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委員会会議録

質問文書

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令和4年10月17日自然災害対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小沼 秀朗 議員
質疑・質問日:10/17/2022
会派名:自民改革会議


○小沼委員
 今日は、丁寧に御説明ありがとうございました。
 掛川市でも大和田の簡易水道が断水したのですが、土砂崩れとそれから電気が通らなくなったので、発電機を置いて、水道課、部の皆さんが、毎日つきっきりで対応しました。あそこまでの土砂になると、もう対応が難しいと思いますけれども、今、話に出た予防伐採、ぜひ山間部は推進をお願いしてほしいと思います。重ねて、電柱の移動に関してですが、電柱の位置とかそういったことは地域の皆さんから、こういう電柱にすれば枝も当たらないのではないのかとか、そういった地域からの声というのは、反映させてもらうことはできるものでしょうか。

○中村佳津宏参考人
 お話いただくことはもちろん可能ですし、御相談はできるんですけど、問題はそのお金を誰がもつかが、非常に難しいです。基本的に御要請に基づいて設備を動かすことはできますが、その場合は、これは理屈だけの話ですが、原因者負担というか、必要とする方の負担ということになるので、それが例えば公道に立っている電柱だと、私どもとしてはできません、お金は出せませんとなってしまいますので、その費用負担が課題になってくると思います。それは先ほど申し上げた、電柱地中化の話とある意味、近くて、地中化はできますが、一体誰がその費用負担をして、結局、電力価格にはね返ってくるものですから、そういったところをどうやって考えるかという課題はあろうかと思います。
 予防伐採もそうです。どうやってお金を出すかも非常に難しくて、今、1つの指針として予防伐採は、とにかく電力が半分もちましょうと、残り半分を行政がもってくださいと、4分の1を県がもって4分の1を市がもってというような、そういう1つのスキームもあります。我々としては、我々にとってもメリットがあるので半分は出しますが、我々が出すということは、広く電気を使用している皆さんが電気料金で負担するということですので、この費用負担をどうしていくかといったところも正直あると思います。
 あと、予防伐採を進める上で難しいのは、県と市とうちという3つの関係になりますので、どこが強力にリーダーシップをとりながら推進していくかは、大きな課題かと思っています。今、県は予算をしっかりとっていただいています。そこから予防伐採に使える予算はあるのですが、その予算を誰がどうやって使っていくかというと、やはり実働の市が大きな声を出しながらやっていかなければいけない。ですが、この予防伐採、すべき対象の土地をもっているのは一般の人なので、誰がそこの了解をもらうかとか、そういった課題もあって、やはり地元の声をどうやって拾い上げて、それをどうやって行政の施策につなげていくかというところもありますし、そこら辺が難しく、なかなか進まないのはそこに原因があると思います。予防伐採は、実は中部電力が全国的には一番早いんです。ある意味、うちが推進した施策で、これは岐阜県が大分雪による倒木がすごく被害が出たものですから、岐阜県がこういった仕組みをつくって、台風21号、24号のときに、これはいいことだということで全国的に広がって、今は日本全国にこの政策は広がっているのですけど、先ほど言ったように、誰がリーダーシップをとっていくんだというところで、難しいところはあると思います。地元、地権者がリーダーシップをとってくれると本当は一番いいのです。聞いているところだと、静岡県では森町は結構、自治会がどんどんやっていて、彼らが自分たちで切ってしまうところもあって、そうするともうとにかく早く進みます。

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静岡県議会事務局議事課

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