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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○曳田委員
 よろしくお願いします。大きく3点ほど分割質問方式でお願いいたします。
 まず、総務委員会説明資料9ページの4ウイズコロナに対応した広報の取組で重ならないように質問したいと思いますけれども、(2)新たな手法による取組で職員自身が動画に出演するなど動画での発信を全庁的に強化とあります。私はまだ見ていないんですが、現時点においては非常にコロナが蔓延しているんだけれども後藤疾病対策課長などから個人的にいろんなお話を聞くと、例えば発症してからPCR検査を受けました、陽性になりました、ところがその頃には感染力が大分弱まっていると聞きました。非常に面白いなと思ったんですが、まず全庁的に強化とありますけれども、反応はいかがだったのか、それから大体どの程度の人が見ているか、まずお伺いします。

○横山広聴広報課長
 ウイズコロナに対応した広報の取組のうち、新たな手法による取組についてお答えします。
 今年度から職員出演による動画発信を強化しておりまして、目標50本程度と思っていたんですが既にこれまで100本以上の動画を配信しております。まず動画を見てもらわなければ伝わらないと思いますので、動画によりそれぞれ視聴回数はまちまちなんですけれども、例えば人権週間に合わせてやったコロナ差別をやめようという動画については短期間で6万回ぐらいの視聴があったり、そのほか具体的に言うと自動車税の納期限を延ばしましたとか納期限猶予の話を職員が紹介しましたところ2万回弱の視聴があったり、かなり視聴されているのが実情でございます。また分かりやすい、参考になったというコメントも寄せられているところでございます。

○曳田委員
 質問が前後して申し訳ないんですけれども、例えばユーチューブで発信しているなど県民が何をもってここにたどり着くのか確認したいです。

○横山広聴広報課長
 動画はユーチューブで配信しておりまして、ふじのくに静岡県庁チャンネルに登録していただければプッシュ型でこういう動画が更新されましたとユーザーに届くようになっております。そのほか例えば県民だよりや新聞でもQRコードを載せるようにしているので、読み込んでいただければその動画を見られまして、現在ユーチューブ登録者が1万人を超えている状況でございます。

○曳田委員
 9月定例会で質疑したLINEの話と全然違うなという印象を受けるんですよね。新たな取組ということで今回初めて出てきたわけですけれども非常にこのことについては評価するんですが、静岡県の新ビジョン評価書案の263ページにマスメディアに取り上げられた県政情報件数が1万1402件でとどまっているというんですけれども、これは要するに全マスコミを合わせての数ですか。

○横山広聴広報課長
 マスメディアというのは新聞、テレビ、ラジオも含めてですけれども、広聴広報課の職員や各部局の担当がマスメディアに県政の情報が取り上げられた回数を調査しておりまして、それを全部足し上げた数字でございます。

○曳田委員
 総務委員会ですから広報を取り上げているわけですけれども、例えば新型コロナウイルス感染症について私も後藤疾病対策課長の感染に関しての話を聞くと非常にある意味で安心する部分もあります。例えばテレビ朝日の土曜日の「とびっきり!しずおか」によくがんセンターの倉井さんが出てくるんですね。非常に評価できるんですけれども、やはりユーチューブの場合は時間のあるときにぽっと見られるけれども、番組は例えば土曜日の午前中とか大体見る人は見るんですよね。6万回とおっしゃいましたけれども、こういうものはやっぱり非常に効果があると思うんです。これを僕はもっと拡大していってほしい。県民約370万人いるわけで全員とは言いませんが視聴率の世界では例えば紅白歌合戦が80%とか出てくるわけですね。これから話をしますけれどもウイズコロナで感染を拡大させない中で、まだみんなぼやっとしか分からない部分が結構多いんですよ。マスクをしなさい、3密を避けなさいと言いつつもじゃあそれがどういう効果があるかがなかなか分かりにくい。それが例えば後藤疾病対策課長の話を聞くと腑に落ちるものがあるものですからぜひそういうことも含めて、今新型コロナウイルス感染症ということでお話ししていますけれども、非常にユーチューブの視聴が多いと思いますのでどんどん視聴回数を上げていってもらいたい。そういう工夫をしていただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。よろしくお願いします。

 それから先ほどと同じ説明資料9ページ(2)ウ県民だよりの件で先ほど9番委員からお話がございましたが、気になるのが細かい話で申し訳ないんですけれども読みやすい紙面とするため横書きに統一とあります。新聞を見ると必ず全部縦書きで慣れているんですね。右開きなんですよ。見るのは縦なんです。だから何でここで読みやすい紙面にするため横書きに統一し、なおかつ左開きにするのか分かりにくいんですが、どういうことなんでしょうか。

○横山広聴広報課長
 県民だよりについてお答えします。
 県民だよりを見ていただくと分かるんですけれども、縦書きと横書きが混在している状態でございます。号によって違うんですけれども、かなり横書きが多い号もあれば、新聞に倣う形で縦書きが多い号もあり、横書きと縦書きが混在しているとさすがに見にくいという意見をアドバイザーの方からも頂いていたところでございます。
 あともう1つは、最近横文字の言葉や片仮名英語が非常に多く紙面に登場しまして、その場合縦書きに片仮名やアルファベットを書くとかなり見にくいので横書きにしたほうが見やすいという意見も頂戴しているところです。
 思い切った改革にはなってしまうかもしれませんけれども、今回見やすさの面で横書きに統一して1月号からリニューアルし横書きに合わせて左開きにする計画でございます。

○曳田委員
 細かいことで申し訳ないですけれども、僕は今の説明はなかなか納得できないんですがね。慣れているわけですよね、別にこだわってああだこうだ言ってもしょうがないけれどもやっぱり右開きで新聞を見る、皆さんもそうだと思うんですよ。何であえてこのような話になっていくのか。その流れで進んでいるんでしょうけれども、どこかいろんな問題が出るような気がしますので、検討なり検証をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

○横山広聴広報課長
 県民だよりについてお答えします。
 1月にリニューアルして発行するわけですが、リニューアルしましたという情報を載せまして、それについての御意見も併せて県民の皆様から寄せてもらう仕組みを取っております。朝令暮改ではないんですけれども、やはり縦書きが見やすいという意見が大数を占めるようでしたら、再度また検討させていただきたいと思っております。

○曳田委員
 分かりました。
 議会だよりは縦書きだよね、たしかね。だから議会だよりが縦書きで、県民だよりが横書きというのが僕はどうしても納得できないけれど、今そういうことで分かりました。とにかく結果を見るしかないですね。

 それから、先ほど7番委員から出た説明資料10ページのふじのくに士民協働施策レビューなんですけれども、読むと結構具体的に細かい提案が載っていて4改善提案の活用で施策等の改善に積極的に反映し、反映状況を来年3月に公表予定とあります。これはどういう形で公表するのか。それから個別具体的に書いてあるんですけれども、このとおりに反映するには当然予算もかかるでしょうけれども、その辺の考え方はどうなんでしょうか。

○杉山総合政策課長
 施策レビューの改善提案と反映の仕方の公表についてでございます。
 まず、施策レビューにつきましては、本年度3回目なんですけれども過去2回やったところで申し上げますと、それぞれの年度、各回でたくさんの県民意見を頂きます。それらを意見の内容あるいは趣旨に従って30ぐらいの意見に集約いたします。この改善提案の反映につきましては、30程度に集約された意見を今後の施策展開や事業展開の改善につなげていく形で毎年度作業してございます。3月の公表時期につきましては、現在私ども当局で様々な改善作業をやっておりまして、当然中には予算に関係するものもございます。2月定例会において予算案としてお諮りし、成立した後に併せてこの改善提案の反映状況を3月に公表するスケジュールで進めております。

○曳田委員
 当然予算がつく内容もあるでしょうから今の説明のとおりだと思うんですね。個別具体的な話になってきますと、多いか少ないかは別にしてせっかく126人の方が参加しているので、やはりある程度実現できる形の予算組みなり方向性に持っていくべきではないかと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 最後に、説明資料11ページの令和3年度当初予算編成方針の件で先ほどの9番委員の話と少しかぶるかもしれませんけれども、基本方針としてウイズコロナ、アフターコロナ時代を見据えた財政運営に必要な財源を確保するというすごくごもっともなお話だと思うんですね。私この間も当委員会でお話したんですけれども、やはり見通しはどうなのかと。今日は12月14日ですけれども、いよいよイギリスで12月8日にワクチン接種が始まったと盛んに今マスコミで取り上げられております。日本ではこの様子を見ながら、例えば来年6月ぐらいには接種が始まるだろうという見方もされています。いろんな副次的な要素はあるにしても、かなりこれが私自身は進むんではなかろうかという気がしています。ただ6月頃ということはあと半年間はウイズコロナだと思うんですね。今よくテレビでは感染者が非常に増えているけれども、死亡者や重症者はそんなに急激に伸びていないと言っています。それはどういうことかというと、治療法がある程度分かってきたということもあると思うんですが、ウイズコロナに関してはまさに今そんな状況にあるような気がするんですね。
 この予算配分の件で4部局調整案提出基準とあるわけですけれども、1つここにぜひ加えていただきたいのがやっぱり人に投下するのか、それとも施設も含めていろんな事業に投下するのか、今財源が限られている中で非常に難しい選択だと思うんですね。ただ私は例えば今困っている独り親家庭に配給するとか、あるいは病院が今非常に厳しい状況にあり、その病院で働く看護師がボーナスをもらえないという話もよく聞きます。僕は予算配分という意味では、どこに視点を置くかで大分変わってくるような気がするんですね。結局人に投資すれば県民税なりあるいは消費税なりが返ってくるわけですね。ところが物に投資すると非常に時間がかかる部分もある。あえてここでそのことを長々と議論するつもりはありませんけれども、さっき言ったワクチンができたとしても半年はかかる。でも6月以降もしかすると改善するかもしれない。そうすると来年4月以降は景気も少し上向くかもしれない。そういうことを見極めて僕は予算編成していくべきだろうという気がします。
 話は戻りますけれども、人の問題、それから事業の問題、その辺の考え方はどうでしょうか。そういうことは当てはまるでしょうか。

○水口政策推進局長
 明確に人と事業、物に分けて予算を充てている状況ではないんですけれども、資料2の3ページにもございますとおりリスクへの備えをしっかりとまずはやる。その中にはセーフティーネットの充実もありまして、まずは人がちゃんと生活できる状況をつくっていく。さらにフジノミクスによる経済の拡大のところにもございますとおり、やはり困窮された方または休業されている方が次の職をしっかりと探していくことも非常に重要になりますので、人に対して積極的な投資をしていく姿勢は今回の予算の中には色濃く打ち出させていただいております。当然人だけじゃなくていろんなことをやらなきゃならないんですけれども、そのような姿勢を組み込ませていただいているつもりでございます。

○曳田委員
 例えば自殺の問題にしてもあるいは生活できない状況に県民が1人もならないように、ぜひ目配せして令和3年度当初予算編成に臨んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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