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委員会会議録

委員会補足文書

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令和元年10月子ども健全育成推進特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/24/2019 会派名:


○杉山(盛)委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 それでは、ここからは、当委員会の提言報告書作成に向けまして、委員間討議を行いたいと思います。
 これまで、執行部との質疑、県外視察、参考人からの意見聴取を進めてきたわけでありますが、今回と次回の委員間討議での意見を踏まえまして、提言内容を固めていきたいと考えております。
 まず、資料2、提言項目骨子案をごらんください。
 第2回委員会での執行部からの説明と質疑応答、県外視察調査の結果から、提言につながる内容につきまして正副委員長で協議し、提言項目の骨子案を作成いたしました。今後、提言をまとめていくに当たりまして、この骨子案をもとに、委員の皆さん方から御意見を出していただければと思います。
 また、A3の資料3、提言内容検討経緯につきましては、当委員会の調査事項の現状と課題、県の施策、委員からの意見、県外視察調査の結果等から提言項目につながる経緯を示した表であります。
 それでは、提言項目骨子案につきまして、野田委員から補足説明をお願いいたします。

○野田委員
 それでは、提言項目骨子案の内容について補足説明いたします。
 この骨子案は、これまでの委員の皆さんからの御意見や視察調査の結果をもとにしていますが、具体的な御意見等がなかったものについても、正副委員長で協議する中で、提言に盛り込むべきと考えたものについては盛り込んであります。
 具体的には3つありまして、1つ目が資料2の1ページ、提言1、虐待問題等子供の生活環境などの安定に向けた支援体制の整備。これの1の3、児童相談所の体制強化の3番目にございますAIの活用による分析です。これにつきましては、最近、さまざまな場面で有効活用されている技術の活用を児相の体制強化策の1つとするものであります。
 次に、2ページ目にまいりまして、提言2の1、子供の居場所づくりのための支援の最後のふるさと納税の活用に関するものです。ふるさと納税は、その行政目的に賛同する方々からの資金の調達に有効な手段であるとともに、子供の貧困問題に対する意識の醸成も期待されることから、子ども食堂の運営支援にふるさと納税による財源を活用する方策であります。
 3つ目でございますが、その下の提言4の自立に向けた親への就労支援と子供の職業体験についてであります。これにつきましては、貧困の連鎖の解消策が必要となる中で、経済的自立を進めるための支援として、貧困家庭の親への就労支援を行うのみならず、あわせて子供に対しても将来の就労への意識を高めるための方策です。
 以上であります。

○杉山(盛)委員長
 ありがとうございました。
 それでは、各委員から提言に向けました御意見を聴取してまいりたいと思います。御発言をお願いいいたします。いかがでしょうか。
 今までのいろいろな経緯を踏まえて、私どもでこのような形で骨子案ということで作成してみましたが、もしこの中で、部分的にでも、総括的にでも、御意見を賜りたいと思いますけども。

○天野委員
 親に対する虐待の自覚の促進というところ、提言1の1の発生予防のところ、親に対する虐待の自覚の促進。しつけと称しても、虐待は犯罪だという、犯罪に通ずるというか、そういう文言をどこかに、親に対して、僕は提言するのも1つじゃないかな、ということと、学校の先生が勉強を教えることと同じぐらい、虐待防止とか、そういったものの自覚を促す。教育現場のところかどこかにその文言を入れたらどうかなと。きょうの説明を聞いて感じたんだけどね。

○杉山(盛)委員長
 今の、1つ目の親の虐待のところについては、今、承知をいたしましたが、2番目はどちらですか、文章的には。

○天野委員
 2番目は、子供の居場所づくりの中で、教育現場のところのどこか入らないかな。学校の先生に自覚がないんだよ。虐待のことって、学校の二の次の意識で。さっきプラットフォーム、1日の3分の1の時間、子供たちがいるわけじゃない、学校に。だから、学校に対するそういうものをどこかに入れたらどうかなと思って。居場所づくりのところで。この中にはないんだけど。学校の先生の自覚を促したいと思うよね。

○杉山(盛)委員長
 はい、わかりました。では、以上、2点ということで。
 今の提言につきましては、また委員長、副委員長とできるだけ速やかにこれをプラスして入れるように、前向きに検討したいと思います。
 ほかに。

○伴委員
 骨子案としては、これまでの取り組みがほぼ網羅されていて、特に不満の点はないと思います。
 きょう、いただいた御提言とかやりとりした内容は、また加味されて、これがアップデートされるという認識でよろしいですか。

○杉山(盛)委員長
 それは、今のこの御提言の中で、委員のほうから具体的に今のような御意見を賜って、もちろんきょうのいろいろな提言も踏まえた中で、入れるものがあれば、委員長、副委員長でまた足していきますし、気がつかない部分があれば、きょう、そのようなことで承りたいと思いますけど。

○伴委員
 はい、済みません。ちょっとまだ自分自身が整理し切れていなくて、明確な文言が言えなかったんですけども、特に個人的には、後半の津富先生からお話をいただいた行政との連携の話なんかは、具体的にちょっと文字を起こすと形が見えてくるかなと思いましたので、提言は特に、3、4の部分が何か加えるものがあるのかなと若干感じましたので、また御検討だけお願いします。

○杉山(盛)委員長
 承知しました。

○山ア委員
 同じく、津富先生のお話を聞いて、主に提言3のところだと思うんですけど、いろんな支援策をこれからやっていただきたいと県に申し入れていくと思うんですが、要するに、その基盤となる子供の実態調査をちゃんとタイムリーにやってほしいということと、国が指標を新しくしていますので、県も速やかに効果的な指標を策定してほしいということを追加してほしいと思いました。
 あと、あわせてやっぱり啓蒙も大事だと。あらゆる世代、特に若者世代がやっぱり実感が少ないのかなと思うので、そのあたりも、3なのか、4なのか、関連するところに文言として入れていただけるといいかなと思います。

○杉山(盛)委員長
 承知しました。

○盛月委員
 7番委員がおっしゃったように、私もこれまでのさまざまな意見を骨子案としてまとめてくださいましてありがとうございました。意見が盛り込まれていると思いました。
 皆さんもおっしゃいましたとおり、きょうの話を聞いた中で、提言に入れていっていただきたいことが幾つかあると思うんですけども、具体的にこれからという話がありましたが、1つ、入れておくべきだなと思ったのが、提言3のところになると思うんですけれども、経済状況に左右されずに学習するための経済的支援の中に、やっぱり具体的に給付型奨学金の拡充など、そういった支援の拡充ということも。

○杉山(盛)委員長
 承知しました。
 今の御意見に関しては、県の施策の中に入ってくる問題もありますので、これはまた正副委員長で検討させてください。

○盛月委員
 はい、お願いいたします。

○大石(哲)委員
 提言1の大きい4番ですが、関係機関との連携強化ということで、きょう午前中の平岡先生にあったんですけど、虐待する親というのは転居を繰り返す。ですから、データを共有するというオンライン化は進めていただきたいと、これは当然だと思いますが。他県との共有化、一番下のほうに。児相間の情報は国レベルになりますけど、警察関係は、関係機関の情報の共有化というのが、全国レベルでどこへ引っ越してもわかるような体制をぜひお願いするような提言でいっていただければと思います。

○杉山(盛)委員長
 わかりました。
 それぞれ御提言を賜りまして、正副委員長でまた再検討して、入れるべき点は入れていきたいと思います。

○深澤委員
 先ほど野田委員からも御説明いただいた提言2の1の子供の居場所づくりのための支援のふるさと納税を活用した子ども食堂支援策を検討することということがあるんですけども、先ほどの津富先生の話でも、いろいろと学生たちがボランティアでやっている中で、費用の問題の意見が出まして、ああいうことも基本的には支援が必要だなと。
 その前提としては、静岡市が信用していただいてやってくれているというのがあると思います。あれは静岡市の職員の目利きの部分だと思いまして、そういったところは行政が必要かなと思いまして。つまり何が言いたいかというと、子ども食堂なんかは、例えばいろんな形態があって、ボランティアでやってくれているところ、レストランがやっているところ、飲食店がやってくれているようなところもあって、これに恒常的に税金が入ってくると、善意じゃない人たちもなる可能性もあって、こういう形で果たしていいのかなと。
 前の2つがむしろ子ども食堂としては支援してくれていますので、という意味で、こういう形も検討することを踏まえて、ふるさと納税を活用して何か子供の居場所づくりのための支援とかというふうに。ちょっと余り具体的に子ども食堂と言わないほうがいいのではないかなと。

○杉山(盛)委員長
 食堂とピンポイントで言わずにね。

○深澤委員
 それを含めて検討という形のほうがいいと思います。

○杉山(盛)委員長
 例えばふるさと納税を活用した子供の支援策を検討するみたいな形のものにしてくれということですよね。

○深澤委員
 はい。

○杉山(盛)委員長
 わかりました。承りました。
 あとはよろしいですか。
 それでは、それぞれの御意見いただきまして本当にありがとうございます。
 私ども正副委員長で、いただきました御提言に関して、今後、骨子案の中にできるだけ速やかに入れていきたいと考えておりますので、御承知おきをいただきたいと思います。
 それでは、御意見も出尽したようでありますので、このあたりで委員間討議を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 御異議もありませんので、これをもって、委員間討議を終了いたします。

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