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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:11/01/2022
会派名:無所属


○桜井委員
 一問一答方式で2問ぐらい。
 静岡県企業局決算書108ページの地域振興整備事業損益計算書、私は議員になって初めてこの委員会になったものですから聞くんですけれども、未処理欠損金の134億円はどういう状況でこんなに出たのか教えていただきたいと思います。

○岩井経営課長
 未処理欠損金は、バブル崩壊に伴って造成した用地が原価を下回る価格で売却せざるを得ない状況が続きまして累積してしまったものでございます。

○桜井委員
 134億円について何年ぐらいの累積で欠損金がたまったのか、ある1件を造成してえらく価格が下がってこれだけの損を出したのか。それとも何億円って毎年毎年積み重なって134億円になったのかその点はどうなんですか。

○福石地域整備課長
 これは、1つの工業団地、工業用地でなったものではなく、バブル以前の事業計画により工業団地が次々完成し、マイナスが積み重なったものです。

○桜井委員
 まあ言ってみれば、バブル時期に土地を買収してバブルが壊れてえらく地価が下がって売るときには買取価格よりも全然安い値段で売ったと理解していいの。

○福石地域整備課長
 6番委員御指摘のとおりでございます。

○桜井委員
 そういうことなら結構です。
 それでもう1つ、大ざっぱに計算書が書いてあるんだけれども、企業局決算書108ページの雑損失で6140万円はどういう損失か。雑といってももろもろだと思うけれども、この年度内に6000万円も損が出た内容を教えていただきたいと思います。

○岩井経営課長
 地域振興整備事業の雑損失6140万円余の中身は控除対象外消費税でございます。地域振興整備事業は土地の売却が主な収益源で土地の売却は非課税売上ですので、非課税売上げ分については消費税として控除できない。仕入れをして造成した工事にかかる消費税の分は控除できないので控除対象外消費税として損失処理をするのでこれだけの金額になっております。

○桜井委員
 今の説明、もうちょっと分かるようにお願いします。

○岩井経営課長
 造成した土地の売却に係りましては消費税がかからない売上げになります。一方造成に係る工事は仕入れになり消費税がかかりますので、そこの差額がどうしても出てしまいます。通常水道事業においては給水収益は課税売上げになりまして、課税売上げから課税仕入れを引いた額を消費税としては納付するわけですけれども、地域振興整備事業費については売上げに消費税がかかっていないため、仕入れの処理では控除対象外になります。

○桜井委員
 土地は買うときも売るときも消費税はかからないんだ。だけどそれに関わる造成をしたり、建設会社に造成を委託した場合には消費税を払わなきゃいかんと。その合算したものがこの6000万円余と解釈していいの。それ以外にも雑損失の内訳はあるの。

○岩井経営課長
 おおむねそういう認識で結構でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp