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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 大きく1つなんですけれども、聞き方は分割質問方式になります。
 総合計画後期アクションプラン案153ページで、ふじのくに地域・大学コンソーシアムについて幾つかお聞きしたいと思います。
 まず、成果指標の一番下にふじのくに地域・大学コンソーシアム等による地域課題解決提案数とあります。現状値が累計で101件、目標値は累計で100件と1件だけ減っているんですけれども、これはどういうわけなのかお聞きします。

○手老大学課長
 ふじのくに地域・大学コンソーシアムでは、学生等が行う地域課題解決を支援するための事業を実施しております。内容としましては市町や企業――賛助会員に対する課題の募集、学生とのマッチング、採択のための審査会開催や事業実施のためのフォロー、成果取りまとめ等々かなりの業務を行っております。これにつきましてコンソーシアムの限られたマンパワーの中でできる限りの事業採択を図るために、おおむね年間25件の課題解決を目安として採択しております。
 これまでも年間25件でやっていたんですが、たまたま4年間のうちの1年に同じような課題がありまして、それは一緒にやったほうがいいだろうという判断もあり2件としてカウントされ、26件の採択があった関係で101件という端数が出ております。
 ただ、今回新たな目標値を設定するに当たり、今後も同じような水準の成果を上げるための指標として100件と上げさせていただいているところです。

○盛月委員
 分かりました。どうして100件かは御説明頂き理解できました。年間25件で100件は分かりますけれども、そういう目標の立て方はどうなのかなとちょっと思います。必ずしも年間25件と決めなくても、いろんな地域課題が本当にたくさんある中で大学とかいろんな団体の方が地域課題をどう解決していくかを提案してくださるわけですから年間25件ではなくて多ければ多いほどいいんじゃないかなという感じもするんです。
 後期アクションプラン案156ページにふじのくに地域・大学コンソーシアム等による地域課題解決に取り組む学生団体数がありまして、現状値が111団体で目標値は116団体と5団体増やす目標になっています。団体の数を増やしていく目標を立てているのであれば、年間25件くらいで4年で100件という単純な目標の立て方よりも、各団体が1つずつ出してくだされば116件になるわけですので、目標値も見直してもう少し増やしてもいいんじゃないかなという気がしているんですが、その辺はどうでしょうか。

○手老大学課長
 提案数は成果指標として設定しまして、9番委員の御指摘のふじのくに地域・大学コンソーシアム等による地域課題解決に取り組む学生団体数を活動指標として設定しております。
 これにつきましては、現状値が111団体で目標値は116団体ですが、取組の主な工程表におきましては累計団体数で、単純なんですけれども倍々というか、毎年29団体に取り組んでもらう形で数字を置かせていただいて、最終的に4年後には116団体になります。
 取り組む学生の団体が主にゼミになるんですけれども、多くの学生が地域課題解決に取り組んでもらうことを目標に設定して、その成果として最終的な課題解決提案数があります。採択されない提案は当然25件以上ありますが、全て審査員が審査をした上で採択している形になります。予算的なものもあり上限を設定せざるを得ないんですけれども、広く学生からの提案は受け付けて審査しております。

○盛月委員
 分かりました。今予算の関係とおっしゃったんですけれども、地域貢献推進事業で団体に活動費の助成をしているということですよね。ある程度の目標、枠は決めなければいけないことは分かるんですが、提案数が目標になっていますが、本当の成果は提案が地域の活性化につながったかどうかだと思うんです。そこを見る指標はないんですよね。提案数はこれだけ上がりました、これくらいの団体がありますというのは成果指標や活動指標であるんですけれども、それが実際にどう結びついたのかを見る指標はないですよね。そういう成果指標もあったほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。

○手老大学課長
 9番委員御指摘のように、実際にどのような効果が上がったのかという指標があれば本当に一番いいと思うんですが、課題が解決されて具体的にどういった形で成果が上がっているのかは、指標として一律に設定するのはなかなか困難なものかなと感じております。具体的に事業化されたであるとか、あるいは課題を解決して地域人口が増えたであるとか、いろんな指標はあると思います。実際に課題が解決されてその後どうなったかは当然のことながら注視していく必要があると思いますので、その辺はアフターケアというか、継続して提案されるものもありますので、よく検証していきたいと思います。

○盛月委員
 分かりました。なかなか成果指標として表すのは難しいのかもしれないですが、活動している学生さんとか団体の方は提案してそれで自分たちの目標は達成と思うかもしれないけれども、自分たちの提案が具体的に目に見えて地域で活用されている、生かされていることを目指している方も多いと思うので、今後はぜひ成果がどうだったかも追っていって、何か目に見える形で示していただけるように工夫していただきたいと思います。
 今からその指標を載せるのは無理ということなので、今後検討することの中に入れていただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。

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