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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年2月定例会厚生委員会
総合計画後期アクションプラン案の説明 【 当局側説明 】 発言日: 02/21/2022 会派名:


○石田健康福祉部長
 健康福祉部長の石田でございます。よろしくお願いいたします。
 静岡県の新ビジョン後期アクションプランにつきましては、去る9月県議会定例会におきまして骨子案を御審査頂き、11月9日には県議会各派の皆様から貴重な御提言を頂きました。また県民の皆様や各市町、総合計画審議会からも御意見を頂きながら最終案を取りまとめたところであります。
 本日御審査頂き、閉会日に予定されております議長からの御提言を計画案に反映し、年度内に成案を得てまいりたいと考えておりますので、引き続き御協力をお願い申し上げます。
 なお、お手元のA3の資料は所管委員会一覧と計画案の概要となります。また1月17日から2月16日にかけて実施いたしました県民の皆様へのパブリックコメントの結果をお配りしておりますので、御参照くださるようお願いいたします。
 それでは、静岡県の新ビジョン後期アクションプラン案のうち、私からは健康福祉部が担当する部分について御説明いたします。
 まず1−2防疫対策の強化(新しい感染症や再流行の感染症等)、1−4のうち健康危機対策、2−1医療提供体制の確保・充実と健康寿命の延伸、2−2いつまでも自分らしく暮らせる長寿社会づくり、2−3障害のある人が分け隔てられない共生社会の実現、2−4地域で支え合う安心社会づくり、5−1結婚の希望をかなえ、安心して出産や子育てができる環境づくり、5−2すべての子どもが大切にされる社会づくり、7−2のうち人権尊重と人権文化が定着した地域づくりについて御説明いたします。
 41ページをお開きください。
 1−2防疫対策の強化(新しい感染症や再流行の感染症)について御説明いたします。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の早期収束や新しい感染症、再流行の感染症などの拡大に備え、蔓延防止のための体制構築に取り組んでまいります。
 42ページをお開きください。
 (1)あらゆる感染症への対応力の強化では、下段Aのとおり新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じた医療提供体制を確保するため、重点医療機関や後方支援病院等での病床を弾力的に確保するほか、医療の逼迫を防ぐため宿泊療養施設の確保、自宅療養者への医療の確保に取り組んでまいります。
 43ページ中段Cのとおり、新しい感染症や再流行の感染症への備えとして県内医療機関の感染症対策の機能強化、医療機関同士の連携など有事の際の実効性の向上を図るとともに、これらを推進する拠点として(仮称)ふじのくに感染症管理センターを設置します。
 62ページをお開きください。
 1−4のうち、(5)健康危機対策について御説明いたします。
 @のとおり医薬品の安全性を確保し健康被害の未然防止を図るため、医薬品等製造業者への監視指導などを実施します。
 67ページをお開きください。
 2−1医療提供体制の確保・充実と健康寿命の延伸について御説明いたします。
 県内で勤務する医師は着実に増加しておりますが、全国的には医師少数県と位置づけられているため、県内外から医師を確保して地域や診療科による偏在を解消してまいります。また看護職員の需要が増大する一方、慢性的な不足状態にあることから県内に勤務する看護職員を確保・育成してまいります。さらに高齢化の進行に伴う医療需要の増加に対し限られた医療資源で対応していくため、地域ごとに医療機能の分化と連携を進め全ての県民に質の高い医療を安定的、持続的に提供する体制を充実していくとともに、県民の健康づくりを一層推進していくため、科学的知見の活用により健康施策の充実を図ってまいります。
 69ページをお開きください。
 (1)医療を支える人材の確保・育成では、@のとおり医師の地域偏在解消や県内定着促進のため、医学修学研修資金利用者の効果的、効率的な勤務先の調整を行うとともに、若手医師が専門性の高い知識や技術の習得ができるよう指導医の招聘、資質向上を図る病院への支援や医師少数区域で勤務する医師への研修受講費用等の支援など研修環境の充実を図ってまいります。
