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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 それでは、一問一答方式で5番委員から質問が出た補正予算をお尋ねしたいと思います。
 今、国では第3次補正予算のことがいろいろ議論されている最中ですけど、先ほど10か月前の先議をやらせていただいた効果については出ましたが、交通基盤部として財政部局と来年の2月議会における補正予算のキャッチボールがあると思います。
勝手な話で恐縮ですけれども、去年効果が出たならば補正に対する交通基盤部の基本的な考え方を、分かっている内容で結構ですのでお聞きしたいと思っています。

○長繩交通基盤部長
 補正に関しましては、いろいろ国からの情報を集めているところですけれども、できるだけ頂く、これが基本的な姿勢です。
 その際に心配になりますのが、円滑に執行できるかということですので、昨年の実績を踏まえて準備できるものは準備する姿勢で臨んでいるところです。

○竹内委員
 民間では、コロナ禍の影響で様々な業界が苦しんでいます。公共事業の意味が改めて評価されるときだと思っていますので、昨年の補正の取扱いを見ても効果は出ているわけですから、ぜひ交通基盤部として財政部局に対して強い意志を持って取り組んでいただければと思っております。

 2つ目に、人事に対してお尋ねしたいと思います。
 私の記憶では、今年高卒者の採用を何年かぶりに復活すると聞いていますけれども、間違いないかどうかまずお尋ねしたいと思います。

○三沢総務課長
 間違いありません。23年ぶりに復活しました。

○竹内委員
 採用予定人数と応募人数、男女の別をお尋ねしたいと思います。

○三沢総務課長
 応募者数は9名、受験者数が7名、現在最終合格者数が4名で全員が男性です。

○竹内委員
 23年ぶりに募集してどのような感じを受けていらっしゃるのか。数字を含めて所感をお尋ねしたいと思います。

○三沢総務課長
 正直に申しまして、期待していたよりは受験者が少なかったと感じております。といいますのは県が長い間雇わなかったものですから、その間に消防等を含めた各市町の役所等に公務員志望の方が流れており、また各学校の先輩がその役所等に入っている、さらに静岡県は地元志向が強いと感じておりまして、県に入ると転勤がありますが市町の役場等であれば転勤がないことなどもありまして、来年度以降は早めに広報して志望者を集めたいと思っております。

○竹内委員
 18歳、17歳ぐらいの世代ですから、三沢総務課長がおっしゃるとおり実績を重ねないと県に応募していただけない可能性があります。入ってみたら県でよかったと必ず思ってくれると思いますので引き続き御尽力いただきたいと思います。

 最後になります。
 11月15日に浜松市沿岸域防潮堤の竣工報告会が行われました。多くの方に御参列を頂いて、天候もよく無事に式典が行われたと思っておりますけれども、そのときに防潮堤の竣工報告が配られ、すばらしい内容でした。何部刷ってどこにお配りになられたのかお尋ねします。

○吉澤河川海岸整備課長
 防潮堤の竣工式に御参加頂きまして、誠にありがとうございました。
 3番委員からお話のありました防潮堤の竣工報告は、これまでの実績について防潮堤建設の経緯を含めて広報するため取りまとめました。
 竣工報告会にお呼びする約150名から200名分と広く広報するためのプラスアルファを印刷しました。追加で増刷もできますので、今後の状況を見て活用していきたいと考えています。

○竹内委員
 当日は南区、西区を中心に自治会長の人たちもいらっしゃったと思いますけれども、防潮堤により津波の浸水域が変わっているところは南区、西区だけではなく多々あると思います。ぜひ多くの浜松市民を中心とした皆様にこんなにすばらしいものが、県の御尽力はもとより一条工務店グループあるいは浜松市、地元の商工会議所を中心とした企業、個人の方々からの御寄附で成り立った防潮堤だということを、自治会あるいは様々な団体を通してうまく活用して広報頂ければと思います。

 それと、知事がお話をされたように、東日本大震災を受けて様々な企業の御尽力があって完成に至ったわけですけれど、子供たちに対してぜひこの経過や効果、思いを伝えてほしいと思っています。
私も議員になって当時の着手式、その前の流れはある程度承知していますけれども、多くの方々の思いの結晶だと思っていますので、子供たちに対してどのように伝えていくつもりなのかお聞きします。

○吉澤河川海岸整備課長
 3番委員御指摘のとおり、今回の防潮堤事業はオール浜松で成し遂げた大変重要な事業であると認識しています。広く後世に語り継がれるよう、県としても積極的に継承、広報していくべきものと考えています。
 その1つの取組として、市内の全ての小学校の社会科副読本「のびゆく浜松」に防潮堤の写真等を掲載しています。広報活動の中で紹介するとともに、今年度も浜松市内の小中高校生に対して防潮堤の現地見学会や土木事務所職員が実際に学校に出向いて出前講座を行うことで、本年度だけで900人余の生徒に防潮堤を題材とした防災教育を行っているところです。今後も広く広報できるように努めてまいりたいと考えています。

○竹内委員
 ありがとうございます。
県には教育委員会や私学振興課等々もありますから、高校生にも体感していただくことを要望します。

 最後に、控室でこういうことができないだろうかとお話をしていますけれど、この防潮堤は浜松版、静岡版の万里の長城だと思っていますので、馬込川の河口の水門付近に横から防潮堤を見られる施設を、スポーツ・文化観光部とか浜松市ではなく技術力のある交通基盤部の皆様方で考えてもいいのではないかなと思っています。
というのは、皆様方の先輩の技術者で浜松土木事務所など様々な部署でこの防潮堤の完成を夢見て御定年になられた方を多く存じ上げていますけれども、防潮堤をどこかから見渡せる施設があれば他県からの視察にも使えるし、最終的には経済効果にもつながると思うんですが、所見をお伺いしたいと思います。

○光信河川砂防局長
 あれだけの防潮堤の壮大な姿を自分の目で見られる施設は理想的だと思いますが、やはり大きなものを造ることに対して調整事項等もありますし、実現は難しいのではないかと思います。
 ただ、例えばドローン等を使って上空から眺めることは実際にできますので、まずはそういった形で皆さんに壮大さを体感していただくものを考えていきたいと思います。

○竹内委員
 川勝知事の任期があと約半年です。他県にはないものを見せたり広報したりするのは嫌いではないと思っていますので、知事があと半年いる間に御提案されるのも良いのではないかと思います。

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