• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:森 竹治郎 議員
質疑・質問日:11/04/2020
会派名:自民改革会議


○森委員
 一括質問方式で、ただいまの質問に若干関係する質問をしたいと思います。
 今、3番委員からも工業用水道事業及び水道事業の積立てなどについての質問がありました。令和元年度はそれぞれ工業用水道事業及び水道事業は剰余金を出して皆さんの努力の成果が分かるわけですけれども、特に3番委員も心配されておりましたがこれか災害がいつ起きるか分からない、今回みたいなコロナ禍で非常に対応が難しいことを考え積立てをやっているわけです。特に建設積立金については皆さん方の計画どおりに今進んでいるのかどうか尋ねたいと思います。

 それから、次は地域振興整備事業についてです。
 今年度も先ほどの渡邉地域整備課長のお話のとおり努力の成果があり、小山町の分譲地のあと1つも大分目途が立ってきたとのお話で大いに結構なこと。しかし地域振興整備事業については、過去には宅地分譲などで非常に企業局が困難に陥ったこともあります。これは松下企業局長や年配の皆さんは御存じだと思う。近年は宅地分譲から企業誘致に変えて順調に推移している。そして今回の監査委員の意見についても皆さん方の努力について非常に好意的に書いてある。監査委員もそれなりに評価してくれていたと受け止めていますけれども、これからこういった状況を踏まえて、欠損金以上に資本金も大分充実してきているわけです。今後の企業局での取組などについても、お尋ねしたいと思います。

○内藤経営課長
 まず工業用水道事業の積立金です。
 先ほども答弁を差し上げましたように、本当は減価償却費が積み上がってきたもので更新ができればいいのですけれども、そこがとても足りないので、本当は毎年利益をしっかり積み立てていかなければいけない。しかし昨年度も黒字が1億8000万円だけであったとのことで、企業債償還にまず充当して残ったものを建設改良積立に積み立てますけれども、これはもう少しあったほうがいいと我々も認識しております。足りない分につきましては企業債を借りるとか料金改定をお願いするといったことで対応していきます。

 それから、地域振興整備事業会計の今後につきましてですけれども、欠損が137億円余ある一方で209億円の利益が積み上がっており、現状では資金が72億円余ございます。これらを活用して、小山をやる前まではしばらく専らオーダーメードでやっていましたが、資金もできてきましたので、今後はセミ・レディーメード――積極的に市町村の負担が少なくて済む形で県と一緒になって先行造成する制度をつくってございますので、積極的な用地供給を推進してまいりたい。利益を出して未処理欠損金の縮減に努めてまいります。

○森委員
 今、答弁を頂いたわけですけれども、私どもは議会として決算審査をこれからもやると考えると、企業局の皆さんにおかれては、例えば地域振興整備事業などについてはもう少し、企業何社、そして雇用が何人増えてきた、あるいはそれがまた県税収入、法人関係税、そして地域経済にプラス影響がどういう面で出ているのかについても、できれば決算審査をやるときに説明資料として配付していただければ、皆さん方のより詳しい事業、どういう取組をやっているのか、私たちも県民の代表として地域経済に、あるいは県の行政にどういうようにプラスになっているのか、より理解できるのではないかと思うのです。こういう考えについてどのように思いますか。

○松下企業局長
 地域振興の効果を最大化することで始めておりまして、今2番委員のおっしゃった形で進められることが一番大きいのですが、県全体で見たときに先ほどの企業立地との絡みでいくと、我々の起用度は大体17%ぐらいです。それが最近我々も頑張ってできるだけ伸ばしていこうといったことで。ただ単年度で見たときに今回は25%だったけれども、これは県全体の立地件数の中で占める割合になりますので毎回25%というのが非常に難しいかもしれません。ただ小山のレディーメード方式は我々にとってリスクもすごく高かったのですが、大区画でやったことによって、2番委員の質問に全て答えられるわけではありませんが、一部において初進出の企業がたくさん来てくれた。それも東京進出を目指す企業が静岡県に来てくれてなおかつ成長産業が来てくれた。食品だったり、化粧品だったり、女子大生も含めた大学生や研究者が入ってくれるところもありましたので、そうした成長産業と事業効果が大きく、なおかつ圏央道のところにはかなり巨大な企業群が来たことがあり内陸フロンティアでやることができました。今後も湖西市を中心とした三遠南信も含めそうした部分が我々の資金だけでどこまでできるか問題はございますけれども、ある程度の事業効果が発揮できる誘致ができるのではないかと期待しております。またそれができるようにできる限り努めていきたいと思います。
 2番委員の質問に全て答えているわけではないので申し訳ない部分もあるのですが、我々はそういう大きなつかみの中から地域の皆さんと声を合わせて、その中で相乗効果の高いもの、GDPの点とか、あるいはその間の雇用、そこへの投資額といったものはある程度明らかにすることもできると思いますので、できることから1つずつやっていきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp