本会議会議録


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令和6年9月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加藤 祐喜 議員
質疑・質問日:10/03/2024
会派名:自民改革会議


○加藤委員
 一問一答方式でお願いいたします。
 がん教育への取組について伺います。
 がんセンター局説明資料の7ページに概要が載っているんですが、がん対策基本法にがんの普及啓発が盛り込まれる以前から、がんセンターにおいては先駆けて様々な方法で小中高生に対する取組を行っているとのことですが、改めてこの目的を伺います。

○鈴木がんセンター局マネジメントセンター長兼経営努力室長
 学校におけるがん教育につきましては、がんについて正しく理解することができるようにすること、それから健康と命の大切さについて主体的に考えることができるようにすることという大きく二つの目標を持って進められております。
 しかし、学習指導要領にがんへの取組が明記される以前については、適切な指導者ですとか教材も少なく、各学校で授業を通じてのがん教育の実施に苦慮していたことも聞いております。
 そのため、当センターにおきましては、健康教育教材としまして平成17年度から喫煙防止下敷きを県下の小学5年生へ配布しております。これは、たばこが全身に及ぼす害を分かりやすくイラストで示したものでございまして、リーフレットではなく下敷きにしたことで、自宅へ持ち帰っていただいて家族でたばこの害について話し合うきっかけにもなっていると伺っております。

○加藤委員
 がんの理解、健康と命の大切さについて考えることが目的と分かりました。
 次に、イの取組の内容についてですが、静岡がんセンター公開講座における中高生向け特別企画の実施内は、台風によってオンラインになったんですかね。ユーチューブによる視聴に切り替えたとあり、視聴者数が654人で主な感想が書いてあります。
 基本的に好評だったとは思うのですが、この中でアンケートを取っているのですか。もし分かれば参加者における中高生の実際の割合と参加動機について伺います。

○鈴木がんセンター局マネジメントセンター長兼経営努力室長
 参加者のうち、中高生は73人と全体の1割強程度でございますけれども、ほかにその親御さんですとか学校関係者の方など32名にも視聴頂きました。
 それから参加の動機の主なものでございますけれども、多い順に最新の情報を知りたかったから、中高生がどれくらい参加するか興味があったから、テーマに関心があったから、医師になりたいと思っているから、親にぜひと誘われたからなどとなっておりました。

○加藤委員
 ありがとうございました。
 県内にがんセンターがあって、小中高生が最前線の現場の声を聞けるのは非常にありがたい機会になると思います。昨今、医師不足も叫ばれてますので、そういった課題の解決の一助になればとも思いますし、また小中高生には非常にいい経験になると思いますので、引き続き積極的に取り組んでいただきたいと要望しまして、質問を終わります。

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