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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年2月定例会文教警察委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 03/01/2023 会派名:


○池上教育長
 教育長の池上でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、今議会にお諮りしております教育委員会関係の議案について説明いたします。
 01教育委員会フォルダ内にあります資料番号01教育委員会説明資料をお開きください。その2ページを御覧ください。
 初めに、1令和5年2月県議会定例会提出議案の概要についてであります。
 お諮りしている案件は、令和5年度一般会計予算及び別号議案4件、令和4年度一般会計補正予算1件の計6件であります。
 なお、資料番号02の配付資料に提出議案関係の説明資料、議案、議案説明書での掲載箇所につきまして一覧表でお示ししましたので併せて御参照ください。
 まず、第1号議案「令和5年度静岡県一般会計予算」についてであります。
 (1)総括表の最下段に記載のとおり、教育委員会所管分の令和5年度当初予算額は2002億2276万5000円で、今年度当初予算と比較して108億1817万6000円、前年度比5.1%の減となります。
 人件費は1674億3000万円で、定年延長に伴う退職手当の減などにより5.6%の減、事業費は327億9276万5000円で、主に県立学校の施設整備事業など単独事業が減少したことにより2.6%の減となります。
 3ページを御覧ください。
 (2)債務負担行為は、表に記載のとおり委託契約6件、賃貸借契約4件、4ページにかけて記載の工事契約15件、計25件となります。
 なお、当初予算の主要事業につきましては、資料番号03の主要事業参考資料としてお配りいたしましたので御参照ください。また予算の詳細につきましては、補正予算も併せて後ほど教育部長から御説明いたします。
 5ページを御覧ください。
 次に、条例案についてであります。
 第20号議案「静岡県立学校設置条例の一部を改正する条例」についてであります。
 静岡県立ふじのくに国際高等学校を設置するため所要の改正を行うものであります。
 6ページを御覧ください。
 第23号議案「静岡県教育委員会職員等定数条例の一部を改正する条例」についてであります。
 国の標準法などに基づいて教職員定数の改正を行います。
 7ページを御覧ください。
 第25号議案「静岡県教職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。
 これは夜間中学校の設置に伴い特殊勤務手当を新設するものであります。
 8ページを御覧ください。
 第30号議案「博物館法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」についてであります。
 (2)改正の概要に記載のとおり静岡県青少年のための良好な環境整備に関する条例について、引用条項の改正など所要の改正を行うものであります。
 9ページを御覧ください。
 第40号議案「令和4年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 (1)総括表の補正額の欄に記載のとおり、補正予算額は10億4119万6000円の減額であります。この結果、今年度の予算累計額は2118億6314万5000円となります。
 (2)事業概要に主な増額分と3億円以上の減額分の事業を掲載しております。
 (3)繰越明許費は、10ページにかけて記載の4事業について年度内に事業を完了することが困難と予測されるため繰越明許費の議決を求めるものであります。
 (4)債務負担行為は、表に記載の委託契約1件について変更の議決を求めるものであります。以上が今議会に提出する議案になります。
 次に、所管事項について説明いたします。
 11ページを御覧ください。
 2静岡県教育振興基本計画(2022年から2025年度)の評価(教育行政の点検評価)についてであります。
 静岡県教育振興基本計画の令和4年度の評価結果を取りまとめたので県議会に提出するものであります。
 静岡県教育振興基本計画に基づいた取組を自己評価した後、教育振興基本計画推進委員会による外部評価を実施しました。評価結果の概要は2に記載のとおりとなります。
 なお、評価結果につきましては県ホームページで公開するとともに今後の教育行政に反映させてまいります。
 12ページを御覧ください。
 3令和5年度教育委員会事務局体制の見直しについてであります。
 1に記載のとおり、新県立中央図書館整備に向けての体制を強化するため新図書館整備課を新たに設置いたします。
 また、2に記載のとおり魅力ある学校づくりの推進等に対応するため高校教育課等の定数を増員いたします。
 13ページを御覧ください。
 4コンプライアンスの推進についてであります。
 教職員の懲戒処分が多発しコンプライアンスの一層の徹底が求められる中、県教育委員会では2に記載のとおり児童生徒が被害者となる不祥事案の根絶に向けた対策や交通事犯・事故の削減に向けた対策に重点的に取り組んでまいりました。
 14ページを御覧ください。
 今後は、3に記載のとおり原因別分類6類型を活用した研修の実施など不祥事研修を他人事としない新たな取組を重点取組に加え、教職員一人一人に対して公教育を担う重みの自覚を促すとともに、具体的実践的な指導や研修を通じて職員全体の一層の綱紀粛正と使命感・倫理観の高揚を図り教育行政の信頼確保に努めてまいります。
 15ページを御覧ください。
 5新型コロナウイルス感染症への対応状況についてであります。
 現在、県立学校では1(1)から(3)の表に記載のとおり感染防止対策を講じた上で学校教育活動を行っております。今後も安定した学校教育活動が維持できるよう取り組んでまいります。
 19ページを御覧ください。
 6静岡県SDGsスクールアワード2022の実施についてであります。
 本年度新たに、子供たちが持続可能な社会のつくり手となり県内にSDGsの理念を広く根づかせることができるよう静岡県SDGsスクールアワード2022を開催いたしました。学校における児童生徒のSDGs達成に向けた取組を募集したところ、47校113チームから応募がありました。2に記載のとおり地域と連携した環境活動など、児童生徒が主体的に実施した優れた取組を県教育長賞として決定し、3に記載のとおり表彰式を開催したところであります。今後は4に記載のとおり全ての学校におけるSDGsの取組を促進するとともに、企業等と連携し取組を具体化、発展させるような仕組みを検討してまいります。
 20ページを御覧ください。
 7ICT教育の推進についてであります。
 県教育委員会では1人1台体制の整備を踏まえ、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びや協働的な学びを実現するため、ICTを活用した効果的な教育活動を推進しております。
 21ページを御覧ください。
 8県立学校施設の老朽化対策についてであります。
 1(1)に記載のとおり、県立学校の主な校舎204棟のうち昭和56年以前に旧耐震基準で建築された校舎が125棟あり、2の表の上段に記載のとおり令和4年度までに14校19棟の建て替え等に着手いたしました。来年度は沼津東高等学校及び静岡北特別支援学校の2校4棟の建て替えの設計に着手する予定です。
 22ページを御覧ください。
 9県立高等学校トイレ洋式化の推進についてであります。
 県立高等学校施設の魅力向上のため、来年度からトイレの洋式化を積極的に推進してまいります。2の表に記載のとおり老朽改築の予定のない25校35棟を対象に洋式化を進め、来年度は全体のうち12校16棟の設計に着手する予定です。
 23ページを御覧ください。
 10県立ふじのくに中学校(夜間中学)の開校についてであります。
 県立ふじのくに中学校が夜間中学として本年4月に開校いたします。
 教育課程上の特徴的な取組といたしましては、1(2)に記載のとおり生徒一人一人の背景や状況に応じたきめ細かな支援体制を構築できるよう全ての授業でティームティーチングを実施するとともに、日本語能力や学習の習熟度に応じたコース設定をいたします。またICTで両教場や学校外を結ぶ遠隔教育により、様々な人たちとつながる場面を設け生徒が多面的、多角的な考え方を育めるよう支援してまいります。
 24ページを御覧ください。
 令和5年度の入学予定者数は、2(1)に記載のとおりです。また教職員配置は(2)に記載のとおり各教場に管理職、全教科の教員、養護教員、事務職員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを配置し、丁寧できめ細やかな支援体制を整えてまいります。
 25ページをお開きください。
 11県立学校の就職状況についてであります。
 生徒の就職を支援するため、職場開拓や面接指導などを行う外部人材を活用し就職を希望する全ての生徒が希望の就職先に就けるようきめ細やかな指導を行ってまいります。全日制高等学校におきましては1に記載のとおり内定率は昨年よりも0.5ポイント高い97.2%、特別支援学校におきましては2に記載のとおり内定率は昨年よりも5.6ポイント高い76.5%となっております。今後も就職コーディネーターの活用等を通じて未内定者の減少に努めてまいります。
 26ページを御覧ください。
 12静岡県立高等学校における今後の在り方の検討についてであります。
 2月9日の第3回県立高校の在り方検討委員会では基本方針に係る協議を行い、学びの変革、地域との連携、教育基盤の確立の3つを今後の大きな方針とし引き続き議論を深めていくことといたしました。今後は3月7日に開催される第4回検討委員会の議論を踏まえ今年度中に基本方針を策定し、各地域の意見を丁寧に聞きながら、県立高校の在り方の具体的な検討を進めてまいります。
 27ページを御覧ください。
 13清水南高等学校芸術科への演劇専攻の設置についてであります。
 清水南高等学校では令和3年度よりオンリーワン・ハイスクール事業でカリキュラムの研究に取り組みSPACと連携協定を締結するなど演劇と深い関わりを持っており、令和6年度より清水南高等学校芸術科に演劇専攻を設置いたします。
 28ページを御覧ください。
 14中東遠・浜松地区新特別支援学校の設置についてであります。
 静岡県立特別支援学校施設整備基本計画に基づき、中東遠地区及び浜松地区の特別支援学校における施設狭隘化の解消と通学負担の軽減を図るため、令和9年4月の開校を目指して旧磐田市立豊田北部小学校跡地に新たな特別支援学校を整備いたします。
 29ページを御覧ください。
 15県立学校における医療的ケア児への就学支援についてであります。
 医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律の基本理念にのっとり、保護者の付添い負担軽減を図るため、医療的ケア児が安定して学習を継続できるよう県が委託した訪問看護師が保護者に代わって当該児童生徒に付き添い必要な医療的ケアを行います。
 30ページを御覧ください。
 16学校部活動の地域連携並びに地域クラブ活動への移行についてであります。
 令和4年12月スポーツ庁、文化庁より学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドラインが示され、令和5年度から7年度の改革集中期間が改革推進期間と改められ、達成時期は一律に定めないことが明示されました。国のガイドラインでは、県に求めることとして3に記載のとおり部活動の在り方に関する方針の策定等が示されており、その対応として5に記載のとおり学校部活動の地域連携や地域クラブ活動の在り方等に関する方針を先月策定し、各市町が検討する際の指針となるよう市町教育委員会に示したところであります。なお策定した方針につきましては、資料番号05の別冊として配付させていただいております。
 31ページを御覧ください。
 17新県立中央図書館の整備についてであります。
 1に記載のとおり設計の遅れによりスケジュールを見直したところであります。令和5年度から実施設計に取りかかり埋蔵文化財の発掘調査、木材調達や事業構想策定に関する支援を受けて施設整備を進めるほか、新たに機能を付加する子供図書館用の図書の購入や貴重書の外装などソフト面での整備も進めてまいります。埋蔵文化財の調査は2に示した工区で実施してまいります。いよいよ現地での作業に着手することになりますので、図書館の移転に関心が低い方々にもPRできる機会になると考えております。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどどうぞよろしくお願いいたします。

○水口教育部長
 教育部長の水口です。よろしくお願いいたします。
 私からは、教育委員会の主要事業及び美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略の評価について説明いたします。
 資料が変わります。001議案・議説・説明要旨フォルダ内にあります資料番号04議案説明書令和5年度分の160ページをお開きください。
 初めに、令和5年度静岡県一般会計予算であります。
 第11款教育費第2項教育委員会費第1目教育委員会費1146万1000円は、教育委員会の開催運営等に要する経費であります。
 第2目教育総務費は49億9684万3000円であります。
 161ページを御覧ください。
 (1)職員給与費43億6783万5000円は、事務局職員の人件費であります。
 (5)ICT教育推進事業費5億5060万円は、コンピューターの整備やネットワークの保守運用、スクールDXの推進などに要する経費であります。
 162ページを御覧ください。
 第3目教育管理費は149億8084万3000円であります。
 163ページを御覧ください。
 (6)県立学校等施設整備事業費27億500万円は、中東遠・浜松地区新特別支援学校などの施設整備を行う経費であります。
 (7)県立学校等長寿命化事業費93億4800万円は、県立学校の建て替えや長寿命化改修などを計画的に進める経費であります。
 (8)県立学校施設魅力向上事業費4540万円は、高等学校のトイレの洋式化改修を進める経費であります。
 第4目教育厚生費は2億3510万7000円で、(1)教職員健康管理事業費2億3078万7000円は、教職員の健康診断等に要する経費であります。
 第5目恩給及び退職年金費2349万1000円は、地方公務員等共済組合法施行前に退職した教職員の恩給等であります。
 164ページを御覧ください。
 第6目総合教育センター費2億4060万円は、同センターの管理運営を行う経費であります。
 第3項小学校費582億6372万3000円は、小学校教職員の人件費、活動旅費であります。
 165ページを御覧ください。
 第4項中学校費第1目教職員費355億1042万4000円は、中学校教職員の人件費、活動旅費であります。
 166ページを御覧ください。
 第2目中学校管理費2150万円は、夜間中学であるふじのくに中学校の管理運営等を行う経費であります。
 第5項高等学校費第1目高等学校総務費444億9594万2000円は、高等学校教職員の人件費であります。
 167ページを御覧ください。
 第2目高等学校管理費は93億4542万2000円であります。
 (1)高等学校管理運営費33億1121万9000円は、県立高校の管理運営費や教職員旅費であります。
 168ページを御覧ください。
 (2)高等学校生徒修学奨励費60億3420万3000円は、保護者の経済的負担の軽減を図る就学支援金の給付等に要する経費であります。
 169ページを御覧ください。
 第7項特別支援学校費第1目特別支援学校費251億3731万6000円は、特別支援学校教職員の人件費、活動旅費であります。
 170ページを御覧ください。
 第2目特別支援学校管理費は28億186万1000円であります。
 (1)特別支援学校管理費22億8186万1000円は、特別支援学校の管理運営等に要する経費であります。
 171ページを御覧ください。
 このうちキ県立学校医療的ケア児就学支援事業費1億970万円は、医療的ケア児の通学及び在校時の訪問看護師による支援体制を整備する経費であります。
 第8項学校教育費第1目高校教育費は9億2369万8000円であります。
 (1)高校教育指導費8億3768万円は、教科指導等の研究や実践などに要する経費であります。
 172ページに参りまして、このうちコ国際バカロレア教育導入推進事業費9360万円は、令和6年4月に開校するふじのくに国際高等学校への国際バカロレア教育導入の準備を進める経費であります。
 サ探究マインド育成事業費480万円は、探求的学習を推進するため教員のスキルの向上や情報共有等を図る経費であります。
 シ演劇教育導入推進事業費6200万円は、清水南高等学校芸術科への演劇専攻設置に向けた施設整備を進める経費であります。
 第2目義務教育費は10億4275万2000円であります。
 173ページを御覧ください。
 (1)スクール・サポート・スタッフ配置事業費4億4040万円は、教員の負担軽減を図るためスクール・サポート・スタッフを公立小中学校全校に配置する経費であります。
 (2)ハートフルサポート充実事業費4億7920万円は、公立小中学校及び特別支援学校にスクールカウンセラーの派遣等を行う経費であります。
 (10)不登校対策推進事業費260万円は、公的教育機関と民間施設との連携等により不登校対策を推進する経費であります。
 第3目特別支援教育費は3245万5000円であります。
 174ページを御覧ください。
 (2)特別支援学校外部専門員活用事業費1980万円は、特別支援学校に就労を支援する外部専門員を配置する経費であります。
 第4目健康体育費は9億4793万2000円であります。
 (1)学校体育振興費2億8393万6000円は学校体育等の充実に要する経費で、このうちカ中学校の持続可能な部活動推進事業費2810万円は部活動の地域移行・地域連携等に向けた実証事業を実施する経費であります。
 175ページを御覧ください。
 第9項社会教育費第1目社会教育費は5521万7000円であります。
 (3)地域学校協働活動推進事業費3891万2000円は、地域学校協働本部を設置し地域ぐるみで子供を育てる体制を構築する経費であります。
 176ページを御覧ください。
 第2目図書館費は3億5769万円であります。
 (2)県立中央図書館資料充実費8690万円は、図書、郷土資料、電子書籍の購入等を行う経費であります。
 (3)新県立中央図書館整備事業費1億6800万円は、新県立中央図書館の整備に向けた埋蔵文化財発掘調査等を行う経費であります。
 第3目青少年対策費1278万8000円は、健全な青少年の育成や青少年関係団体に対して助成を行う経費であります。
 177ページを御覧ください。
 第4目青少年の家費3億5570万円は、社会教育施設の管理運営に要する経費であります。
 185ページを御覧ください。
 第12款災害対策費第6項教育施設災害復旧費第1目現年災害教育施設復旧費4億3000万円は、災害により被害を受けた施設の復旧を行う経費であります。
 次に、債務負担行為であります。
 218ページを御覧ください。
 中段の58は、教育総合ネットワークシステムサーバ機器賃貸借契約であります。
 59は佐久間地区教職員住宅の地盤変動影響調査委託契約、60から62までは中東遠・浜松地区特別支援学校ほか2校の校舎の建設設計委託契約であります。
 63は浜松工業高等学校、219ページに入りまして64は静岡東高等学校のそれぞれ建て替えに伴うプレハブ校舎のリース契約であります。
 65から220ページの77までの13件は、志榛地区新構想高等学校ほか5校の校舎改修、清水東高等学校ほか1校の建て替えに伴う旧校舎解体、富士宮東高等学校ほか4校の新校舎建築の工事契約であります。
 78及び79は志榛地区新構想高校へのバカロレア導入に向けた新校舎の建築設計及び既存施設改修工事の契約であります。
 80は清水南高等学校の格技場の改修工事契約であります。
 81は新県立中央図書館の整備に向けた木材調達支援業務の委託契約であります。
 221ページの82は、県立中央図書館総合電算管理システムのサーバー等の賃貸借契約であります。
 以上が令和5年度関係であります。
 次に、令和4年度静岡県一般会計補正予算について説明いたします。
 資料が変わりまして、資料番号05議案説明書令和4年度分をお開きください。
 112ページを御覧ください。
 第11款教育費第2項教育委員会費第1目教育委員会費は189万1000円の減額で、教育委員報酬等の補正であります。
 第2目教育総務費は677万3000円の減額で、(1)職員給与費の事務局職員の人件費の補正や113ページに移りまして(5)ICT教育推進事業費の確定などに伴う補正であります。
 114ページを御覧ください。
 第3目教育管理費は13億180万円の減額で、県立学校の整備等の事業費の確定などに伴う補正であります。
 第4目教育厚生費は2234万4000円の減額で、教職員の健康診断の事業費の確定に伴う補正であります。
 115ページを御覧ください。
 第5目恩給及び退職年金費は182万3000円の減額で、教職員の恩給等の確定に伴う補正であります。
 第6目総合教育センター費は2110万1000円の増額で、光熱費高騰等に伴う補正であります。
 第3項小学校費は5億2499万3000円の増額で、教職員の人件費、活動旅費の確定に伴う補正であります。
 116ページを御覧ください。
 第4項中学校費は1億277万8000円の増額で、先ほどの小学校費と同様の補正であります。
 117ページを御覧ください。
 第5項高等学校費第1目高等学校総務費は4735万円の増額で、高等学校教職員の人件費の確定に伴う補正であります。
 第2目高等学校管理費は667万8000円の増額で、118ページの(1)高等学校管理運営費の光熱費高騰等や(2)高等学校生徒修学奨励費の確定に伴う補正であります。
 119ページを御覧ください。
 第7項特別支援学校費第1目特別支援学校費は7406万円の増額で、教職員の人件費、活動旅費の確定に伴う補正であります。
 120ページを御覧ください。
 第2目特別支援学校管理費は286万7000円の増額で、(1)特別支援学校管理費の光熱費高騰等や121ページの(2)特別支援学校就学奨励費の確定に伴う補正であります。
 第8項学校教育費第1目高校教育費は6465万2000円減額で、(1)高校教育指導費の確定などに伴う補正であります。
 122ページを御覧ください。
 第2目義務教育費は6570万9000円の減額で、(1)スクール・サポート・スタッフ配置事業費の確定などに伴う補正であります。
 123ページを御覧ください。
 第3目特別支援教育費は1496万8000円の減額で、(1)特別支援学校外部専門員活用事業費の確定に伴う補正であります。
 第4目健康体育費は5978万7000円の減額で、(1)学校体育振興費の確定などに伴う補正であります。
 124ページを御覧ください。
 第9項社会教育費第1目社会教育費は232万3000円の減額で、(3)しずおか寺小屋推進事業費の確定などに伴う補正であります。
 第2目図書館費は383万9000円の増額で、125ページの上段(1)県立中央図書館管理運営費の光熱費高騰に伴う補正であります。
 第3目青少年対策費は278万円の減額で、(2)ネット依存対策推進事業費の確定などに伴う補正であります。
 第4目青少年の家費は601万円の減額で、(1)青少年の家等管理運営費の確定に伴う補正であります。
 130ページを御覧ください。
 第12款災害対策費のうち下段にあります第6項教育施設災害復旧費第1目現年災害教育施設復旧費は2億7400万2000円の減額で、131ページに移りまして上段(1)補助現年災県立学校等災害復旧費の確定などに伴う補正であります。
 141ページを御覧ください。
 繰越明許費の変更についてであります。
 中段の教育管理費は、既に議決を頂いている4200万円に加え県立学校等長寿命化事業など13億5600万円について年度内に事業を完了することが困難と予想されるため、追加の議決を求めるものであり補正後は13億9800万円になります。
 144ページを御覧ください。
 次に、追加についてであります。
 中段の高校教育費600万円は、国の補正予算に係るきめ細やかな生徒支援充実事業において年度内に事業を完了することが困難と予想されるため議決を求めるものであります。
 図書館費3000万円は新県立中央図書館整備事業において、145ページに移りまして2段目現年災害教育施設復旧費7800万円は現年災害教育施設復旧事業において、いずれも計画、設計に関する諸条件の調整に不測の日時を要したことにより年度内に事業を完了することが困難と予想されるため議決を求めるものであります。
 次に、債務負担行為であります。
 146ページを御覧ください。
 令和3年2月県議会において議決を得た72新県立中央図書館建築設計委託契約について、契約期間を延長する変更の議決を求めるものであります。
 続きまして、美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略の評価について御説明いたします。
 資料が変わります。005総合戦略評価書案のフォルダ内にあります資料番号02美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略の評価をお開きください。
 1ページを御覧ください。
 1概要であります。
 令和2年3月に策定した第2期美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略について、進捗状況の評価を実施いたしました。
 2PDCAサイクルの流れであります。
 左側にありますとおり、総合戦略では5つの戦略に65の施策パッケージを位置づけ取組を進めております。総合戦略ではPDCAを徹底し、右側にありますとおり自己評価等に加え県議会の審査を経て次年度の施策展開に反映してまいります。
 3今年度の評価方針であります。
 KPIの進捗状況を評価し課題解決に向けた今後の取組方針を明示するとともに、KPIの見直しを行います。
 4スケジュールであります。
 本定例会での審査を踏まえ、令和5年3月に評価結果を公表したいと考えております。なお評価書案の所管部局を同フォルダ内の資料番号01所管委員会一覧でお示ししておりますので、後ほど御参照ください。
 それでは、教育委員会が所管する今後の取組方針について説明いたします。
 12ページを御覧ください。
 重点課題1若者・女性の県内への就業の拡大におきまして、6つ目のチェックマークにありますとおり大学進学前の高校生に県内産業や企業への理解を深めるため学校と地元企業が連携して探求的な学習を行うなど、特色あるキャリア教育を推進してまいります。
 18ページを御覧ください。
 戦略3“ふじのくに”ならではの魅力ある暮らしを提供し、新しい人の流れをつくるでは、3つ目のチェックマークにありますとおり生徒の主体的な学びを深める探求活動の加速化や志榛地区新構想高校での国際バカロレア教育の導入のほか、スクールDXにも引き続き取り組み多様で魅力ある学びの場づくりを推進してまいります。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○江間委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより教育委員会関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言をお願いいたします。

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