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委員会会議録

質問文書

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令和4年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 澄美 議員
質疑・質問日:10/06/2022
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員
 県の立場でお話されていて、法を遵守してやっていることなんですが、今の話を聞いていると県では決められない結局事業者に有利になってしまう仕組みがあると感じたんです。つまり許可を先に取ってしまうことは環境アセスメントが後追いで修正は後から加えれば、許可さえ取ってしまえば前に進められる仕組みになってしまっているのかなと。だとすると環境影響評価は後からやって、ルール上県がどうしようもない形でその変更点を受け入れる。先ほど申請書が出ていれば期限も決められていて、その中で許可を出す審査を、許可せざるを得ないとおっしゃっているけれども、それは全部県が背負わなきゃいけないことですか。もっと仕組みとして環境環境影響評価メントの関係、森林法の関係の手続に問題があると考えることはできないんでしょうか。
 いつも何か環境アセスメントってちゃんと理解されていない気がするんです。だとするとそういう仕組みを元から変えていかないと結局はそういうルールが分かっている事業者が先に申請をして許可だけ取って後からやればいいというふうな。私たちにとってみると、災害が発生するんじゃないかっていう心配が全部出されて同じ次元で議論されて、審議されて許可が下りるのが理想なんですけども、それは県の判断だけでできるのかどうか。法の仕組みも含めて課題があるかどうか確認したいと思います。

○大川井森林保全課長
 環境影響評価と林地開発許可制度の関係ですけれども、先ほど来言われているように、環境影響評価を取って林地開発許可を取る、また同時が一番望ましいとは思いますが、それが特に法律要件になっていることではございません。

○鈴木(澄)委員
 それは、法に基づくルール上の話としてそうなっているからやむを得ないとの捉え方でよろしいですか。管轄外という話もありましたけれども、少なくとも森林法を管轄していて、もう1つの環境影響評価の法の関係が別の部署であったとしてもそれは双方に関係しているわけですから、皆さんが自分たちの部署だけでものを考えていて、ほかの問題と絡めたときに私たちは法律関係なしに本来あるべき姿として議論しているわけです。そこの問題がはっきり分からない以上はどうしても見えない議論がやっぱりこういう形で出ざるを得ないと思っているんです。だとすれば、はっきりその仕組み、ルールとしてこれがどうなのかとの意見も県として持っていてもいいと思うんですが、そこをお聞きしたいと思います。

○清水経済産業部理事(林業・森林保全担当)
 森林法と環境影響評価の法的な根本的な課題について答えを持ち合わせておりませんので、申し訳ございませんがお答えを控えさせていただきたいと思います。

○鈴木(澄)委員
 そうしますと、結局は環境アセスメントの問題がクリアにならない。そういう話の中で、ここで議論するのは、ここにいる森林法だけの話で済む話でしょうか。要は皆さんが投げかけているのは、一番気になっているところの答えがちゃんと出ないから、その一つ一つの事象を捉えた中ではっきり答弁していただいているのは半分しかないと私は思っているんです。そこの部分については、所管ではなくてもその在り方についてしっかり皆さんが思いを持っていないと市町あるいは私たちも含めて県民の皆さんから疑問を投げられたときに答えられないところがあるから、前に進まないんじゃないでしょうか。そこはどうでしょうか。

○木内委員長
 3番委員に申し上げます。
 本集中調査は、当該許可の適正性、事務執行に県と町の双方に不備がないかという点の集中調査になりますので、また所管事務調査の場でやっていただければと思います。

○鈴木(澄)委員
 分かりました。
 少なくとも、今までのやりとりとここに書かれているものの中で出てきている話なので、集中調査でそこを外すことについては今の委員長の意見に対して私は異論を持って、取りあえず引きます。

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静岡県議会事務局議事課

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp