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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:07/02/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員
 分割質問方式でお願いします。
 藤枝高田のふじのくにフロンティア推進区域における工業団地の開発、本当にありがとうございます。今まで“ふじのくに”のフロンティアを拓く取り組みは東部に拡大すると思っていたんですけれども、こちらでもいい場所に造成ができてありがたく思います。
 6つの企業の進出が決まっているんですが、募集は市でやったのかもしれませんが何社ぐらいの応募があって、どのような理由で選んだのか。期待を込めて良い企業がきてくれたと思っています。
 進捗状況というか早くその企業――SSKが一刻も早く稼働したい、操業したいという思いで応募しています。進捗状況と引き渡しの期限についてしっかりと担保できるのか。また市は中に市道をつくったりしていますよね。その協調の状況についてお聞かせください。

○渡邉地域整備課長
 藤枝高田工業団地の進捗状況と市との協調関係についてお答えいたします。
 藤枝高田工業団地につきましては、進出企業の要望を受けこれまでも市と連携して用地買収や土地利用手続を迅速に完了させ、市と協定を締結したときの当初計画よりも約3カ月早い本年3月に造成工事の契約を締結したところです。また早期引き渡しを希望する企業について優先整理するということで通常は行わない工区分けを行っております。早期に希望する企業の工区をA工区とし先に造成、整備する手法も用いまして早期の引き渡しに向けて進めているところです。
 また、市につきましては、現在団地横の道路整備であるとか河川整備を行っております。この道路の整備、河川整備等の企業局が実施する造成工事の周辺住民への説明等で連携して順調に進めているところです。

○佐野委員
 ありがとうございます。
 500人もの雇用となると、その人たちの通勤路だとか、さまざまな生活に関することとか住居のことで市との協調が必要となってくると思いますので、くれぐれも今後ともよろしくお願いします。

 そして、Kリリースの3枚目のひとり1改革についての資料を見て驚いたんですけれども、富士山麓フロンティアパーク小山の用地取得の迅速化により引き渡し期間を4カ月短縮し経費を400万円も削減したということで、先ほどのお話にもあったように一日も早く引き渡したほうが効率的、効果的ですよね。4カ月短縮したとかですごく驚いたんですが、今までこういうことを行わなかったために4カ月もおくれていたというか、すごくいいことに目をつけたなと思いました。これをどうやって生かしていくのかお話しください。

○渡邉地域整備課長
 Kリリースの3ページにあります富士山麓フロンティアパーク小山の用地取得の迅速化ということで、これは企業局としても初めての取り組みです。従来は私どもが整備する道路等を市に引き渡し、開発用地の中にある市の公有地を同時に交換する手続をとっていたんですが、その際に登記手続の分筆登記する手続について非常に時間がかかっておりまして、手続を簡単にするために初めに町から町有地を一括でいただいて、私たちが用地買収した民地と合わせて、まず全体を1つの区域にします。そのことによって後の登記処理が簡単になる取り組みで、ひとり1改革で報告させていただいたものです。これにつきましては同様に藤枝高田団地あるいは富士大淵団地でも適用できないか現在藤枝市と協議しているところです。
 やはり課題となるのが最初に市有地を県に譲与してもらうことで、そこを認めてもらえるかどうかがキーポイントになると思いまして、小山町ではそれを認めてもらえたので初めて実施しました。このような取り組みをすることによって1日も早い引き渡しに向けて頑張っていきたいと考えています。

○佐野委員
 ありがとうございます。
 本当に私も詳しいことはわからないんですが、できているのに市民から見ると何で使わないのというかその辺の手続のこととかわからなくて、どんどん建てればいいのにと思っちゃうこともあるんですが、このような手続のちょっとした工夫や努力で引き渡しが早まるんだったら、こんなに効率的なことはないと思います。ぜひともこれからの県全体に生かしていただくように、進めていただきたいと要望します。

 産業委員会説明資料にはないですが、セルロースナノファイバーの研究所を企業局でも立ち上げて取り組んでいると拝見しました。昨日もセルロースナノファイバーに対しては工業研究所等と一緒に進めているんですが、企業局で進めている開発と経済産業部で進めている開発と何か同じことをやっているのかすみ分けがあるのかを少しお聞かせください。

○松下企業局長
 CNFにつきましては、もともと篠原知事戦略監が企業局長をされていたときに始めた経緯もあって、当初企業局で主にやっておりました。現在企業局でCNFを大きく進めているかというと、ほぼ経済産業部に移行しております。例えば大人が使う紙おむつの場合はお子さんと違ってにおってはいけないということで、銀をたくさん使って外に漏れない製品のように今のCNF自体が特殊で非常に高くても売れる分野から、既にコスト競争が厳しい分野に狙いを定めて富士市に拠点を置きながら経済産業部が主体となってやっております。
 企業局としてCNFにかかわる最大の理由の1つは、やはりCNFにかかわっている企業がおられるときに、工業用水の関係でどうしても料金体系といったお話が多いです。それに対してCNFについて企業局が作成した冊子に載っていることをもとにして企業との話し合いもできる効果もございまして、CNF自体の突端はつくったというのと、今後も企業とのかかわりの中でCNFは宣伝させていただいたりといった形で使っていきたいと思っております。主体はもう経済産業部に移っていると認識しております。

○佐野委員
 ありがとうございます。
 水を売るための手段というか、関連しているという理解でいいでしょうか。どちらにせよ県が力を入れる大事な開発事業ですので、協調して進めていっていただきたいと要望します。

お問い合わせ

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