• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:11/08/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員
 一問一答方式でお願いします。
 令和2年度はオリパラの開催が延期されましたよね。令和元年度時点では令和2年度にオリパラを開催する予定だったと思いますので、令和2年度に向けて職員の増員や配置を厚くしたと思うんですが、何人くらい増員したのでしょうか。

○林政策管理局長
 オリンピック・パラリンピックの実施のために組織委員会や国への派遣を含めて約40人の職員を配置させていただきました。

○佐野委員
 了解しました。
 その方たちは、延期が決まって引き上げるなどはしなかったんでしょうか。

○林政策管理局長
 オリンピック・パラリンピックが延期と決まった後、令和2年度の職員数に変更はございませんでした。

○佐野委員
 致し方ないとは思うんですが、その間の業務の内容について政策管理局として何か指導はしたのでしょうか。

○林政策管理局長
 オリンピック・パラリンピックが延期になったことに伴う事務は当然発生しますし、大会実施における感染症対策の準備も進めていかなければいけませんでした。それとは別に全庁的にコロナ関係の支援金の相談や申請受付、保健所の支援といった応援業務に職員を配置させていただきました。

○佐野委員
 支援金の支給等には大変な手続がかかるので、そちらの応援にということは納得できる対応だと思います。

 令和2年度はそのように職員がしっかりとした動きを取っていて、様々な箇所でオリパラ成功に向けての役割をしていたと理解してよろしいでしょうか。

○林政策管理局長
 オリンピック・パラリンピックそのものの準備業務も当然ございますし、オリンピックを開催するためと言ったら言い過ぎかもしれませんが、県のコロナ対策の応援業務を行ったということで6番委員御指摘のとおりでございます。

○佐野委員
 県民にしてみると、オリパラが延期になってしまって、国に派遣された人などは一体どんな仕事をしていたのかと率直な疑問を聞かされることもありました。その人たちの努力のおかげであのようなオリパラができたと納得しています。ありがとうございました。

 次に、障害者の文化活動について伺います。
障害者文化芸術活動支援センター「みらーと」の取組でまちじゅうアート推進事業があるんですが、そちらには予算的にどのような支援をしているのでしょうか。

○室伏文化政策課長
 まちじゅうアートにつきましては、障害のある人の作品を企業、店舗等に有償で貸し出して、レンタル料の一部を還元する事業でございまして、県から事業者に委託しております。

○佐野委員
 まちじゅうアートの事業は県からの委託事業で出資も県が100%しているという捉え方でよろしいですね。

 県庁の中にも作品が展示されていますが、それは県庁の施設管理の中で行っているのか、まちじゅうアートの一環として行っているのか、どちらなのでしょうか。

○室伏文化政策課長
 県庁の中は、県庁障害者アート空間化事業で、別途予算を取ってやっております。

○佐野委員
 スポーツ・文化観光部で予算を取ってやっているということですね。またたくさん広がっていくことを期待したいと思います。

 最後に、地域ぐるみの文化財保存・活用推進事業について伺います。
コロナ禍で不用額も出ているようですが、地域ぐるみの文化財保存・活用推進事業はすごくいいタイトルの事業だと思うんですけれども、昨年度県が集中的に修理したり保存活動に取り組んだりした事例を教えてください。

○三保文化財課長
 文化財の修理は、建造物や史跡の整備事業、樹木の樹勢回復事業など様々なものがございます。そういった中でやはり建造物の修理事業が非常に費用もかかります。令和2年度におきましては、例を挙げますと、静岡浅間神社の修復事業に対しましておおよそ3000万円程度の補助金を支出しております。そのほか、久能山東照宮に対しましても3000万円弱の補助金を出しております。

○佐野委員
 了解しました。
修繕には、修理費を出す場合と維持管理費を出す場合があると思うんですが、県指定文化財の維持管理事業を見ますと16件で36万円ということは1件当たり2万円くらいが県の文化財の管理費の金額なんでしょうか。

○三保文化財課長
 管理費補助金につきましては、例えば建造物に設置してある火災報知機や防犯設備などの点検費用ですので、金額は低いというところでございます。

○佐野委員
 文化財を所有している方からは、維持管理に大変経費がかかるとよく聞きます。
昨年度はコロナ禍で修繕の事業等が進まなかったので不用額が多いとは思うんですが、何とか予算を増やしてくださいという切実な訴えも聞きますので、不用額が出るのは残念という気もしました。これについてはいかがでしょうか。

○三保文化財課長
 文化財の保存修理に係る予算につきましては、基本的には文化財所有者等の要望に基づいて予算計上をしております。しかし年度を進みますとやはりいろんな財政状況等がありましてお金が工面できないことも生じます。そういったことから予定した事業が取りやめになり不用額が生じてしまいます。
県といたしましては、今後も密に調整いたしまして不用額が発生しないよう努めてまいりたいと考えております。

○佐野委員
 分かりました。コロナ禍で収入も減っている文化財もありますので、そのようなところへの支援を課題として考えていっていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp