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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成31年1月観光地域づくり特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 01/15/2019 会派名:


○多家委員長
 これより、調査報告書の作成に向けた委員間討議を行います。
 前回までの委員会において、各委員の皆さんや参考人からいただいた御意見を踏まえ、正副委員長で取りまとめた報告書案を事前に送付させていただいております。本日は、まず私から報告書案の内容を説明し、その後、委員の皆様から御意見をいただき、最終の調査報告書を取りまとめていきたいと思います。
 それでは、資料1をごらんください。
 まず、1ページに調査の概要、委員会の運営方針、そして調査の観点が記載してあります。
 2ページから9ページは、第3回委員会で調査しました関係部局の取り組み状況が記載してあります。
 10ページから15ページは、9月に行いました京都府、滋賀県の先進地調査の概要が記載してあります。
 16ページから31ページは、第4回及び第5回の委員会で行いました参考人からの意見聴取の概要が記載してあります。そして、これらの調査結果並びに委員間討議の結果を踏まえた当委員会としての提言は、32ページからの記載となります。
 提言案は大きく4つの項目で構成され、その項目について、資料2のとおりまとめてみました。お手数ですが、資料2をごらんください。
 まず、提言1として、観光客の受け入れ環境の整備と人材育成、次に、提言2として、交通ネットワークの活用による観光誘客促進、その次に、提言3として、地域の魅力を高める美しい自然景観の保全と形成、最後に提言4として、本県の農林水産業の魅力を活用した観光交流であります。
 お手数ですが、資料1にお戻りいただき、資料1の最後には、資料編として、38ページに別表1で委員会の活動状況、39ページに別表2で委員名簿を添付してあります。添付のその他、資料3で委員からの意見として、これまでの各委員の御意見を取りまとめてみましたので、御参考にしてください。
 それでは初めに、報告書案の提言部分につきまして、御意見などがありましたら、伺います。御発言を願います。

○諸田委員
 提言4になります。36ページですが、農林漁家民宿に関してであります。資料3にも記載がありますが、以前、漁家民宿の振興という部分で、やはり農林のほうばかりに力が入っていて、漁家民宿はほとんどないということがありますので、そこのところを県としてもしっかり力を入れてほしいということを言わせていただきましたので、ここにぜひとも入れていただきたいと思います。

○多家委員長
 ほかにありますか。

○桜井委員
 提言2の資料の34ページになります。観光のための県内鉄道網のさらなる活用の部分です。天浜線と大井川鉄道が記載されており、その中段につけ加えていただければありがたいのですが、天竜浜名湖鉄道にあっては、そもそも駅舎などが登録有形文化財として歴史的価値を有するなどと載っています。しかし、大井川鉄道も新金谷駅や転車台が同じように、国の登録有形文化財となっておりますので、この文言の中に天浜線だけでなくて、大井川鉄道も追加していただければありがたいと思います。

○多家委員長
 ほかにありませんか。

○野田委員
 提言2の交通ネットワークの活用による観光誘客促進の(3)の二次交通のところです。今後、デスティネーション・キャンペーンで、マースの実証実験をするようになっていますので、それを追加して載せていただいたらどうでしょうか。伊豆の東海岸の鉄道とバス、タクシーが1つになって、スマホで予約から決済まで全部できるというシステムです。

○諸田委員
 ウーバーシステムのように、今、どこにいるかとか、そういうふうに見えるんですかね。

○野田委員
 キャッシュレス化もセットになるのですが、電車、バス、タクシーが、予約も決済も全部それでできる実験をやります。
 委員会では、その点について質問しなかったんですけれども、資料は持っています。

○多家委員長
 また、後でその資料をまとめて、書記のほうに渡してください。
 そのほか、御意見等ありましたら、発言を願いたいと思います。櫻町副委員長がかなり細部にわたって目を通していただいておりますので、今までの御意見等については、取りまとめはしっかりされていると思っておりますけれども、それ以外にあれば、伺います。
 野田さん、それは伊豆の東海岸に限っているのですか。

○野田委員
 伊豆急行、JR、それから伊豆急行関連のバス、タクシー、それを全部一括で予約と決済ができるというシステムのようです。

○多家委員長
 桜井先生の御意見については、天浜線、大井川鉄道など鉄路をもう少し明確に打ち出すと、こういう考えでよろしいですか。

○桜井委員
 提言に、天竜浜名湖鉄道にあっては、そもそも駅舎などが登録有形文化財として歴史的価値を有するなどと書いてあるけれども、大井川鉄道もそれに負けずに、国の登録有形文化財があります。これを見ると、天竜浜名湖鉄道だけが有形文化財として登録されているのかなと思ってしまうので、大井川鉄道も一緒であると、同列に記載していただきたいのですが。

○多家委員長
 はい、わかりました。
 ほかにありますか。
(「なし」と言う者あり)
 それでは、その他に報告書案全体について、御意見等ありましたら、御発言願います。

○森委員
 これまで、議会でいろいろな特別委員会をつくって、当局に提言している。提言している中で、政策に反映して、予算もつけていただいて、効果を出すものもあるけれども、私が静岡県の観光行政を見ていると、県の観光交流局の担当職員が2年、3年でかわるケースがあるものですから、どうしてもその政策が、3年、5年、10年と連携されていなくて、単発で終わるようなことがあります。そして、委員長や副委員長には、観光地域づくり特別委員会の提言については、県当局に採択をするよう強い意見を上げてもらいたいなと思います。やっぱり提言して、当局の皆さんにそれを真剣に受けとめていただき、いかにやる気を出してもらうか、これが大事だと思います。

○多家委員長
 持続性をしっかり次につなげていくということですね。

○森委員
 役所の人事異動で次の人にかわってしまうし、その自分の任期中は、何となくやっていけばいいやという姿勢では困るわけです。やっぱり、この先のつながりを考えてやる気を持ってやる、それが大事だと思います。まさに提言の中にありますが、観光の人材づくりをお願いしたい。
 ぜひまた、その辺のことを強く申し上げていただければありがたい。

○多家委員長
 ほかにはよろしいですか。

○野田委員
 もう1点よろしいでしょうか。
 提言3の(2)の来訪者の印象に残る景観づくりの中で、下から5行目に雑木の撤去という表現があるんですけれども、これは根拠がない言い方だと思います。
 今、オリンピックのアクセス道路沿いについては、小山町のロードレースのところもそうですし、伊豆市のベロドロームのところも、修景伐という言葉を使っていますので、この言葉に改めたほうがよろしいかと思います。

○多家委員長
 修景伐という言葉に改めたほうがいいということですね。

○野田委員
 雑木の撤去は根拠がない表現ですから、修景伐のほうがよいと思います。

○多家委員長
 そのほかにいかがですか。
 今まで何回か討議をさせていただきまして、正副委員長としても、今までの討議内容はまとめて皆さん方に報告してございますので、しっかりとお読みいただいていると理解しておりますので、よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、御意見も出尽くしたようですので、このあたりで委員間討議を終了したいと思いますが、よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 本日、各委員からの御指摘をいただきました内容を参考に、報告書の見直しをいたしますが、最終的な取りまとめは正副委員長に御一任いただくということでよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではそのようにさせていただきます。
 正副委員長で取りまとめた報告書につきましては、2月上旬に皆様にお届けした後、当委員会の報告書として、2月定例会開会日に議長に提出する予定としております。また、2月定例会で、調査報告書の議場配付を行い、私から報告する予定でございますので、御了承願います。

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