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委員会会議録

質問文書

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令和5年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:03/02/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○四本委員
 一問一答方式です。
 公安委員会・所管事項等説明資料の資料10、大規模災害等緊急事態への対応・テロ対策等の3富士山噴火の初動対応訓練について質問いたします。
 私が知る限り、この訓練にこれだけ大規模でいろんな警察署、いろんな部隊が入っているのは初めてと感じますけれども、訓練の概要をお伺いします。

○眞野災害対策課長
 今回行いました富士山噴火初動対応訓練の概要についてお答えいたします。
 富士山噴火を想定した訓練は、これまで自治体と一緒になって住民や登山者に避難を呼びかける訓練を行ってきたところですが、今回は警察独自で実際の噴火を想定して避難誘導、交通規制、部隊運用を本部と関係署が一体となってシミュレーションする訓練を行ったところです。
 また、実際に溶岩流が到達する可能性がある4つの警察署の警備本部を代替施設に移動して指揮を継続する訓練を併せて行ったところです。

○四本委員
 ありがとうございます。
 私が議員になった20年ぐらい前は富士山噴火なんて絶対触れてはいけないという時代でありました。地元に住んでいますけど、今は噴火は必ずあると思っています。今年なのか、10年後なのか、100年後なのか、これは長い歴史の中でほんの誤差の中にあると思っています。だから警察も現実的な対応ということでこういった訓練をしてくれていると思います。

 そのような中で、訓練では住民への避難広報、誘導、応援部隊の運用等が行われたとのことですので内容をもう少し詳細にお知らせ頂けますか。

○眞野災害対策課長
 今回初めての訓練でございまして、想定をつくること自体でかなりもんだところです。
 ただ、大きく地理的なものを各部隊員が分かるようにし、交通規制についても広範囲にする必要があります。県下多くの地区、特に県東部地区で広域な交通規制を行い、また警察車両が走行不能のときにどうやって救出、救助、避難誘導をするのかを各自がそれぞれシミュレーションをする訓練を行ったところです。

○四本委員
 ありがとうございます。
 今回は図上訓練だと思うんですけれども、いずれはいろんな地域を集中的に、周辺の地域で実際の想定をしながら現場でやっていただきたいと思っています。
 今後の方針で整備計画の見直しを図るとのことで、先ほど溶岩流の話が出ました。ただ私が一番心配しているのは降灰です。大変大きなことで、新型コロナの問題よりはるかに世の中が混乱してしまうと思っています。富士山では1707年に最大の噴火である宝永噴火がありました。この噴火が本当にまた起こると考えると、鉄道、道路、電気、通信、水道等全てがやられてしまうのではないかと思っています。少し降灰があっただけで車は動けなくなり、警察車両が運行できなくなります。あまり考えたくないですけど、そういう最悪のことを想定しながらやっていくのが防災危機対応だと思います。そのような想定による訓練の実施を要望して質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp