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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年決算特別委員会
藤曲厚生分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/12/2021 会派名:


○藪田委員長
 次は、厚生分科会委員長 藤曲敬宏君。

○藤曲厚生分科会委員長
 厚生分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和2年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち健康福祉部関係並びに「令和2年度静岡県母子父子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件及び「令和2年度静岡県立静岡がんセンター事業決算」であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、新型コロナウイルス感染症対策に関し、予算の執行実績に加え時系列での経緯、取組、評価及び課題の総合的な取りまとめを行う必要性についてただしたところ、当局から新型コロナウイルス感染症に対するこれまでの取組を今後10年先に想定される新しい感染症等が発生したときの糧としていかなければならないと認識している、第5波が落ち着いた時点で保健所に感染症対策局の担当者が出向き対応状況のヒアリングを行っており、局内で対応についての論議を進めている、今後新型コロナウイルス感染症への対応はしっかりと記録としてまとめていきたいとの答弁がありました。
 これに対し委員から、これまでの新型コロナウイルス感染症対策の取組を危機管理部をはじめ部局横断的連携を図り取りまとめた上で、令和3年度の事業のまとめにつなげられたいとの意見がありました。
 次に、ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤の特徴及び今後の活用についてただしたところ、特徴として少子化との関連が指摘されている人口の社会増減を合計特殊出生率との関係で分析した結果、若者の転入が多い市町ほど合計特殊出生率が高いことなどが明らかになった、また市町ごとに合計特殊出生率に及ぼしている特徴を分析し、それぞれの強みや課題が一目で分かるように示したことにより各市町が出生率の向上に注力していくべきポイントを明らかにできた、今後は市町に少子化対策の指針として活用してもらうため、令和2年度から実施しているふじのくに少子化突破展開事業費助成をインセンティブとして市町が新羅針盤に基づき地域力を高める取組を支援していきたいとの答弁がありました。
 これに対し、ふじのくに少子化突破展開事業費助成による市町への支援をさらに推進し、少子化を止めるだけではなく少しずつでも子供の数を増加させていく施策を進めるよう努められたいとの意見がありました。
 このほか、発達障害者支援センターを民間委託し2か所体制とした成果、医師の偏在解消に向けた事業の実績などについても質疑がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 静岡がんセンター事業の令和2年度決算において、当年度純損失6億円を含めた未処理欠損金に対する今後の対応についてただしたところ、今後病院の事業収支を改善することで対処していく、具体的には業務の効率化や入院患者のケアの充実、患者指導や入退院の支援による診療報酬の加算獲得、チーフレジデントを任期付の職員として採用し医師数を確保していくことにより収益を上げていくとの答弁がありました。
 これに対し、病院事業について本県がん対策の中枢を担う高度がん専門医療を継続的に推進できるよう経営基盤の安定に努められたいとの意見がありました。
 このほか、全床開棟運用後の課題と評価などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和2年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分の決算につきましては、賛成多数をもって、「令和2年度静岡県母子父子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算」外3件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定しました。
 以上で、分科会委員長報告を終わります。

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静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp