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委員会会議録

質問文書

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平成31年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:02/27/2019
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員長
 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○鈴木オリンピック・パラリンピック推進課長
 先ほどの8番委員の御質問の答弁に関しまして、補足させていただきたいと思います。
 東京2020オリンピック・パラリンピック関連予算でしたが、トータル経費の規模感をお話させていただきます。
 東京2020オリンピック・パラリンピックにつきましては、宝くじの収益金が協議会から開催自治体に配当されまして準備運営に充てることになっております。基金につきまして、今回2月補正予算及び当初予算で積み立てておりまして、トータルはおよそ19億円ですので、オリンピック・パラリンピックにかかる経費としては最低19億円を想定しております。
 ただ、今後いろいろと想定できない経費が出てくるのかなと思いますので、大会がきちんと遂行できるように、準備に必要な経費はきちんと計上して執行していてまいりたいと考えております。

○藪田委員
 分割質問方式で2問お伺いします。
 文化観光委員会説明資料の2ページ、47ページに関する観光施策の方向性についてであります。
 御答弁あるいは質問、また委員会説明資料にありますように、静岡県はますますたくさんの観光客を迎える絶好の機会になっているわけですが、そうした中で来年度当初予算を見ますと、観光交流費は今年度と比較して3億円余、率にして12.9%の減となっております。もちろん観光施策は予算が全てではないとは思っておりますが、少し不安だなと思います。
 そこで、観光に関する来年度当初予算の考え方について説明をお願いします。あわせてどのような戦略で観光施策を推進していこうとしているのか、県の考えと具体的な取り組み内容を伺います。

○神戸観光交流局長
 まず、3億円余が減った理由についてお話させていただきたいと思います。
 日本平夢テラスが今年度完成いたしまして、平成30年度に計上した6億4700万円が減になっております。あと来年度から駿河湾フェリーの利用促進と運航のための事業費が交通基盤部から移管されるとのことで、船の所有や維持管理にかかわる経費が2億7900万円となり、その差額が先ほどの3億665万円になったものです。
 特殊要因を除きますと、来年度当初予算が17億8900万円余でして、平成30年度当初予算が17億2800万円余でしたので6100万円の増となります。県全体の歳出予算が前年対比で1.6%増にとどまっておりますが、こういった特殊要因を除くと対前年比約3.5%の増となっております。
 来年度に向けた観光戦略でございます。
 3番委員から、くしくも委員会説明資料の47ページのお話もいただきました。平成31年度の本県の観光施策の方向性と書かせていただきました。来年度はデスティネーションキャンペーン、ラグビーワールドカップ2019、その翌年に東京2020オリンピック・パラリンピックが続きます。これを一過性のものに終わらせないために、観光地域づくりプラットホームをしっかりつくっていくと。
 その中の具体的な戦略として、まず来年度予算については、より多くの方々に御来訪いただくためのマーケティングの実践、そして来ていただいた方に満足していただいてリピーターとなってもらうための受け入れ体制の強化、人材育成を二本柱とします。さらに商品の高品質化、商品をつくって売っていく仕組みを定着させ、人のネットワークの強化を進めてまいりまして、観光交流客数の増大、来ていただいた方の滞在時間の長期化により観光消費額の拡大を図り、「住んでよし 訪れてよし」の好循環を生む観光地域づくりを進めてまいりたいと思っております。

○藪田委員
 少し安心しました。でこぼこはあるが全体ではむしろふえているとの御説明かと思います。
 観光産業はいろんな産業に影響していきます。日本中、世界中で観光に力を入れていると言ってもいい時代ですので、これからも予算を組むときに目的を達したからとの理由で減らされないように努力していただきたいなと思います。

 それでは、次の質問に移ります。
 委員会説明資料の33ページ、主要事業参考資料の7ページの文化プログラムについてお尋ねします。
 東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムについてはぜひ成功してもらいたいなと思っておりますし、田舎でもこういうことができたらいいな、応援したいなと考えているわけです。各団体から提示されたプログラムへの助成については、補助するのは当初の一、二年のみで、団体等からはもう少し助成してもらいたいとの声がありました。
 9月定例会で自民改革会議の東堂議員がこの問題について質問させていただき、渡邉文化・観光部長からは必要性について検討するという御答弁があったかと思います。
 そこで、これまでの提案プログラムへの支援について、来年度以降どのように対応していくのか伺います。

 また、今後の広報展開の中で、認証取得者を2020年度までに1,000件にすると目標が書かれています。しかし現状では299件と書かれているわけで、あと1年でこの目標を達成することは本当に大丈夫かなと思うわけですが、どのように取り組んでいこうとしているのか答弁を願います。

○紅野文化政策課長
 3番委員の御質問に対して、文化プログラムについてお答えいたします。
 文化プログラムの推進につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、いかに2020年を文化の祭典として盛り上げて国内外から本県に来てもらうか、そして2020年以降も文化プログラムの推進で培った支援体制を継続して多様な文化の担い手をいかに各地で根づかせるかの2つの視点から進めていく必要があると考えております。
 県といたしましては、地域資源の発掘、地域の担い手の育成、そしてそれを自発的な活動につなげていくことは重要だと考えておりますので、来年度予算につきましては新たなプログラムの提案も含めまして、地域に密着した多様な担い手であるプログラムを支援、助成する経費を計上しています。具体的な助成制度は現在検討中でありますのでまだ確定しておりませんが、静岡県文化プログラム推進委員会にお諮りする前に県の案をつくって、そこで承認を得るように今後努力して進めていきたいと考えております。

 それから、認証取得者の件数についてでございます。
 昨年7月下旬から開始した県の認証制度でございますが、今年度を含めて2020年度までの3カ年で累計1,000件の目標を掲げています。年度ごとの目標としては、今年度は7月下旬から開始したものですから200件、それから来年度2019年度は400件、本番の2020年についても400件で計1,000件を目標にして今後達成に向けて市町、文化を初めとする関係団体、文化施設等に文化プログラムへの参加を促します。来年、再来年と市町や文化団体が開催する展覧会やコンサート、それから演劇等は年間を通じて県内くまなく開催されるように努めてまいりたいと考えております。

○藪田委員
 御答弁いただいて、安心したわけであります。
 文化関係でも大きい団体、小さい団体、あるいは有名な団体、余り有名ではないけど地味に活動している団体など県内にもたくさんありますし、私どものような田舎でも本当にすばらしい活動をしている人もいるわけです。
 掘り起こしもやっていただけるとのことですので、ぜひ全県でそういった掘り起こしをやっていただくよう要望して終わります。

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