについては一時的な取組にとどまることなく、新たな物流といいますか商流として定着をし、それがまた両県の経済の活性化につながっていく形で展開していけるように工夫してまいりたいと今両県で調整させていただいているところです。

○鈴木(節)委員
 ありがとうございます。
今の御説明ですと、両県の特産品を販売することで新たな物流にも展開していきたいと。それはそれで大変全国的に大いに販売促進できるという期待がありますけれども、例えばですが主婦の方が今ずっと新型コロナの関係でおいしい食事を外でしたり友達とランチを楽しむことができずにいるんです。3か月もたつと、そろそろ自宅の食事じゃなくて一品でもいいからおいしいものを食べたいというのは多くの県民の皆さんの願いなんですね。それがマーケットで目の前に陳列されていると、やっぱり購買意欲をそそるんです。マーケットでもぜひこうした県産品、山梨県のものも含めて、ふだんだったらなかなか手が出ないけれども目の前にこうして置いてあるとやっぱり食べてみたいというのは主婦としては大分意欲があるんですね。なので例えばですけれども、ウェブの販売だと3割引きというのがありましたけれども、マーケットでも目の前に新鮮でおいしそうな県内の特産品が並んで販売しているときに何割か値引きがあると当然買うと思うんです。県内の特産品といってもふだん食べられないので、やっぱり目の前にあれば食べたい、自宅でも一点豪華なものは食べたいので、そうしたことにも取組が広げられると思うんですけれども、普通のマーケットで販売をする事業展開についても何か策はあるでしょうか。

○土泉マーケティング課長
 消費者の視点に立ってみますと、そういったお声があることも承知しています。物産フェアは本県の中でも量販店や販売店の御協力をいただきながら従来も展開してきているところですので、他方面の御意見もいろいろ伺いながら上手な形で今後も検討してまいりたいと思っております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp