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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年11月移住・定住等促進特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 11/16/2022 会派名:


○盛月委員長
 それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 ここからは今後の委員会の提言報告書の作成に向けて、委員間討議を行います。
 まず、資料4、委員間討議資料を御覧ください。
 第3回委員会で説明のあった県の施策、それからオンラインによる先進地調査、第4回委員会での参考人の意見と委員の皆様からの意見の内容を抜粋して、調査の観点ごとに整理をしたものが資料4です。
 これを参考に提言をまとめていきますけれども、イメージがわきやすいように、前回までの参考人からの御意見や委員間討議等で委員の皆さんから出していただいた御意見などを加味し、正副委員長で協議の上、骨子案を作成させていただきました。
 資料5、提言項目骨子案を御覧ください。
 提言をまとめていくに当たり、この骨子案を基に、本日お聞きしました参考人の御意見も踏まえて、委員の皆さんから御意見を出していただきたいと思います。
 それでは、早速ですが、御意見をお願いしたいと思います。提言に取り上げる事項や、まとめていく中でのそれに対する意見など、御自由に御発言をいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

○望月委員
 お疲れさまでございます。
 本日伺った内容から、調査の観点1の6のところに、「県内市町との連携」とありますが、そちらのところで付け加えて、市町のみならず、民間企業でも、ああいった情報をお持ちですので、民間企業と各市町とそういった情報を県が一元する。また以前、3番委員がおっしゃったように、私はこういうことがしたい、じゃあこちらみたいな。簡単にいうと、丸バツじゃないですけれども、海が見たい、じゃあこっち、働くところはこういうところ、じゃあこっちみたいなところで検討して、各市町に振り分けたり、今の企業を紹介する方面に進むといった振り分けが県としてできれば、よりつなぐことができるのではないかと感じました。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 そのほか、どうでしょうか。

○土屋委員
 先ほど、最後に酒井さんが言っていた県に求める役割等についての1番のところ、薄い字で書いてあることが4つの話よりか大きな話だと思うんです。というのは、静岡県は広く、23市12町と多くの自治体から成っていることと、一つの自治体に偏った施策もできないためという話のところが今、8番委員がおっしゃったところになると思うので、それぞれの市や町で、先ほどの伊那市の話もそうですけれども、頑張っているところだけを応援をするわけにはいかないというのが県の立場だと思うので、それぞれの特色があるところを県としても見付けて、割振りではないけれど、区別をして、それぞれの目的でやっている市や町に対する支援であったりとか、その情報をうまく移住・定住したい人に結び付けるという役割はしっかりとやるべきだと思いますので、そのことに限ってしまうのかなと。一つのところにとは言えないのであれば、もう県は35市町に対して、35通りのうまくつながる方法を考えてあげるべきではないか、しっかりと県としての役割でやるべきと思っています。意見です。

○盛月委員長
 ありがとうございます。そのとおりですね。

○中澤(通)委員
 今回、移住促進で、どっちかというと来てもらう、住んでもらうことだけを主体とした話合いになってしまっている感じがしないでもないですが、たまたま2年ほど前、鳥取県に行ったときに、何が大事ですかといろいろ話をしたら、来てもらった人のフォローが大事なんですと。フォローをどうするかによって、結局、孤立化してしまうと出て行ってしまう。だから、孤立化させないためには、地域でそういうシステムがうまくできるか、どういう方にその方々を御近所さんとして迎えてもらうか、それが大事ですよと。それがあるとないとだと、もう雲泥の差です。ですから、そういうこともどこかで、今回、議論しなかったけれども、入れてもらうといいのかなと思っています。

○盛月委員長
 1の3あたりで、移住者への支援の充実。ここに移住後のフォローというようなことをですね。ありがとうございます。

○杉本委員
 先ほど静岡市の方が結構、強調されていたのが、相談窓口の充実と同じことなんですけど、結局、対応する方、コンシェルジュ。その人たちの力というのはすごく甚大だと感じます。やはり、さっきも言ったけれども、静岡の顔になりますし、静岡市の顔であったり、浜松市の顔であったりするので、コーディネーターの育成に力を入れるというのも一つ、いいのではないかなと感じます。

○市川委員
 この提言の調査の観点2の中に、「若者のUIJターン促進のための雇用創出や産業振興」等々、書いてありますが、先ほどの酒井さんの提言の中にもあった企業誘致という言葉が出てきていないので、積極的な企業誘致による産業振興、雇用の確保みたいなものを明言しといたほうがいいかなと思います。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 そうですね、書いていないですね。

○市川委員
 人材誘致というのはありますが、企業誘致がちょっと見当たらないような気がしました。

○盛月委員長
 ありがとうございます。

○野田委員
 ちょっと質問いいですか。
 私、途中から入れていただいたものですから、途中の議論が分からないので、この提言の項目とか骨子案とか見ても、ある程度、若い人でも仕事ができて、テレワークとかできるとか、そういう若者を静岡県に移住・定住させやすくするためにどうするかという観点が多かったと思うんです。例えば静岡県の製造業であるとか、サービス業であるとか、それから介護とか、そういったところでかなり人材が不足しているのは事実であって、本当に地域によっては、行政としてそういう人たちを狙った政策をとっているところもあるはずだし、これからもっと限定的な、あまりこういうところで言い方が悪いけれども、例えば平均年収以下のアルバイトしかしていないような若い人とか、バツイチの子供を持っている女性で、東京で非常に苦労しているような人たち。こういう層を本当にサービス業とかで、伊豆なんかは必要な人材として、もっと行政として政策的にそういう人たちの移住・定住を考えるべきだと思っているんだけれども、今までにこの委員会でそういう話が出たのかどうか。出ていなければ、この提言項目にはないのは当然でしょうけれども、先ほどの講師のお話でも、やはり年収500万円から800万円ぐらいあって、そこで静岡県で魅力を感じるかどうかという話だけになっていた。移住・定住というのは、本当はそこだけではないのかな。だけど、この委員会としては、そこまではやらなかったのかな。僕はそこが分からなかったものですから。意見として申し上げます。

○中澤(通)委員
 昭和30年代、40年代は、特に清水市は朝鮮動乱以後、景気がよくなって、もう1つは、大正年代に売れたミカンが最盛期になって、日本国内、果物不足だったんですよ。それで、ミカンはできちゃっている、獲る人はいないということで、東北とか北陸へ季節労働者を大量に集めに行けたんですよ。

○野田委員
 それ、伊豆の旅館とかも一緒ですね。

○中澤(通)委員
 そうそう。そのときには、そっちのほうは働く場所がないから、子だくさんですから、喜んで出してきとった。それで暖かいから、そのうちの何割かはそのまま定住してしまったのですよ。その繰り返しが何十年かあって、結構、清水市近辺にはそういう人たちがいる。
 ただ、この時代、ますます人手不足になっている時代に、先々の福祉の関係って、大々的に行政を絡めて人雇いができるかというと、なかなか難しいんだよね。だから、農協単位では今でもやっていますけれども、そこら辺がどうやれるのか。やれたら、それはいいことだと思うんです。それも、どう書いていただけるか、うまい具合にやればいいと思うんですけれども、非常に難しい部分はあります。

○土屋委員
 今の話は、基本、提言の中でということはないですけれども、先ほどの伊東市の例から考えれば、そういう対応をして、医者や看護師などを誘致をしようという話があったので、そこに委員会としては膨らめて、例えば観光であれ、製造業であれ、そういう人たちを地元に呼ぶのであれば、少なくともそれに助成をするなり何なり、様々な産業に、その地域にとって必要な人を誘致するに当たっては、そういう話も提言の中に入れることは、話合いはないにしても、伊東市の事例として出ているので、入れてもらうこともいいのではないか。それはあくまでも市や町の事業としてのことになると思うんですよね。県がやる話ではないので、そういう提言として、市や町に対してそういう努力をされてもいいのではないかみたいなことを入れるのに、話合いがなかったということではないと思うので、どうでしょうかという意見です。

○盛月委員長
 いいと思います。
 御意見ありますか。大丈夫ですか。

○野田委員
 ありがとうございました。

○盛月委員長
 提言に入れていけますよね。今日の伊東市の事例も含めて。

○田口委員
 やはり今のお話を聞いていますと、移住・定住等促進特別委員会ではありますが、地方創生全体みたいになってきているところがあるので、観点の1は例えば移住・定住、観点の2は、少し幅を広げて、雇用とか産業とか、今おっしゃったような人材との需給マッチとか、そういう観点でくくるといいのかなと思いました。そういう仕立てにしていけばどうかなと思います。
 それで、問題が、私、前回も言ったんですが、デジタル田園都市は議論が全くできていない。これをどうするか、今日も、実は沖電気に期待をしていたところですが、話がなかったので、これをどうしようかなと思ったんです。

○盛月委員長
 そうですね。結論まで議論しないままです。

○田口委員
 正副委員長任せでいいですか。

○土屋委員
 全くないものがぼこっと入ってくると、議論していないから、逆に誰かが言ったところを膨らめてでも何でもいいから、やってもらうのは、さっき言った沖電気ぐらいしかない。あとは正副委員長にお任せしますので、いいように料理してもらって、入れていくこともしないと、少なくともそれをやることで、いろいろな前側のほうにも全部絡んでくると思う。それを3番目とすれば、2番目、1番目にもつながるから、やっぱりそれは、その部分を大きく膨らめてやってくれたほうがいいんじゃないですか。

○田口委員
 前のほうで出た話を少し3番目のところへ組み込むみたいなことを頑張ると。検討してみます。

○鈴木(啓)委員
 先ほど沖電気の話の中でもあったように、やはりコンテンツがある程度できていないと、なかなかつなげることは難しい、それを表現することは難しいということがありましたので、多分35市町、その中にはかなりな差があると思うんですよね。それをやはりしっかり見た上で、県がもし何か上に乗せるとすると、そこのばらばらなところに乗せてしまうと大変なことになってしまうので、そこはしっかり調整をした中でやっていかないと、逆に足並みがもっとそろわなくなってしまう可能性があるので、そういったところに手を差し伸べて、皆さん引き上げていただくのがいいのではないかなと思っています。

○杉本委員
 沖電気のお話で、結局、情報を取りやすいわけですよね。情報発信というのも一つのキーワードになるんじゃないかなと思います。ホームページで掘り下げていかないと届かないデータ、情報を結局、LINEという身近なアプリを使ってぽんぽん入ってくるのは、情報をいかにうまく工夫して届けるかがキーになるような気がします。
 移住・定住を考えてもらうのも、やはり知ってもらわないと分からないですよね。情報発信がいかに大事かと感じております。今日のお話も本当によかったですけれども、情報の取りやすさです。

○盛月委員長
 皆さんから御意見、たくさんありがとうございます。本当にいろいろ御意見をいただきましたす。
 それでは、今日のところはよろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
 では、御意見も出尽くしたようですので、このあたりの委員間討議を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。

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