 71ページをお開きください。
 (2)質の高い医療の持続的な提供では、72ページ中段Cのとおり医療と介護の切れ目のないサービスの促進やICTを活用した多職種間の連携の強化など、在宅医療の提供体制の充実に取り組んでまいります。
 74ページをお開きください。
 (3)県立病院による高度専門医療の提供では、75ページAのとおり他の医療機関では対応困難な高度、専門、特殊医療の提供や災害時における基幹的役割を果たすための体制を整備してまいります。
 76ページをお開きください。
 (4)生涯を通じた健康づくりでは、@のとおり食育や減塩対策の推進による健康的な食習慣の確立や通いの場への専門職派遣など、世代に応じた健康づくりを推進してまいります。
 78ページをお開きください。
 (5)科学的知見に基づく健康施策の推進では、中段Aのとおり静岡社会健康医学大学院大学の研究成果の地域への還元や本県の健康課題解決のためヘルスオープンイノベーション静岡による効果的な健康施策の推進とともに、市町や医療機関等の健康増進、疾病予防の立案における研究成果の活用を支援してまいります。
 79ページを御覧ください。
 2−2いつまでも自分らしく暮らせる長寿社会づくりについて御説明いたします。
 団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、市町と連携し地域包括ケアシステムの構築を推進するとともに、認知症の人とその家族に対する支援体制を強化してまいります。また介護サービスの量の確保と質の向上を図り、それを支える介護人材を確保してまいります。
 80ページをお開きください。
 (1)地域包括ケアシステムの推進では、81ページBのとおり高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすため地域リハビリテーションの提供体制の整備を進め自立を支援してまいります。
 83ページをお開きください。
 (2)認知症にやさしい地域づくりでは、@のとおり認知症の人が希望を持って暮らし続けるため認知症の人本人による相談や啓発活動を支援するとともに、関係団体と連携して相談体制の整備を進めてまいります。
 84ページをお開きください。
 (3)介護・福祉人材の確保では、@のとおり幅広い人材が活躍できる多様な働き方を創出するとともに、若者に介護の仕事を正しく理解してもらう取組などを推進し介護分野への就業を促進してまいります。
 85ページを御覧ください。
 2−3障害のある人が分け隔てられない共生社会の実現について御説明いたします。
 障害を理由とする差別を解消し障害に対する理解と相互交流を促進するとともに、地域生活支援拠点の整備促進などにより地域での自立した生活を支援してまいります。さらに医療的ケア児を含め障害のある人やその家族が安心して生活を送ることができるように、様々な障害の特性に応じた支援体制の整備を進めてまいります。
 86ページをお開きください。
 (1)障害に対する理解と相互交流の促進では、中段Aのとおり視覚や聴覚などに障害のある人の円滑なコミュニケーションを支援するため支援人材を養成してまいります。
 87ページを御覧ください。
 (2)地域における自立を支える体制づくりでは、@のとおり親亡き後も障害のある人の地域生活を支えるため、市町の地域生活支援拠点等の設置を支援してまいります。
 89ページをお開きください。
 (3)多様な障害に応じたきめ細かな支援では、中段Aのとおり医療的ケア児及びその家族が住み慣れた地域において安心して生活できるよう、医療的ケア児支援センターを設置し専門的な相談への対応などを行ってまいります。
 91ページをお開きください。
 2−4地域で支え合う安心社会づくりについて御説明いたします。
 分野・属性別の枠組みでは解決困難な事案が増加していることから、生活課題の解決に向けた包括的な支援体制を構築するほか、生活困窮者に対する相談支援体制を強化し自立を促してまいります。また様々な分野や年代に応じた自殺対策を推進し、地域全体で自殺による死亡者を減らすよう取り組んでまいります。
 92ページをお開きください。
 (1)地域における相談支援体制の充実では、@のとおり市町の包括的な相談支援体制や相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施する体制の構築を促進してまいります。
 93ページを御覧ください。
