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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:無所属


○山本委員
 それでは、一問一答方式にて質問させていただきます。
まず、総合計画後期アクションプラン案48ページ、津波を防ぐ施設の整備についてお伺いします。
 この津波を防ぐ施設は、地震・津波対策アクションプログラム2013に基づいて整備してきたものでほとんどのものはアクションプログラムが終わる2022年度で割合いい感じで達成できているやに感じていましたが、ここからさらに2025年まで新たに取組をしていくということは、アクションプログラム2013の取りこぼしでしょうかそれとも追加の整備でしょうか、お伺いいたします。

○望月河川企画課長
 地震・津波対策アクションプログラム2013の取りこぼしなのか、追加なのかについてお答えいたします。
 進捗につきましては、おかげさまで2013年当初に掲げた目標はほぼ達成している状況ではありますが、ハード整備は100%を目指すのが基本だと思いますのでさらに今の対策を進めていく、加速させる意味合いで今回数字を上乗せしております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 100%を目指すというと、例えば取組の工程表で整備率が河川42、海岸74です。これは現状で、2025年度に46、77となかなか工事的に大きいし予算もかかるから達成は難しいと思うんですけれども、100%にたどり着くおおよその見通しはいつを予定しておるんでしょうか。

○望月河川企画課長
 このプログラムの中では2025年度を目標に置いて整備しておりますが、御質問の100%につきましては、6番委員が御指摘のとおり予算と時間がかかりますので県下の整備の状況、背後地の資産の状況もろもろ含めまして整備を進めていくところで、当面直近の目標に置いております。現時点で、100%がいつになるのか明確なお答えができる状況にはありません。

○山本委員
 確かにそのとおりだと思います。
 加えて、例えば海岸で現状が74%で、2025年に77%、達成率にして3%の進捗なんですけれども、莫大な予算がかかってくると思います。
 県の財政も明るい見通しとは言えない中で、予算確保をどのようにしていくかの算段というか、そういったものもある程度、当然含めてこういった目標数値を出されているかどうかお伺いいたします。

○望月河川企画課長
 目標値の設定の考え方についてお答えします。
 地震・津波対策アクションプログラム2013に基づき実施してきましたが、この先2025年までの目標につきましては、6番委員の御指摘のとおり近年の整備の進捗状況ですとかそれに要した事業費を参考にして、今後の予算確保の見込みなどを踏まえて決定している状況でございます。

○山本委員
 ありがとうございました。
その下の静岡モデル防潮堤の整備ですが、これも地域の皆さんの要望に応じて、防潮堤を造るのか避難タワーを造るのかとかいろいろセレクトできるのは、静岡県は海沿いの景観が様々なので斬新というか行政の画一的なものでなくていいと評価しております。
そんな中で、伊豆のほうで景観を重視するということで必要なしとたしか結論づけたところがあったやに思います。
こういったところに関して、被害をどう抑えていくか次の策はありますでしょうか。

○望月河川企画課長
 ふじのくに森の防潮堤づくりのお話を頂きましたが、指標等の取りまとめをする河川企画課から説明いたします。
 伊豆地域のいろいろな御意見を踏まえて、静岡方式ということで進めておりますが、地域により取組の方向性が少しずつ違いますので関連する市町と連携をしながら必要な対策を進めていく、ハード・ソフト一体的に津波に対する被害軽減策を図っていくのが基本になります。

○山本委員
 ありがとうございます。
 次の質問に移ります。
 49ページでございます。
 防災・減災対策の強化のうち、風水害・土砂災害対策の表の活動の2行目、浸食が著しい海岸における防護に必要な浜幅を確保しているということで現状100%、目標も100%で達成しておるという表記になっておると思います。
例えば、天竜川東側の竜洋灯台のところは全く砂浜がなくなってしまっているんですが、災害の安全上は問題がないという判断でしょうか。

○八木河川海岸整備課長
 浸食が著しい海岸における防護に必要な浜幅を確保している割合で、活動指標として挙げています。
砂浜には、高潮あるいは波浪等を減衰させ海岸堤防と一体となって被害を軽減する機能があります。砂浜そのものは河川から供給される土砂によって形成されるということですので、土砂の供給と移動のバランスが崩れた場所では砂浜が減少しているため、河川を掘削した土砂等を海岸へ投入する養浜事業を進めております。
 今御指摘の竜洋海岸については、台風等によって高潮、波浪が発生した直後は一時的に砂浜が大きく減少することもありますが、その後の平常時の波の作用等でまた砂浜が回復する場合もあります。竜洋海岸については、今そういう状況だと考えております。

○山本委員
 減ったり増えたりしている中で、トータル的に見ると安全を確保するための砂幅は保たれていると理解しておるということでよろしいですね。ありがとうございます。

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