 (2)自立に向けた生活の支援では、@のとおり生活困窮者の自立促進を図るため自立に向けた相談支援等を行ってまいります。
 94ページをお開きください。
 (3)自殺対策の推進では、下段Bのとおり県、市町、多様な主体と一体となり地域における自殺対策ネットワークを設置し、様々な分野や年代に応じた自殺対策を行ってまいります。
 130ページをお開きください。
 5−1結婚の希望をかなえ、安心して出産や子育てができる環境づくりについて御説明いたします。
 若者の出会いの機会の創出や結婚支援、結婚後のライフプランを描ける環境の整備に取り組むとともに、社会全体で全ての子育て家庭を支援する体制を充実させてまいります。また保育サービスの量と質を充実させ、それを支える保育人材の確保を図るとともに妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援体制を構築してまいります。
 131ページを御覧ください。
 (1)結婚から新生活へのライフプランの支援では、@のとおりふじのくに結婚応援協議会において市町と連携し、県全体で結婚支援に取り組んでまいります。
 132ページをお開きください。
 (2)社会全体で子育てを支援する体制の充実では、@のとおり子育て支援団体を応援し社会総がかりの子育てを進めてまいります。
 133ページを御覧ください。
 (3)保育サービス・幼児教育の充実では、中段Aのとおり保育士の適正な配置や多様なサービスを提供する市町を支援してまいります。
 135ページをお開きください。
 (4)子どもや母親の健康の保持・増進では、@のとおり子育て世代包括支援センターの機能強化など市町の母子保健事業の推進を支援してまいります。
 136ページをお開きください。
 5−2すべての子どもが大切にされる社会づくりについて御説明いたします。
 社会的養護が必要な子供への支援を充実させ、全ての子供が健やかに育つ環境を整備してまいります。
 137ページを御覧ください。
 (1)社会的養護が必要な子どもへの支援の充実では、Bのとおりヤングケアラーに寄り添い支援につなげる各市町の体制整備を推進してまいります。
 138ページをお開きください。
 (2)子どもの貧困対策の充実では、139ページCのとおり独り親家庭の経済的自立に必要な安定した就業の確保のため、関係機関と連携して就業支援に取り組んでまいります。
 169ページをお開きください。
 7−2誰もが理解し合える共生社会の実現のうち、(2)人権尊重と人権文化が定着した地域づくりについて御説明いたします。
 中段Aのとおり、県民一人一人がお互いの人権を尊重し合えるよう周知、啓発活動を展開してまいります。
 私からの説明は以上です。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。

○内田がんセンター局長
 がんセンター局長の内田でございます。よろしくお願いいたします。
 2−1(3)県立病院による高度専門医療の提供のうち、@静岡県立静岡がんセンターによるがん高度専門医療の提供について御説明いたします。
 74ページをお開きください。
 静岡がんセンターでは、患者さんの視点の重視を基本理念に掲げ、遠隔操作型手術支援ロボットや陽子線治療など最先端の医療機器を導入し、医師、看護師等の医療従事者が一丸となって患者さんをサポートする多職種チーム医療の実施により、高度がん専門医療の提供に取り組んでまいりました。
 こうした中、平成25年には大学病院本院並みの高機能で高度な医療を提供する特定機能病院として、また令和2年にはがんゲノム医療を牽引する高度な機能を有するがんゲノム医療中核拠点病院として厚生労働省から指定を受けており、今後も全国のがん専門病院のフロントランナーとして高度がん専門医療を提供するとともに、包括的患者家族支援体制の構築によるがんに関する様々な情報提供や患者、家族の支援の強化、充実を図ります。
 また、職員や地域の医療従事者等を対象とした教育、研修の充実にも取り組み、プロジェクトHOPEなどのがん臨床研究の推進やファルマバレープロジェクトとの積極的な協力による医療技術開発等を継続してまいります。
 私からの説明は以上でございます。

○藤曲委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより質問等に入ります。
 では、発言願います。

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